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英語ができるエンジニアは就職先で有利になる!英語力のつけ方も解説

ITエンジニアは、英語を身につけることで就職先で有利に可能性が高いです。しかし、英語力に自信がない方はどうやって英語を勉強するべきか悩んでしまいますよね。この記事では、英語ができるエンジニアが就職先で有利になる理由や英語力のつけ方、英語を身につけるための勉強方法について解説していきます。日本のグローバル企業がエンジニアに求める英語力についても紹介するので、今の英語力が希望の就職先にフィットするかも併せて確認しましょう。英語力を活かせるグローバル企業の就職先を見つけたいエンジニアの方は、グローバル求人に特化した転職エージェントの『G Talent 』がおすすめです。エンジニアは英語ができると就職先で有利になる!日本で働くエンジニアは、英語ができると就職先で有利になる可能性が高いです。就職先で有利になる理由には、以下の4つが挙げられます。就職先で有利になる理由①|プログラミング言語は英語がベースのため就職先で有利になる理由②|最新情報は英語でリリースされるため就職先で有利になる理由③|オフショア開発が本格化しているため就職先で有利になる理由④|公用語が英語のIT企業もあるため就職先で有利になる理由① |プログラミング言語は英語がベースのためプログラミング言語は、基本的に英語をベースに作られています。そのため、英語を習得することでプログラミング言語として丸暗記するのではなく、ソースコードの英単語の意味が分かり理解がしやすくなるのが就職先で有利になる大きな理由の一つです。たとえば一般的な英語の「if」や「else」は、C言語やPython、JavaScriptやRubyなどさまざまなプログラミング言語で使われています。英語を習得することで、プログラミング学習をスムーズに使いこなすことができ就職先でも活躍することができます。参考:英語教育も?!プログラミングと英語の意外な関係/パプナビ就職先で有利になる理由②|最新情報は英語でリリースされる場合が多いためエンジニアが関わるIT分野は世界中で開発が進んでおり、特に世界を牽引するIT企業はGoogleやAppleなど英語圏の企業がほとんどです。そのため、一般的にIT業界の最新情報は英語で発信されています。翻訳ソフトが充実している現代であっても、翻訳ソフトを介さず英文を読むことができると理解が早いです。業界の最新情報をいち早くキャッチするためにも、就職先で活躍したいエンジニアは英語スキルを身につけておきましょう。参考:ITエンジニアに必要な英語力とは?よく使う単語やおすすめ勉強法など紹介/ユニゾンキャリアメディア就職先で有利になる理由③|オフショア開発が本格化しているため近年の日本ではIT人材不足などの理由から、システムの設計や仕様書の作成のみを日本で行い外国にある企業にプログラミングを委託するオフショア開発が進んでいます。そのため、英語ができる人材は現地スタッフとのコミュニケーションを担う人材として重宝されるのです。今後もオフショア開発は進むと考えられるため、英語ができるIT人材の希少価値は高まることが予想されます。参考:あらためて、オフショア開発とは|日本においてオフショア活用が進む理由/SHIFTASIA就職先で有利になる理由④|公用語が英語のIT企業もあるため日本では、社内公用語を英語にしているIT企業が増えています。社内公用語が英語の企業では入社時に一定レベル以上のTOEICスコア取得が推奨されている企業もあり、英語力があることで就職先に有利に働きます。たとえば世界的に有名なIT企業の楽天株式会社は、2021年時点で中途入社する際にメンバークラスでTOEIC600点、マネジメントクラスで650点、幹部クラスで800点の点数が必要です。英語力があるエンジニアは、希望する就職先で働ける可能性が高くなります。参考:デジタル転職Q&A/win3英語力のあるエンジニアが就職先で得られるメリット英語力のあるエンジニアが就職先で得られるメリットは、以下の5つです。さまざまな案件に参画できる社内外でのコミュニケーションがとりやすくなる効率良く仕事を進められる待遇アップやキャリアアップが見込める海外案件や海外駐在のチャンスに恵まれやすいさまざまな案件に参画できる英語ができるエンジニアは、就職先でさまざまな案件に参画できる可能性が高いです。たとえば、オフショア開発を行っている企業を就職先にすると、英語力を活かして日本の企業と海外のエンジニアをつなぐ役割ができます。英語力が高ければ、海外の企業と行うプロジェクトに参加できるかもしれません。近年では日本で働く外国人エンジニアの数が増加しているため、外国人エンジニアを含んだ開発チームを統括するマネジメント職に就ける可能性もあります。参考:プロジェクトマネージャーが英語を使えることで得られるメリット/レバテックキャリア社内外でのコミュニケーションがとりやすくなる英語が使えるエンジニアは仕事の幅が広がると同時に、社内や社外でコミュニケーションがとりやすくなります。オフショア開発の場合、ほかの国籍のさまざまなエンジニアと何気ない会話が英語でできるため、風通しの良い雰囲気を作ることができるのもメリットです。近年は日本国内のIT人材不足から、外国人エンジニアも増加しています。そのため、英語が使えるエンジニアは社内の英語を話すエンジニアとも翻訳ソフトなしでやり取りができ、信頼関係が構築しやすいです。参考:ハイブリッドコミュニケーションの世界で活躍するエンジニアへのソリューション/GDI効率良く仕事を進められる外国人エンジニアの増加やオフショア開発などのさまざまな理由から、IT業界の現場で英語を使う機会は増えています。英語ができないエンジニアは翻訳ソフトや通訳を活用しますが、英語力があると直接やり取りできるので業務の効率が高くなるのがメリット一つです。グローバル企業で働く場合、英語の文献や資料を読む可能性も高いです。その場合も、英語力があると効率的に情報をキャッチできます。インフラエンジニアとしてグローバルに展開するネットワークサービスの不具合に対応する際も、調査から解決までのスピードを早めることができ有利になります。参考:インフラエンジニアに英語力は必要か?英語力を身につけるメリットや水準を紹介!/パーソルクロステクノロジー待遇アップやキャリアアップが見込める英語力を身につけているエンジニアは、待遇アップやキャリアアップしやすいのもメリットの一つです。英語を身につけているエンジニアがグローバル企業で働くことで、クライアントとのやり取りを英語で行うことができ価値の高い人材と評価され有利になります。さらに英語を身につけていると最新情報をいち早くキャッチできるためスキルアップのスピードが速まり、キャリアやスキルが高めやすいです。参考:英語ができるエンジニア/キャリア(人生の選択肢)が超絶に変わります!【インフラエンジニア編】/MOUFLA BLOG海外案件や海外駐在のチャンスに恵まれやすい英語ができるエンジニアは、海外案件にも直接対応ができます。海外駐在のチャンスも広がり、英語ができないエンジニアよりもさまざまな業務に携われる可能性が増えます。海外案件や海外赴任が増えると、今後のキャリア形成にも有利になるでしょう。海外を視野に入れて活躍したいエンジニアは、英語の取得がマストです。参考:海外駐在のメリットと、その先にあるキャリア。海外勤務求人も紹介/JAC Recruitment日本のグローバル企業がエンジニアに求める英語力日本のグローバル企業がエンジニアに求める英語力は以下のレベルが一般的です。TOEICは700点が最低ライン英語のIT用語はおおむね理解できる読み書きだけでなく聞く力・話す力も重視されるバイリンガルやネイティブは圧倒的に有利TOEICは700点が最低ライン外資系企業やグローバル企業、社内公用語が英語の企業では、TOEICのスコアで入社の条件が設けられていることがあります。一般的な日本のグローバル企業の場合、TOEICのスコアは700点台が最低ラインです。日常会話で使用する英語だけでなくビジネスシーンで利用する英語も理解する必要があるため、一般的なビジネス英語の習得も行いましょう。参考:【足切りラインはどこ?】外資系企業でのTOEICスコア目安/Gariben式英語のIT用語はおおむね理解できるエンジニアとしてグローバル企業で働くには、英語のIT用語はおおむね理解できることが求められます。エンジニアによっても種類によって使う英語が異なるため、業務内容にあったIT用語の英語を身につけましょう。IT用語だけでなく、業界に関する英語も覚えておくとより活躍が期待できます。参考:ITの英語:ITエンジニアが知っておきたい英単語と表現/Think IT読み書きだけでなく聞く力・話す力も重視されるエンジニアが英語を就職先で活かすには、読み書きだけでなく聞く・話す力も大切です。海外の取引先や顧客と直接やり取りするケースもあり、英語での会話が求められるからです。さらに多くのIT企業では外国人エンジニアも増加しているため、日本語が理解できない場合のやり取りは英語になる可能性が高いです。社内・社外でのコミュニケーションをスムーズに行うためにも、英語を聞く力・話す力も身につけておきましょう。参考:英語学習は「話す」ことが大切!グローバル組織で働くエンジニアに聞く、学習方法と働き方/Findy Engineer Labバイリンガルやネイティブは圧倒的に有利バイリンガルやネイティブレベル程度の英語力があれば、仕事上圧倒的に有利になります。ビジネスレベル以上の英語力が身についているため論理的な思考が即座に英語で展開でき、会議でも発言がしやすくなるでしょう。海外に関係するプロジェクトへの参画や海外赴任のチャンスが増え、業務の幅が有利に広がります。参考:プログラミングは英語圏の人が圧倒的に有利、もはや卑怯なレベル/Qiita就職先で有利になりたいエンジニアが英語力を身につける方法英語力があればエンジニアの就職先に有利ですが、英語力を高めるにはどうすべきかお悩みの方も少なくありません。ここからは、就職先で有利になりたいエンジニアが英語を身につける方法を3つご紹介します。TOEIC700点に向けて勉強するITに関連する英語に特化して勉強する普段から英語を話せる環境を作るTOEIC700点に向けて勉強する英語力を身につける一つの指針として、TOEICに特化して勉強するのも手段の一つです。多くのグローバル企業はTOEIC700点を最低ラインに設定しているため、700点を目指すための勉強を行うと仕事にも活かせる英語力が身に付きます。TOEIC700点台を目指すテキストやアプリはたくさんあるため、それらを上手に活用しましょう。TOEICの点数をCEFRに換算して、英語力を測ることも可能です。CEFRとは外国語の習熟度や運用能力を測る国際的な指標であり、最も基礎レベルである「A1」から最も高いレベルの「C2」まで6つのレベルがあります。TOEIC Listening/Readingで705〜950点を取ると、「B2」レベルとなります。参考:CEFR(セファール)とは?英語力をCEFRで測る方法とレベルアップのための勉強法/PRONTESTITに関連する英語に特化して勉強するエンジニアが仕事で英語を使うには、ITの現場で使われる英語に特化した英単語を覚えるのが効率的です。エンジニアの現場で頻繁に使用する英単語の例には、下記が挙げられます。progress進捗function機能integration test総合テストunit test単体テストdevelopment開発requirement definition要件定義上記以外にもIT業界に特化した英単語はさまざまあるので、徐々に覚えていきましょう。参考:エンジニアに必要な英語力とは?おすすめ勉強法や頻出単語を紹介/産経オンライン英会話Plus普段から英語を話せる環境を作る普段から英語が話せる環境を作ることで、習慣的に英語力を高めることができます。会社に外国人の同僚がいる場合はできるだけ英語で話しかけるようにしたりオンライン英会話を受講したりして、英語を使う環境を定期的に作り出しましょう。隙間時間を利用しながら英会話で使える英単語やフレーズを覚えることも、忙しい社会人の英語学習に効果的です。繰り返し練習して英会話の中で自然に使えるようにしておくと、さらに英語の習得スピードが加速します。参考:忙しい社会人のための3ステップの英語勉強法と使えるツール5選【継続のコツも解説】/Bizmates Blog就職を有利に進めたいエンジニアは『G Talent』を利用しようこの記事では、英語ができるエンジニアが就職先で有利になる理由やメリット、英語力の身につけ方や必要な英語力について解説しました。エンジニアが英語力を身につけることでさまざまな案件に参画でき、社内外さまざまな人とコミュニケーションがとりやすくなります。エンジニアが英語力を身につけることで、待遇アップやキャリアアップ、海外赴任が有利になる可能性も高まります。今回紹介した方法を参考にしながら、IT企業の現場で必要なレベルの英語力を身につけエンジニアとしての輝かしいキャリアをスタートさせましょう。英語を活かす就職先を探したいなら、『G Talent』がおすすめです。『G Talent』は、外国人ITエンジニアに特化した転職エージェントです。日本で働きたい外国人ITエンジニアはもちろん、英語力の高い日本人ITエンジニアの転職活動を力強くバックアップします。英語を活かせるグローバル求人が多く集まっているので、有利にエンジニアの仕事を進めたい方はぜひご利用ください。

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【2023年版】ITエンジニアに人気の就職先ランキング20選!

ITエンジニアとして活躍するためには、就職先選びが重要です。日本には多くのIT企業があり、自分に合った優良企業を就職先に選べばITエンジニア幅広く活躍できます。ただし、就職先には相性もあるため、やみくもに人気だからといって就職先に選ぶのではなく、企業について情報を集めることが大切です。この記事では、日本のIT企業の人気就職先ランキングと良いIT企業を探す方法について解説していきます。この記事を読めば、日本にある優良なIT企業の情報を得ることができ、就職先選びにに役立つでしょう。効率的に就職先を探したい方は、グローバルIT企業に特化した転職エージェントの『G Talent』がおすすめです。【2023年版】ITエンジニアに人気の就職先ランキングTOP10早速、日本で人気のIT企業の就職先について見ていきましょう。「2024年卒 エンジニア学生対象 就職希望企業ランキング」によると、以下の企業がランキングの10位以内に入った企業です。10社の人気の理由に加え、事業内容や業績の推移、今後の展望やITエンジニアがどのように活躍しているのかなどについて解説していきます。IT系就職先ランキング1位|サイバーエージェントIT系就職先ランキング2位|ヤフーIT系就職先ランキング3位|ソニーIT系就職先ランキング4位|メルカリIT系就職先ランキング5位|グーグルIT系就職先ランキング6位|楽天IT系就職先ランキング7位|NTTデータIT系就職先ランキング8位|リクルートIT系就職先ランキング9位|ディー・エヌ・エーIT系就職先ランキング10位| LINEIT系就職先ランキング1位|サイバーエージェントサイバーエージェントは「アメーバブロク」や「Ameba」などを中心に認知度を上げている企業です。その後、コミュニティサービスの「アメーバピグ」、恋活アプリ「タップル」、インターネットテレビ局の「AbemaTV」などの人気サービスを次々に立ち上げていました。現在もインターネット広告やゲーム業界などでシェアを広げ、事業拡大を続けています。サイバーエージェントで働くことでIT業界で幅広い分野に影響力を持つことができ、Webサービスやゲーム業界、広告業界などさまざまな分野で活躍できるでしょう。影響力が大きいメディア系の仕事ができたり高収入を得られたりなどの理由から、多くの人から人気を集めている企業です。参考:サイバーエージェントとは?事業内容と子会社を徹底解説/すべらない転職IT系就職先ランキング2位|ヤフー検索エンジンで有名なヤフーですが、オークション事業や広告事業、光回線事業など幅広い分野でさまざまな事業を展開しているグローバル企業です。ソフトバンクグループの大企業で、インターネット業界の事業を主に拡大中しています。扱う分野が幅広いので、エンジニアやデザイナー、マーケティング、ビジネス開発、営業、カスタマーサポートなど、さまざまな業種としてで躍できます。安定した大企業なので、就職先として人気が高いです。参考:ヤフーに就職&転職!ヤフーで働くのに求人にはどんな職種がある?給与や待遇は?/ジョブシフトIT系就職先ランキング3位|ソニーソニーは日本を代表する大企業で、カメラやスマホなどの精密機器部門以外にもエンタメ部門やインフラ部門などさまざまな業界で発展しています。売上高は11.5兆円と日本のIT企業で2番目に高く、高収入も期待できます。ソニーに就職すれば、インフラエンジニアやエンタメコンテンツのWebエンジニアなどとして活躍が可能です。日本を代表する大企業で安定して働けるため、人気の高い就職先です。参考:IT企業ランキング|大手企業の年収・売上【2024年】/キャリハイ転職IT系就職先ランキング4位|メルカリメルカリは個人間取引のマーケットプレイスの先駆け的存在で、月間利用者数は2,000万人以上の人気フリマサイトです。個人間取引の需要は伸び続けており、売上を拡大中です。メルカリでITエンジニアとして働くと、サイトの開発や運用など業務で活躍できます。日本最大規模のフリマサイト開発で活躍でき高収入も期待できるため、就職先としての人気が高いです。参考:メルカリに転職する方法!中途採用難易度や求人情報を徹底解説/すべらない転職IT系就職先ランキング5位|グーグル検索エンジンやWebサービスなどを世界中に展開するグローバル企業です。AmazonやMicrosoftなどと並ぶ世界の大企業で、現在も右肩上がりで成長を続けています。Googleに就職できれば、エンジニアとして最前線で活躍できるでしょう。福利厚生が手厚いことでも知られ、就職すれば年収アップも見込めます。参考:IT企業ランキング|大手企業の年収・売上【2024年】/キャリハイ転職IT系就職先ランキング6位|楽天ECモールだけでなく、クレジットカードや金融事業なども手掛ける日本発のIT企業です。幅広い事業を展開し、現在も成長を続けています。楽天に就職すれば、ECモールや金融システムなどのエンジニアとして活躍できます。成長中の企業で高収入を狙えるため、就職先としての人気は高いです。参考:【就職偏差値ランキング】IT企業の「新卒入社難易度」を徹底解説! /エンジニア就活IT系就職先ランキング7位|NTTデータ日本の代表的なIT企業で、民間システムだけでなく金融システムや公共システムなどを手掛けています。日本のインフラサービスを幅広く扱っており、手堅く成長中です。NTTデータに就職することで、日本最大級のIT企業で日本を支えるエンジニアとして活躍できます。安定した大企業で最先端のエンジニアの仕事ができるため、人気の企業です。参考:Up To Data人と仕事、キャリアを伝えるWEBマガジン/NTT DataIT系就職先ランキング8位|リクルート人材紹介、人材派遣、求人広告事業の最大手です。就職市場は成長を続けているため、今後も売上拡大が見込めます。リクルートで働くと、求人サイトやWeb広告サイトの開発、運用のエンジニアとして活躍できます。人材業界の最大手で、安定して働けるのが人気の理由です。参考:リクルート、24年3月期純利益過去最高に 米求人は不振/日本経済新聞IT系就職先ランキング9位|ディー・エヌ・エースマホアプリゲームなどが主力のIT企業です。スマホアプリ市場は拡大を続けており、他事業としてインターネットサービスなどの事業も展開中で売上は拡大中です。仕事の内容には、ゲーム開発やインターネットサービス開発、運用などのエンジニア業務が挙げられます。ゲーム事業の拡大などの理由から、人気の高さが伺えます。参考:アプリ市場の今後は?さらに伸びていく市場を解説!/DiGLabIT系就職先ランキング10位|LINELINEアプリを軸に、モバイルサービスや広告事業などを幅広く展開している企業です。日本人にとってLINEは今やなくてはならないコミュニケーションツールであり、LINE事業を軸に右肩上がりで成長中しています。LINEに就職すると、LINEアプリや広告サービスなどの開発、運用エンジニアやWebマーケターとしての仕事があります。高収入のエンジニアとして就職できるため、人気の高い就職先です。参考:日本発の世界第三極へ。アジアで広がるLINEのハイパーローカライゼーション戦略とは/Z HOLDINGSITエンジニアに人気の就職先は他にも数多くある!注目の大手企業10選上記で紹介したランキング以外にも、日本でITエンジニアに人気がある就職先はたくさんあります。今注目の大手企業は、以下の10社です。以下10社の事業内容や業績の推移、今後の展望、ITエンジニアがどのように活躍しているのかについて解説していきます。NEC日立製作所日本マイクロソフトGMOインターネットNTTドコモ任天堂アマゾン・ジャパン野村総合研究所ソフトバンク富士通NEC|注目の人気IT企業NECは、日本を代表する大手総合電機メーカーです。家電製品以外にも、ITネットワークソリューション事業やモバイル事業、子会社が半導体ソリューション事業なども手掛けています。日本の大手企業で安定して働きたい方に、人気の就職先の一つです。参考:【就職難易度は?】NECの採用大学ランキング|学歴フィルター,倍率,選考フローも/就活の教科書日立製作所|注目の人気IT企業日本を代表する大手家電メーカーで、世界にも進出しています。そのため、海外拠点でグローバルな環境で活躍できる可能性もあります。日立製作所で働くと、ITエンジニアとしてIoT製品やスマート家電の開発などに関われるでしょう。大手企業のため、高収入も期待できます。参考:【電機メーカー:業界研究】大手4社(日立製作所・ソニー・パナソニック・三菱電機)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い/ONE CAREER日本マイクロソフト|注目の人気IT企業マイクロソフトはOS世界シェアナンバーワンの世界企業です。インターネット事業などで幅広く事業を拡大中で、今後も売上拡大が見込めます。世界企業なのでグローバルな環境で活躍でき、最先端の技術者と仕事をすることができるのも魅力の一つです。週休3日制の導入やリモートワークの推進など、ワークライフバランスを重視しているため働きやすく人気が高いです。GMOインターネット|注目の人気IT企業インターネット関連のインフラ事業が主力のIT企業です。インターネット回線やモバイル回線などの事業を中心に、幅広く事業拡大中です。GMOインターネットで働くことで、インフラエンジニアやシステムエンジニアとして活躍できます。子会社も多くインターネットインフラ事業の他にインターネット広告・メディア事業、暗号資産事業、インターネット金融事業なども手掛けているので、幅の広い働き方ができるでしょう。参考:GMOインターネット株式会社/withBNTTドコモ|注目の人気IT企業NTTドコモは、移動通信事業を柱にスマートライフ事業やケータイ補償サービスなどの事業を展開している企業です。スマートフォンに関わる事業などは、今後も拡大することが予想されます。NTTドコモで働くと、インフラエンジニアとして移動通信事業に関わったりシステムエンジニアとしてITサービス開発に関わったりなどできます。日本の移動通信事業最大手の企業に就職できれば、安定して高収入を得られることが期待できるため人気の高い企業です。参考:【企業研究】NTTドコモの事業内容や業務、強み・弱みを分析/IT JOB JOURNAL任天堂|注目の人気IT企業任天堂はゲーム業界の最大手で、海外にも幅広く展開しています。日本のゲームコンテンツを世界に広めた大企業で、今後も世界中に事業を拡大していくことが予想されます。就職すればゲーム開発や運用などを行うエンジニアとして活躍できるでしょう。世界中に人気がある日本のゲームコンテンツを生み出せる、大企業で安定して働けるという魅力があるため人気の企業です。参考:【企業研究】任天堂に就職するには?企業情報・評判・就活対策まとめ/インターンシップガイドアマゾン・ジャパン|注目の人気IT企業アマゾン・ジャパンはECサイトの最大手であり、現在はAmazonプライムなどの映像事業にも参入し事業を拡大中です。ECサイトや映像事業の需要は、今後も拡大していくことが予想されます。アマゾン・ジャパンでは、ECサイトの開発・運用エンジニア、Amazonプライムのシステム開発・運用エンジニアとして活躍が可能です。成長を続けるグローバルIT企業で働くことで将来の転職にも有利になるでしょう。参考:アマゾンジャパンに転職したい人のための企業研究【自社株の付与&社割も】/リサコ野村総合研究所|注目の人気IT企業野村総合研究所は日本最大のシンクタンクで、世界中に活躍の場を広げています。大量のデータ分析や検証によるコンサルティングの需要が高まっているため、今後も成長を続けると考えられます。就職すればITソリューション分野でITコンサルタントとして活躍できるでしょう。ITソリューションを求める企業は多く、スキルや知識次第で高収入も見込めるため人気の高い企業です。参考:野村総合研究所(NRI)ってどんな会社?事業紹介や競合との違いなど徹底解説/就活市場ソフトバンク|注目の人気IT企業ソフトバンクは、スマホなどの移動通信事業のほか、インフラ事業など幅広く手掛けています。グループ企業も多く、安定して売上を拡大中です。ソフトバンクで働くと、インフラエンジニアやWebエンジニアなどとして活躍ができます。富士通|注目の人気IT企業富士通はパソコンなどの精密機器以外にも、ITソリューション事業などを幅広く展開している企業です。日本が誇るスーパーコンピューターの「富岳」の開発元であり、高いIT技術を持っています。その技術とノウハウを生かし精密機器の分野やIT分野で存在感がある企業であり、ITソリューション開発のシステムエンジニアや研究者として第一線のスキルに触れながら活躍することが可能です。参考:富士通の強みから参考にしたい企業研究のポイント|競合となる企業も押さえよう/キャリマガITエンジニアに人気の企業に就職するなら『G Talent』で求人を見つけよう今回日本で人気の就職先として紹介した企業は、入社が難関な大手企業ばかりです。自分に合った就職先を見つけるには、企業の情報を多く入手しどんな働き方をしてどんなキャリアを積んでいくかをイメージすることが重要です。日本には、大手企業はもちろん今回紹介していない企業にも多くの優良企業が存在します。さまざまな優良企業に出会いたい方は、グローバルIT企業に特化した転職エージェントの『G Talent』をご利用ください。『G Talent』は大企業から中小企業まで1,000件以上のIT求人が集まっています。就職支援はもちろん外国人へのビザサポートや給与交渉などさまざまなサポートを行ってくれるので、自分に合った就職先を見つけたい方におすすめです。

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IT企業のバックエンドエンジニアがこれから力を注ぐべき言語は?

IT企業でバックエンドエンジニアとしてこれから活躍していくためには、さまざまな技術や知識が必要です。特にバックエンドエンジニアには言語の知識が必須であり、言語にはさまざまな種類があるためどの種類をこれから力を注ぐべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。バックエンドエンジニアに必要な言語は時間とともに変わっていき、どのようなシステム開発を手がけるかによっても変わります。そこでこの記事では、バックエンドエンジニアが力を注ぐべき言語や押さえておきたいこれからの言語、バックエンドエンジニアのこれからの将来性や活躍するために必要なことについて解説していきます。日本でバックエンドエンジニアとして活躍したい方は、グローバルのIT企業に特化した転職エージェントの『G Talent』がおすすめです。IT企業で働くバックエンドエンジニアとはバックエンドエンジニアとは、WebページやWebアプリなどのサーバー側のプログラムを開発するエンジニアのことを指す言葉です。WebサイトやWebページには、ユーザーから見えている画面側のプログラムであるフロントエンドと、ユーザーから見えない裏側のバックエンドの2種類があります。バックエンド側のプログラムでは、フロントエンド側からの処理要求に対しする処理やデータベースの操作などを行います。たとえば、ログイン情報をデータベースと照合して認証したり顧客データを参照して出力したりする処理は、バックエンドの役割です。このようなバックエンド側のプログラムを開発するのが、バックエンドエンジニアです。一方フロントエンドエンジニアは、HTMLやCSSなどを使ってユーザーが見る画面側のフロントエンドプログラムを開発します。画面上でアニメーションを動かしたり入力フォームを出力したりなど、フロントエンド側のプログラムを実行する役割があります。バックエンドエンジニアとフロントエンドエンジニアは役割や目的が異なるため、注力すべき知識やスキルが異なるのです。今回は、ユーザーから見えない裏側のプログラムを行うバックエンドエンジニアについて詳しく解説していきます。参考:バックエンドエンジニアとは?フロントエンドエンジニアとの違いや求められるスキルについても解説/AKKODiSIT企業のバックエンドエンジニアがこれから力を注ぐべき言語エンジニアが使う言語にはさまざまな種類があり、IT企業のバックエンドエンジニアとしてこれから活躍するためにはこれから力を注ぐべき言語はなにか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。バックエンドエンジニアに需要が高い言語は習得の優先順位が高く、これから発展すると考えられる言語も優先的に習得するのがおすすめです。今回は、バックエンドエンジニアがこれから力を注ぐべき4つの言語を紹介します。Python|バックエンドエンジニアがこれから押さえるべき言語Pythonはディープラーニングを扱うエンジニアに適したプログラミング言語です。これからAIや機械学習などの分野で活躍したいバックエンドエンジニアはなら、習得しておきましょう。PythonはWebアプリやゲーム、デスクトップアプリなどの開発にも使える言語ではあります。しかし、AIや機械学習に関する開発を行わないバックエンドエンジニアには、押さえておくべきトレンドの言語とは言えません。バックエンドエンジニアの中でも、Pythonが現場ですでに導入されていたり求人の要求条件に入っていたりする場合は習得を急ぎましょう。ディープランニングのスキルが必要とされている場合も、習得を検討するのがおすすめです。参考:Pythonでできること一覧!AI・データ分析など事例をふまえて解説/UdemyメディアGo|バックエンドエンジニアがこれから押さえるべき言語Goは比較的新しい言語であり、バックエンド開発で採用されるケースが増えています。JavaやRubyと比べるとコーディングの仕方が大きく変わるため学習コストがかかるのがデメリットですが、Goを使えば少ないコーディング量で済むためコンパクトかつバグの混入が抑えられるというメリットがあります。Goはこれからの発展が期待されている言語であるため、IT企業のバックエンドエンジニアとしてこれから活躍したい方には習得がおすすめです。参考:Goエンジニアの仕事内容は?将来性や身に付けるべきスキルについて解説!/HiPro TechKotlin|バックエンドエンジニアがこれから押さえるべき言語Kotlinは比較的新しく、JavaをベースにしたAndroid開発に適した言語です。これからAndroidアプリ開発を行いたいバックエンドエンジニアの方は、Kotlinの習得をおすすめします。日本のスマホ市場ではiPhoneのシェアが多いですが、世界的に見るとAndroidが優勢です。Android対応のアプリ開発は今後も需要が高い状態が続くと予想されるので、アプリ開発をする予定のある方は習得しましょう。参考:Kotlinのこれからを語るScala|バックエンドエンジニアがこれから押さえるべき言語ScalaはJavaとの互換性があり、高速処理が可能で開発効率が高いなどのメリットが多い新しい言語です。サーバーサイドの開発やビッグデータ分析に関する開発などに活用できるので、これから発展していく言語と言えます。Javaの後継言語として安全性が高く、大規模システムでも使えます。そのため、IT企業のバックエンドエンジニアとしてこれから活躍してきたいなら、習得するべき言語の一つです。参考:Scalaとは?将来性やメリット・デメリット、Javaとの関係も解説/レバテックキャリアIT企業のバックエンドエンジニアとして押さえておきたい言語上記で紹介した4つの言語は、バックエンドエンジニアがこれから押さえるべき比較的新しい言語です。ここからは、バックエンドエンジニアが良く使う定番の5つの言語についても紹介していきます。PHP|バックエンドエンジニアが押さえるべき基本言語PHPはバックエンド開発言語として活躍している言語です。PHPで開発された既存システムは多く、システムメンテナンスや機能追加対応を行う際に必要とされる場面が多いです。ただし、PHPはトレンドの言語とは言えず、これからメジャーになる新しい言語に徐々に道を譲っていくことになることが予想されています。しかしながらPHPのスキルを要求するIT求人は多いため、IT企業のバックエンドエンジニアとしてこれから活躍したい方は習得しておきたい言語の一つです。参考:2000年以降20年間のプログラミング技術の歴史を振り返って、得た知見を書いてみる/QiitaJava|バックエンドエンジニアが押さえるべき基本言語Javaは、バックエンドエンジニアとして最優先で習得すべき基本的な言語です。既存システムに関わるために必要な部分が多く、安全性が高くバグやセキュリティリスクを抑えられるので世界中で利用されています。SpringやSpring Bootなどのフレームワークも一緒に学べば、効率良くコーディングができるようになります。Javaバージョンアップされることがほぼなくなった古い言語ですが、いまだにJavaスキルを要求する求人は多いです。転職して年収アップを目指すなら習得をおすすめします。参考:バックエンドエンジニアになるには(身につけるべき重要なスキル)/kinstaRuby|バックエンドエンジニアが押さえるべき基本言語Rubyは日本で開発された言語であり、人気の高いフレームワークであるRuby on Railsのベース言語となっています。このフレームワークと併せて使うことでプログラミングがしやすくなり、効率よく開発できるのがメリットです。常に進化を続けているので、これからも活躍していく言語であると言えます。特にベンチャー企業で採用されるケースが多いので、ベンチャー企業の求人を狙っているバックエンドエンジニアは習得しておきましょう。参考:プログラミング言語のRubyとは?特徴やできることを解説/発注ラウンジC・C++|バックエンドエンジニアが押さえるべき基本言語古くから使われているC言語は、OS、基幹システム、ソフトウェア、組込みシステムなどの開発が可能な汎用的言語です。C++はC言語を拡張したオブジェクト指向言語で、Webアプリ、組込みシステム、AI開発、ゲーム開発など幅広く活用できます。これらの言語で動いているシステムは多く、システムメンテナンスや機能追加の案件はいまだに多いです。そのため、バックエンドエンジニアとして押さえておきましょう。参考:C言語は今でも価値のある言語か?/InfoQC#|バックエンドエンジニアが押さえるべき基本言語C#はJavaに良く似た言語で、Webアプリ、スマホアプリ、ゲーム開発などが可能です。Microsoft社が開発した言語なので、Microsoft製品との親和性が高いです。C#で稼働中の既存システムは多く、バックエンドエンジニアとして知っておきたい言語のひとつです。参考:C#の将来性はある?需要が高まっている理由や成功するための方法を紹介/HiPro TechIT企業のバックエンドエンジニアとしてのこれからの将来性は?IT企業にはさまざまなエンジニアが存在し、バックエンドエンジニアのこれからの将来性はどうなるのか気になる方も多いのではないでしょうか。既存システムの保守・運用といったバックエンドエンジニアの仕事はなくならないため、これからも存分に活躍できる仕事だと言えます。実際に既存システムの機能追加やバグ改修、メンテナンスなどの求人は多く、バックエンドエンジニアの需要の高さは今後も続くことが予想されます。さらに今後もITシステムやスマホアプリなどの市場は伸び続けることが予想されるため、バックエンドエンジニアの需要は極めて高いです。ただし、バックエンドエンジニアとして必要とされるスキルは日々進化していくため、常に新しいスキルや知識を身につけていく必要があります。参考:バックエンドエンジニアの今後は?予想される5つと必要とされ続けるためのスキルを解説/DMM WEBCAMP外国人IT人材は日本でバックエンドエンジニアとして働くチャンス!近年の日本ではIT人材不足の状態が続いているため、人材不足を補うためにも外国人のITエンジニアが増えています。厚生労働省の「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和3年10月末現在)よると、外国人労働者数は以下のグラフのとおり増加を続けています。特に人材不足が進む日本のIT業界では、これからも外国人ITエンジニアの需要が延びる可能性が高いです。これから日本で活躍したいという外国人の方は、バックエンドエンジニアがおすすめの職業の一つだと言えます。IT企業のバックエンドエンジニアとして活躍するために必要なことIT企業のバックエンドエンジニアとしてこれから活躍していくためには、プログラミング言語以外にもさまざまな知識やスキルが必要です。特に以下の5つは、バックエンドエンジニアとして覚えておいて損はありません。マネジメント能力を高めるフレームワークのスキルを向上させるクラウドのスキルを身につけるセキュリティに関する知識をつけるフロントエンドのスキルを身につけるマネジメント能力を高める日本のIT企業に勤める場合、ほとんどの現場でチーム作業が要求されます。特にチームメンバーとして一作業者ではなくリーダーやマネージャーになるには、チーム内でスムーズに作業を行うためのマネジメント能力が必要です。チーム内で意思疎通を取りながら、進捗管理、問題管理、後進の育成などの高いマネジメント能力が必要とされるので、これからバックエンドエンジニアとして活躍したい方はマネジメント能力を高めておきましょう。参考:バックエンドエンジニアの将来性とキャリアパスとは/エンジニアスタイルフレームワークのスキルを向上させる効率良く開発を行うためには、フレームワークのスキルが必要です。フレームワークとは、開発を効率よく行うために初めから枠組みされたものを指します。RubyならRuby on Rails、JavaならSpring Bootなど言語によって使えるフレームワークは異なるため、適切なフレームワークを習得して上手に活用しましょう。フレームワークを活用することで、品質の高いコードを効率良く生成できる優れたバックエンドエンジニアとして活躍できます。参考:フレームワークとは?概要やプログラミング言語別の機能を分かりやすく解説/レバテックルーキークラウドのスキルを身につける近年では、自社サーバーを立ち上げるのではなくクラウド環境を活用してコストパフォーマンスを優先する案件が多くなりました。そのためバックエンドエンジニアには、AWSやAzure、GCPなどのクラウドサービスを活用できるスキルが求められることが増えています。これらを身につけておくことで、バックエンドエンジニアとして即戦力になることができます。参考:バックエンドエンジニアの役割とは? 仕事内容や必要なスキルをご紹介/HiPro Techセキュリティに関する知識をつけるバックエンドエンジニアに限らず、セキュリティはどのようなシステム開発にも重要な要件です。特にバックエンドエンジニアはユーザーの機密情報などを扱う機会が多いため、セキュリティ保持は欠かせません。セキュリティに関する知識がないと実践的な業務に携われない可能性もあるので、これからバックエンドエンジニアとして活躍したい方はマストでセキュリティに関する知識を身につけましょう。参考:バックエンドエンジニアの仕事とは? スキルや案件例、向いている人の特徴も紹介/FLEXYフロントエンドのスキルを身につけるバックエンドエンジニアは、フロントエンド側の開発スキルも身につけることで全体の開発をスムーズに行うことが可能です。どちらに関してもスキルがあれば、エンジニアとして活躍の場が広がります。フロントエンドのスキルはマストではありませんが、余裕があれば身につけておきたいスキルの一つです。IT企業のバックエンドエンジニアとして日本企業で働こう今回の記事では、バックエンドエンジニアが力を注ぐべき言語や押さえておきたい基本的な言語、バックエンドエンジニアの将来性や活躍するために必要なことについて解説しました。バックエンドエンジニアとしてこれから活躍したい方は、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。基本的な言語と最新言語に加え、ほかのスキルや知識を身につけることですぐに活躍できるバックエンドエンジニアになることができます。日本でバックエンドエンジニアとして働きたい外国人IT人材の方は、外国人ITエンジニア向けの転職エージェント『G Talent』の利用がおすすめです。200社以上の企業の採用支援や70ヶ国籍以上のエンジニアの転職実績があり、国籍を問わずフェアな環境で働ける企業のIT求人を見つけることができます。

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IT企業のフロントエンドエンジニアがこれから力を注ぐべき言語は?

IT企業に勤めるフロントエンドエンジニアの主な役割が、ユーザーから見える部分の画面インターフェースを開発することです。フロントエンドエンジニアに限らずエンジニアはプログラミング言語を使いこなす必要があり、フロントエンドエンジニアに適したプログラミング言語も存在します。IT企業のフロントエンドエンジニアがこれから活躍するためには、どのような言語の知識や技術を身につけるべきなのでしょうか。この記事では、フロントエンドエンジニアがこれから活躍するために習得すべきプログラミング言語やフレームワーク、フロントエンドエンジニアの将来性や活躍するために必要なことを解説します。IT企業のフロントエンドエンジニアとしてこれから活躍するための求人探しには、ITエンジニアに特化した転職エージェントの『G Talent』をご利用ください。IT企業で働くフロントエンドエンジニアとはIT企業で働くフロントエンドエンジニアとはWebサイトやWebアプリにおいてユーザーから見える部分の開発を行うエンジニアです。Webデザイナーがデザインしたとおりにさまざまなプログラミング言語を用いて画面デザインや動きを構築します。WebサイトやWebアプリの開発には、フロントエンドエンジニアとは別にバックエンドエンジニアも必要です。バックエンドとは、画面からサーバー側に届いたリクエストに対応してサーバー上で動くプログラム部分です。ユーザーからは見えないサーバー上のプログラムを開発するのが、バックエンドエンジニアの仕事です。ユーザーが利用するWebサイトやWebアプリ開発において、フロントエンド開発は重要な部分です。使いやすく見やすく高機能なWebサイトやWebアプリには、質の高いフロントエンドエンジニアの存在は欠かせません。WebサイトやWebアプリはこれからも増加傾向にあるので、フロントエンドエンジニアの需要はこれからも高いことが予想されます。参考:フロントエンドエンジニアの将来性と求められるスキル・資格を解説/レバテックキャリアIT企業のフロントエンドエンジニアがこれから力を注ぐべき言語ここからは、これから活躍したいフロントエンドエンジニアが習得しておくべきプログラミング言語と、プログラミング言語を使いやすくするためのフレームワークについて解説していきます。これから発展しそうなプログラミング言語やフレームワークを中心に紹介するので、知らないものが出たら押さえておきましょう。これからフロントエンドエンジニアとしてさらに活躍したい方は、ぜひ参考にしてください。PHP|これから押さえておきたい言語・フレームワークPHPはこれからのプログラミング言語ではなく、ITエンジニアなら押さえておくべき一般的なプログラミング言語です。PHPは基本的にバックエンドの現場で多く使われていますが、WordPressなどのサービスでも使われるメジャーな言語であるため、これからはフロントエンドエンジニアも利用する機会が増えることが予想されます。企業によってはWordPressを構築したりカスタマイズしたりするエンジニアを必要としているため、幅広く仕事に対応するためにはPHPの習得がおすすめです。文法がシンプルなため、比較的習得しやすい言語の一つです。参考:PHPとは?基礎知識、できることを初心者にもわかりやすく解説します/カゴヤのサーバー研究室TypeScript|これから押さえておきたい言語・フレームワークフロントエンドエンジニアにとって定番のプログラミング言語であるJavaScriptを拡張し、型宣言できるようにMicrosoft社が開発したプログラミング言語です。型宣言を行うことで、ソースのコンパイル時のエラーを未然に防げるため、開発効率がアップする特徴があります。JavaScriptに比べてバグの発生を抑えられ、安全に効率良く開発できるのもメリットです。TypeScriptによる開発は主流になりつつあり、JavaScriptのコードをTypeScriptに書き換えていく動きもあります。そのため、フロントエンドエンジニアとして習得しておくべき言語と言えるでしょう。参考:TypeScriptを入門者向けに解説!JavaScriptとの違いや勉強法までわかりやすく/Udemy mediaNext.js|これから押さえておきたい言語・フレームワークNext.jsはReact.jpをベースにして開発されたフレームワークです。React.jpとはJavaScriptでユーザーインターフェースを開発する際に使うライブラリで、JavaScriptで効率良く開発するために効果的です。Next.jsを使うと、Webアプリ開発効率を高めることが可能です。Next.jsとReact.jpとのもっとも大きな違いは、サーバー機能の有無です。Next.jsにはサーバー機能があるため単体でWebアプリを動かせ、React.jpよりも環境準備が簡単で学習コストが低いというメリットがあります。Next.jsを活用するとJavaScriptで効率的に開発を進められるので、これからフロントエンドエンジニアとして活躍したい方は習得がおすすめです。参考:Next.jsとは?Reactとの違いやインストール・基本操作を解説!/Udemy mediaNuxt.js|これから押さえておきたい言語・フレームワークNuxt.jsは、Vue.jpをベースにしたJavaScriptのフレームワークです。Vue.jpもReact.jpと同じJavaScriptのフレームワークで、プログラムを部品のように扱えるコンポーネントやプラグインを利用できる拡張性など多くのメリットがあります。Nuxt.jsはそんなVue.jpをより使いやすくしたもので、開発効率を大幅に向上させることが可能です。Vue.jpにはサーバー機能がありませんがNuxt.jsにはあるため、Nuxt.jsはサーバーライブラリの導入などの手間がなく使いやすいです。そのため、これから活躍したいフロントエンドエンジニアはNuxt.jsの習得をおすすめします。参考:Nuxt.jsとは?Vue.jsとの違いやできること、メリットを解説/TECH MANIASvelte.js|これから押さえておきたい言語・フレームワークSvelte.jsはJavaScriptのフレームワークで、React.jpやVue.jpほどメジャーではありませんがこれから発展していくことが期待されています。React.jpとVue.jpはライブラリに分類されますが、Svelte.jsはコンパイラです。「.svelte」という拡張子のファイルにHTMLやCSS、JavaScriptでソースを記述し、コンパイルすることで動作します。Svelte.jsを使うと、コードの記述量が少なくなりバグが発生しにくくなるというメリットがあります。一通りの機能がそろっているので、小規模開発に適しているフレームワークだと言えます。ただし、Svelte.jsはこれからの新しいフレームワークなので、情報量が少なく習得するのは難しいかもしれません。拡張性が低く機能も少ないため、大規模開発には向きません。注意点も押さえながら、自身の開発作業に役立つ場合は習得しましょう。IT企業のフロントエンドエンジニアが押さえておくべき基本の言語ここまでは、フロントエンドエンジニアにとってこれから発展しそうな言語とフレームワークを紹介しました。しかし、フロントエンドエンジニアとして活躍するためには、もちろん基本的な言語の知識も必要です。ここからは、フロントエンドエンジニアとして働く際に習得しておくべき基本の言語について解説していきます。HTML|フロントエンドエンジニアに必要な基本の言語HTMLは、フロントエンジニアに必要な基本中の基本である開発言語です。HTMLはWebページの開発時に必須のマークアップ言語であり、Webサイトを作成する際にコンピューターへ構成の指示を行い文章や写真などの情報を与える役割があります。HTMLの専門的な知識がないとWebサイトの作成や更新ができないため、フロントエンジニアなら必ず押さえておくべき言語だと言えます。現在のHTMLの最新バージョンはHTML5のため、それ以外の場合はバージョンアップしておきましょう。HTNLの作成はHTMLエディタなどの開発ツールを用いて開発をすることがほとんどなので、自分でタグを生成して記述するということは少ないかもしれません。しかし、コードを読んで改良したり拡張したりすることもあるため、HTML言語を習得しておくことは必要です。参考:HTMLとは?CSSとの違いやメリット・デメリット、代表的なタグについても解説/生涯学習のユーキャンCSS|フロントエンドエンジニアに必要な基本の言語CSSはスタイルシートとも呼ばれ、HTMLとセットでWebページ開発に使います。WebページにはHTMLが欠かせませんが、HTMLだけでは美しいビジュアルは完成しません。HTMLでページの文書構造を作り、CSSを使って文字の色やフォントサイズなどを設定することで、Webページが見やすくなります。HTMLを習得する際は、CSSもセットで覚えましょう。CSSもHTMLと同様に開発環境で自動的に生成するケースが増えているため、一からコーディングすることはあまりないかもしれません。しかし、ソースを解読する必要があるため、フロントエンドエンジニアとして活躍したいなら構文や構造を理解しておく必要があります。参考:CSSとは?基本的な書式や書き方、学習のポイントなどを解説//生涯学習のユーキャンJavaScript|フロントエンドエンジニアに必要な基本の言語JavaScriptは、Webページの動的な動きを構築するための言語です。たとえば、マウスカーソルを画面上で動かしたらアニメーションが始まる、画像が次々とスライドする、などの画面上の動的な動きを実現します。このようなWebページの動的な仕組みは多くのWebサイトに採用されているため、JavaScriptはフロントエンドエンジニアに必須の言語です。エンジニアとして優れた仕事をするためには、ただJavaScriptを使うのではなく、ライブラリやフレームワークを活用して効率良く高品質な開発を行う必要があります。上記で紹介したフレームワークはJavaScriptで使えるものばかりなので、必要に応じて習得すると良いでしょう。参考:【初心者向け】JavaScriptとは?基本の書き方をわかりやすく解説/HubSpotIT企業のフロントエンドエンジニアのこれからの将来性は?これからIT企業でフロントエンドエンジニアとして活躍したいという方は、これからの将来性が気になるところですよね。フロントエンドエンジニアは今後数十年先の長期的な将来性についてははっきりと言えませんが、短期的な将来性はあると言われている職業です。インターネットの利用やスマホやタブレットの普及は拡大を続けており、今後もWebサイトやアプリの開発需要は拡大を続ける見込みです。そのため、WebサイトやWebアプリに携わるフロントエンジニアの仕事はこれからも増えていくことが予想されます。しかし、数十年先を考えると、AIなどの技術の向上によりフロントエンドエンジニアの仕事がどうなっていくかは未知数です。今後は、今以上に高度な技術や知識が必要になる可能性もあるため、フロントエンドエンジニア以外の新しいエンジニアが誕生するかもしれません。参考:フロントエンドエンジニアの将来性と今後の展望を解説/HiPro Tech外国人ITエンジニアは日本で活躍するチャンス日本では、外国人のITエンジニアが増えています。厚生労働省の「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和3年10月末現在)によると、外国人労働者数は以下のグラフのとおり増え続けていることがわかります。特に日本国内ではIT人材が不足しており、外国人ITエンジニアの需要は増加しています。そのため、外国人エンジニアがフロントエンドエンジニアとして活躍しやすい環境になっていると言えます。フロントエンドエンジニアとしてこれから活躍したい方は、人材が不足している日本での就業を検討してみましょう。フロントエンドエンジニアとしてこれから活躍するために必要なことIT企業のフロントエンドエンジニアとしてこれから活躍していくためには、言語だけでなく以下のスキルを身につける必要もあります。マネジメント能力を高めるUI / UXデザインのスキルを向上させるWebマーケティングの知識をつけるバックエンドエンジニアの知識をつけるマネジメント能力を高めるIT企業のフロントエンドエンジニアは多くのチームメンバーと協力して開発を進めていくため、マネジメントスキルを高める必要があります。作業者として作業をするだけでは、チームとして良い仕事ができません。チーム内で効率良く分業して協力し合いながら開発を進めていくためには、優れたマネジメント能力が必要です。大量の開発作業をチーム内で分担し、進捗状況を管理したり問題点があれば対処したりなどのマネジメント能力を高めておくと、これから活躍するフロントエンドエンジニアとして必ず役に立ちます。参考:フロントエンジニアの需要は無くならない?今後の将来性と求められるスキルとは/DMM WEBCAMPUI / UXデザインのスキルを向上させる視認性の高いWebページやWebアプリを作るフロントエンドエンジニアには、UIデザインのスキルやUXデザインのスキルも必要です。WebサイトにおけるUIとは、サイトの見た目や使いやすさのことです。UIデザインが乏しいとユーザーが乖離する原因にもなるため、UIデザインはサイトの顔となるほど重要な位置付けとなります。UXデザインとは、ユーザーがWebページを通じて得られる体験のことです。ユーザーがどのような体験をしてどのような印象を持ったかを指す言葉であり、体験に良い印象を持つとUX評価が高いということになります。UIデザインやUXデザインは、知識や技術を勉強しながら業務経験を積むことで得られます。たいていのIT企業では、価値の高いWebページを作成できるUI・UXデザインに強いフロントエンドエンジニアの需要が高いです。参考:今さら聞けない! UI(ユーザーインターフェース)とは?/M-HAND BLOGWebマーケティングの知識をつけるGoogle検索やYahoo!検索などの検索エンジンでキーワード検索したとき、自社のWebサイトが検索結果の上位に出てくるようにする対策がSEO対策と呼ばれるWebマーケティングです。どれだけ優れたWebサイトを構築しても、多くの人の検索結果に出なければアクセスしてもらえません。そのため、フロントエンドエンジニアはWebマーケティング活動に関するSEO対策の知識や技術を得る必要もあります。一部のIT企業ではフロントエンドエンジニアの仕事内容にSEO対策が含まれる可能性もあるので、Webマーケティングの知識があれば即戦力があるフロントエンドエンジニアとして認めてもらえます。参考:フロントエンドエンジニアの仕事内容とは?未経験からの転職は簡単なのか徹底解説/パーソルクロステクノロジーバックエンドエンジニアの知識をつけるフロントエンドエンジニアの知識だけではなく、サーバー側のプログラム開発を行うためのバックエンドエンジニアの知識も身につけることで、フロントエンドエンジニアとしての需要が高まります。フロンドエンドとバックエンドのどちらも開発できるエンジニアになれば、WebサイトやWebアプリの開発をすべて見ることが可能です。どちらも開発できるITエンジニアは、フロントエンド側とバックエンド側のどちらも考慮しながら開発できるため、IT企業からの需要が高いです。参考:フルスタックのWebエンジニアを目指すべき理由/Workshipフロントエンドエンジニアとして働けるIT企業を探すなら『G Talent』ITエンジニアの求人をお探しの方におすすめなのが、外国人ITエンジニア向けの転職エージェント『G Talent』です。『G Talent』は、200社以上の企業の採用支援や70ヶ国籍以上のエンジニアの転職実績があります。国籍を問わずフェアな環境で働ける企業のIT求人が豊富なので、あなたに合った求人がきっと見つかります。外国人の方は、ビザ取得のサポートや日本語での履歴書作成のサポートも受けられるのが『G Talent』のさらなる魅力です。IT求人に特化しているため、フロントエンドエンジニアの求人も効率的に見つけることができます。まずは、無料登録から始めてみましょう。優秀なフロントエンドエンジニアとして日本のIT企業で働こう!今回は、フロントエンドエンジニアが習得すべきプログラミング言語やフレームワーク、フロントエンドエンジニアの将来性や活躍するために必要なことを解説しました。優秀なフロントエンドエンジニアになるためには、基本的な言語に加えこれから発展するプログラミング言語やフレームワークの知識や技術などが必要です。言語の知識や技術以外にも、マネジメント能力やUI/UXデザインのスキルなども高めていく必要があります。外国人エンジニアがフロントエンドエンジニアとして活躍したいなら、外国人ITエンジニア向けの転職エージェント『G Talent』で求人を探してみましょう。フロントエンドエンジニアとして活躍できるグローバル求人が豊富なので、あなたに合った求人がきっと見つかります。

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【2023年版】ITエンジニアの需要があるプログラミング言語11選

ITエンジニアとしてプログラミングを手掛ける際には、開発現場で需要が高い言語を習得しておくことが大切です。需要が高い言語を使いこなせるエンジニアは転職市場での価値が高く、良い条件で転職することも可能です。この記事では、2023年最新版のITエンジニアが習得したいプログラミング言語11選をご紹介します。IT人材として条件の良い企業に就職・転職したい場合は、エンジニアに特化した転職エージェントの『G Talent』がおすすめです。給与水準が高い2023年時点で1,000件を超えるグローバルITエンジニアの求人が集まっているので、希望に合う求人を見つけることができます。【2023年版】ITエンジニアが習得すべきプログラミング言語11選2023年最新版の、ITエンジニアが習得すべきプログラミング言語を11つご紹介します。Python|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語Pythonは、InstagramやFacebookなどのSNSやGoogleなどのWebサイトで用いられている言語です。非常にシンプルなコードで読みやすくわかりやすい特徴があり、習得しやすい言語のひとつです。参考:【入門】Pythonとは|活用事例やメリット、できること、学習方法を解説/skillup AIPythonでできることPythonは汎用性が高い言語のため、Webアプリ開発、データ分析、人工知能ソフト開発、ブロックチェーン開発、IoTシステム開発など幅広い分野で活躍します。Webアプリ開発は需要の高い状態が続き、人工知能やブロックチェーンなど注目を浴びている分野でも役立つので人気の高い言語です。Pythonの需要Pythonは汎用性が高いことから、Pythonを知っておくと幅広い分野で活躍できます。人工知能やIoTの普及が進んでいるため2023年以降も需要が高まっていくことが予想でき、Pythonを習得したエンジニアは転職市場の市場価値が高く年収アップも期待できるでしょう。Ruby|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語Rubyは、日本で開発されたオブジェクト指向のプログラミング言語です。似たような言語にPHP、Perk、Pythonなどがありますが、その中でもRubyの人気が高いのは「Ruby on Rails」というフレームワークが存在するからです。フレームワークとは、すでにできあがったプログラムの雛形の一覧であり、フレームワークを活用すれば一からプログラミングしなくても高品質なプログラムを作れるメリットがあります。参考:プログラミング言語のRubyとは?特徴やできることを解説/発注ラウンジRubyでできることRubyの最も得意な分野は、Webサービス開発です。2023年時点では、有名なWebサービスの「食べログ」「クックパッド」などがRubyで開発されています。優れたフレームワークの「Ruby on Rails」を活用できるので直感的にデータベース操作ができるのもRubyの魅力です。Webサービスだけでなく、Webアプリやゲーム開発などの幅広い分野の開発が簡単に行えます。Rubyの需要フレームワークを活用できたりシンプルにコードを書けたりする特徴があるため、Rubyは開発を効率的に行える言語だと言えます。WebサービスからWebアプリ、ゲーム開発などの幅広い分野で活躍できるため需要が高く、習得しておくとさまざまな分野で役立つでしょう。JavaScript|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語マウスを動かすとアニメーションが始まったり画像が横にスライドしたりなど、動きのあるWebサイト画面を良く見かけますよね。これは動的な画面の動きと呼ばれるもので、JavaScriptというプログラム言語によって実現しています。そのため、JavaScriptは2023年のWebサイト制作において欠かせない言語のひとつです。参考:【初心者向け】JavaScriptとは?基本の書き方をわかりやすく解説/HubSpotJavaScriptでできることWebサイトの画面はHTMLとCSSで作られますが、画面上で高度な動きを実現するためにはJavaScriptが必要です。マウスの動きを起点にしてアニメーションを動かす、演算処理を行う、Googleマップを表示させるなど、画面上の動的な動きを実現するためにJavaScriptを使います。JavaScriptの需要JavaScriptはWebサイト制作に欠かせないので、2023年以降にWebサイト開発を行うフロントエンドエンジニアなら習得しておきたい言語です。「Electron」というライブラリを使えば、WindowsやMac、Linuxなどのプラットフォーム上で動作するアプリを開発できます。また、「React Native」というフレームワークでiOSやAndroidアプリ用のUIデザインも可能です。パソコン上で動くWebサイトだけでなくスマホ対応の開発にも使えるので、2023年以降も需要が高い状態が続くでしょう。Java|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語Javaは汎用性が高く世界中で使われている言語です。Googleが開発に用いる三大言語の一つでもあり、2023年時点では企業や仕事で使われています。特にインターネットとの相性が良く、YouTube、Amazon、TwitterなどのWebサービス開発やAndroidアプリの開発に用いられています。参考:【入門】Javaとは?言語の特徴やプログラミングの流れをわかりやすく解説!/Engineer LaboJavaでできることJavaの大きな特長として、実行速度が速いということがあります。そのため、高い処理能力が必要な大規模システムの開発にも適しています。開発できる分野は幅広く、Webアプリ開発、業務システム開発、Androidアプリ開発などが可能です。処理能力や信頼性も高いので、高いセキュリティレベルが求められる金融機関の基幹系システム開発などにも使われます。Javaの需要Java世界中で昔から使われてきた言語で、2023年時点では最も標準的な言語とも言われています。Javaを習得していれば大抵のことはできるため、需要は安定して高いです。オブジェクト指向言語なので、習得しておけば他のオブジェクト指向言語であるC#、PHP、Rubyなどの習得時にも役立ちます。PHP|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語PHPはWebアプリ開発に良く使われる言語であり、動的にWebページを生成することができます。ほとんどのWebアプリ開発に使われるので、2023年以降のWebエンジニアなら習得しておくべきプログラム言語の一つです。参考:PHPとは?基礎知識、できることを初心者にもわかりやすく解説します/カゴヤのサーバー研究室PHPでできることECサイト、ブログ、お問い合わせフォーム、予約システム、検索機能、ログイン機能など、Webアプリに必要なほぼすべての機能の開発が可能です。ブログで有名なWordPressも、PHPを用いた有名なアプリケーションです。PHPの需要PHPで開発されたWebアプリは多く、PHPを理解しておけば既存アプリの運用や機能追加などの仕事は十分にあります。2023年以降からの新規開発で利用する案件も多いので、Webアプリ開発者として活躍したいなら習得必須の言語と言えるでしょう。Go|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語GoはGoogleが開発した言語で、大規模プロジェクトの開発に使われるプログラミング言語です。2012年にリリースされた比較的新しい言語ですが、人気が高く2023年以降もGoの活躍の場が広がっています。参考:Go言語とはどんなプログラミング言語?特徴やできることを解説/発注ラウンジGoでできることGoは活躍の場が広く、Webサーバー構築、アプリ開発、コマンドラインインターフェースのツール開発などで採用されています。Goの特徴には、表記の揺れが少ないため多くの開発者が関わりやすい点が挙げられます。安全性が高く期処理の実装が容易というメリットがあるため、大規模システム開発にも適しています。Goの需要2023年時点において、海外ではYouTube、Google Chrome、日本ではメルカリ、グノシーなど多くの企業のシステム開発やサービスの開発でGoが採用されています。Goの開発者の需要は高く、習得すれば年収アップも期待できるでしょう。React|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語Reactは、Facebook社が開発したユーザーインターフェース開発に特化したJavaScriptのライブラリです。Reactを活用することでコーディング時のコストを抑えられます。2023年時点では、FacebookをはじめInstagram・Netflixなど、世界的なWebサイト・WebアプリでReactが採用されており、日本でも採用企業が増えている状況です。参考:【初心者向け】Reactとは?注目されている背景や特徴・メリットを解説/カゴヤのサーバー研究室ReactでできることReactでは、Webアプリ開発、モバイルアプリ開発、VR開発などが可能です。小規模開発から大規模開発まで幅広く対応可能なので、汎用性が高いと言えます。JavaScriptの知識があれば使えるのもメリットのひとつです。Reactの需要有名なところでは、InstagramやSkype、メルカリなどで採用されています。Reactを活用すればコーディングコストを抑えられるため、多くの開発現場で活用が進んでいます。そのため、JavaScriptとセットで習得しておけば、転職市場での市場価値を高めることが可能です。Vue|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語VueはJavaScriptのフレームワークのひとつであり、シンプルで自由度が高くうまく活用すれば開発現場の生産性を高めることが可能です。JavaScriptには多くのフレームワークが存在しますが、その中でもVueはトッププラスの人気です。参考:Vue.jsとは?特徴やjQueryとの違いをわかりやすく解説/レバテックキャリアVueでできることVueには、ユーザーの入力に即座に反応できたりプログラムを部品のように扱えたりといったさまざまな機能があります。これらの特徴により高度な画面開発ができ、開発現場の生産性を大幅に向上させることが可能です。Vueの需要JavaScriptを利用したUI開発は今後も需要が高まることが予想されます。その開発効率を向上させられるVueを使える技術者の市場価値は高く、習得しておくと役立つでしょう。Swift|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語SwiftはiPhone、iPadなどのiOS向けアプリ開発のための言語であるObject-Cの後継言語です。Macを使って開発する言語でiOS向けのアプリ開発に特化しています。Swiftの登場によって、iOSやMacのアプリケーションはすべてSwiftで開発できるようになりました。今後は、iOS以外のアプリでもSwiftが使われることが予想されます。参考:「Swift」とは?Appleが開発した新しいプログラミング言語の特徴/発注ラウンジSwiftでできることSwichを使うことでiPhoneアプリ、iPadアプリ、Apple watchアプリ開発が可能です。日本向けのスマホアプリを開発する場合、iOS向け対応は必須なので、習得しておけば役立つでしょう。Swiftの需要日本ではiPhoneやiPadのシェアが高く、スマホアプリを開発する場合はiOS対応が必須です。さらに今後開発されるサービスはスマホファーストでの設計が増えるため、iOSエンジニアの将来は明るいと言えます。そのため、スマホ向けのツールやアプリ、ゲームの開発者なら、習得しておきたい言語です。Scala|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語Scalaは、Javaの良さを活かして新たな仕組みを取り入れた比較的新しい言語です。作成するコードのステップ数が少なく使い勝手が良いのでエンジニアの人気が高い特徴があります。ScalaはアメリカのIT企業を中心に開発現場での導入数が増加傾向にあり、日本でも使用頻度が増えることが予想されています。参考:Scala / スカラとはどのようなプログラミング言語か? 特徴、メリット、デメリット、活用事例を紹介/GaNEEScalaでできることJavaでできることはほとんどできます。具体的には、Webアプリ開発、Androidアプリ開発、業務システム開発などが得意です。しかも、Javaで書いたコードよりも少ないステップ数で書き上げられるので、バグの混入を抑えることも可能です。Scalaの需要アメリカなどでは活用が進んでいますが、2023年時点では日本ではまだ活用事例が多くありません。しかし、Javaで開発されたシステムをScalaで開発し直す動きが増えているので、Scala言語の技術者の需要は高まっています。習得すれば希少価値の高い技術者として、転職市場の価値が高まるでしょう。Dart|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語Dartは、Googleが開発したJavaScriptの代替言語です。登場してしばらくはマイナー言語でしたが、Googleが開発したモバイルアプリケーション開発フレームワークFlutterの登場により注目を浴びることになりました。Flutterは異なるOSのスマホアプリをまとめて開発できるため、現在は世界中に広まっています。DartはFlutterで使われているため、Flutterと共に認知度がアップしました。参考:Webアプリケーション開発に用いられるDart言語とは?JavaScriptとの違い/CMC JAPANDartでできることスマホアプリ開発を行う場合、AndroidとiOSのどちらにも対応しなければなりません。その際にFlutterを使えばひとつのコードで2つのOSに対応できます。Flutterでアプリ開発をする際に、Dartが必要となります。Dartの需要スマホアプリ開発の現場でDartやFlutterを使えれば、AndroidとiOS対応の開発の生産性が向上します。今後もスマホアプリ開発の需要は続くことが予想されるので、習得しておくと役立つでしょう。ITエンジニアは需要のあるプログラミング言語を習得しよう!この記事では、2023年最新版のITエンジニアが習得すべきプログラミング言語11選をご紹介しました。プログラミングの現場でITエンジニアとして活躍したいなら、需要の高いプログラミング言語を習得することでエンジニアとしての市場価値が高まります。それぞれのプログラミング言語の特徴や実現できることは違うので、現場に合った言語を習得しましょう。プログラミング言語の高度な知識やスキルを持つ優れたITエンジニアにおすすめなのは、グローバルな環境です。グローバルIT求人から選べば、実力次第で高年収かつ好待遇の求人が見つかります。グローバルITエンジニアの求人をお探しの方は、外国人ITエンジニア向けの転職エージェント『G Talen』を利用しましょう。さまざまなプログラミング言語を扱うITエンジニアの求人が集まっています。

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外国人で未経験でもIT人材になれる!日本で転職を成功させるには?

日本国内では、IT業界の需要の高まりや少子化による労働力不足から外国人IT人材が求められています。そのため、エンジニアなどのIT人材への転職なら未経験の外国人でも成功しやすいです。今回は、未経験の外国人がIT人材への転職を成功させるポイントや就労ビザの取得方法、求人の探し方について解説していきます。日本での転職活動に不安の方は、転職先の支援だけでなくビザや面接対策などのさまざまなサポートをしてくれるエージェントの利用がおすすめです。外国人IT人材に特化した『G Talent』では、さまざまな言語でのサポートにも対応しています。外国人で未経験でもIT人材なら転職が成功しやすい!IT人材は、未経験の外国人であっても成功しやすい業界・職種です。未経験の外国人がIT人材として転職しやすい理由は、以下の5つです。日本国内でIT人材の需要が高まっている少子化で労働力人口が少ない外国人の労働環境が整備されつつある年齢や国籍などに左右されにくい日本語がうまくなくても働ける日本国内でIT人材の需要が高まっているインターネットの普及やAIやIoT分野の発展、さらには5Gの普及など世界的にIT市場が急成長を遂げています。日本国内でもIT人材の需要は高まっていますが、国内で必要とされているIT人材が不足しているのが実情です。2019年に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によれば、2030年には約79万人のIT人材が不足すると予想されています。需要が高まる中で供給が追いついていないIT人材を外国人IT人材で補おうとする動きが加速しています。参考:外国人がエンジニアになるために必要なビザの種類や申請方法と注意点[グローバルエンジニア2]/Fellowship少子化で労働力人口が少ない日本は少子化が進み、労働力人口が減少している国です。IT人材に問わず日本の若者だけでは労働力が不足するため、海外から優秀な人材を採用したいと考える企業が増えました。特にIT人材は、日本のIT教育の遅れや給料が上がりづらいIT業界の多重請負構造などが原因となり、労働力が著しく不足しています。そのため、未経験の外国人でもIT人材としての転職が成功しやすいのです。参考:IT人材不足はなぜ?経済産業省のデータで解説/コエテコcampus外国人の労働環境が整備されつつある企業の中には、外国人IT人材が働きやすいように社内公用語を英語にして日本語があまり分からなくても働きやすい環境整備が行われています。法務省入国管理局では外国人人材の受け入れ促進のために、「高度人材ポイント制による出入国在留管理上の優遇制度」を設けIT人材を含め様々な分野で外国人人材の受け入れを進めています。国内のこのような働きによって、外国人が働きやすい環境が整備されているのです。参考:高度人材ポイント制による出入国在留管理上の優遇制度/出入国在留管理庁年齢や国籍などに左右されにくいITエンジニアは、年齢や国籍に関係なく活躍できる職種と言われています。そのため、未経験の外国人でも転職に挑戦しやすい業界です。多くの企業では作業用のマニュアルが整備されており、未経験から活躍しやすいのも特徴です。近年の日本企業では、中国や韓国、ベトナムを始めとし、アメリカや南米出身の外国人IT人材が多数活躍しています。参考:50代で就ける定年のない仕事とおすすめの資格10選/エイジレス思考日本語がうまくなくても働ける一部の日本企業では、日本語ができない外国人IT人材でも働ける環境整備が進んでいます。日本語ができない外国人IT人材と、日本人エンジニアのコミュニケーションを手助けするブリッジ人材を雇う企業もあり、外国人IT人材が困らないようなサポートを完備している会社に転職も可能です。社内の公用語を英語にして、外国人エンジニアの受け入れを強化している企業もあるため、日本語がうまくなくても十分に働くことができます。参考:多国籍エンジニアの技術育成を行うブリッジSEに聞いた、ボーダレスな組織マネジメントとは/The BEENOS未経験の外国人がIT人材への転職を成功させるポイント未経験の外国人がIT人材になるために、転職を成功させるポイントは以下3つです。IT知識やPCスキルをつける基本的な日本語やビジネスマナーは学習しておく日本の文化や価値観に慣れておくIT知識やPCスキルをつける未経験であっても、最低限のIT知識やPCスキルは身につけておきましょう。ワードやエクセル、パワーポイントの操作に加え、基本的なタッチタイピングも必要になります。IT知識をつけるためには、資格の取得に向けた勉強を進めることがおすすめです。日本で就労する際に必要になる在留資格を取得する際には、IT関連の資格を取得しているとビザの発行に有利に働くケースもあります。就労ビザについては、記事の後半で詳しく紹介するので併せて参考にしてください。参考:IT関連資格での「技術・人文知識・国際業務ビザ」取得/外国人雇用・就労ビザステーション基本的な日本語やビジネスマナーは学習しておく日本企業に転職する際は、基本的な日本語やビジネスマナーは学習しておきましょう。転職先のメンバーとコミュニケーションを取る際や顧客の対応には、基本的な日本語が必要になることがあるからです。IT業界の専門用語やビジネスシーンでよく使われる単語を日本語で覚えておく程度でも、日々の業務がスムーズに進みます。最低限の日本語やマナーは学んでおいて損はありません。参考:外国人エンジニアを採用するコツとは|採用メリットとデメリットもご紹介/SunWells日本の文化や価値観に慣れておく日本と海外では異なる文化や価値観があるため、日本の文化や風習を学び慣れておくとカルチャーショックを受けずに済みます。たとえば、海外ではタイムカードが重要視されていませんが、日本ではタイムカードで出勤・退勤の時間が厳しく管理されています。さらに、日本ではあまり自分の意見を述べず上司の指示に従って仕事をするほうが評価される環境がありますが、海外では自分の意見を積極的に述べ自主的に行動することで評価されるシステムが一般的です。このような文化や価値観の違いを理解しておくことで、ギャップを気にすることなく快適に働くことができます。参考:海外勤務の勤怠管理はどうする?注意点や英語対応のおすすめツールを紹介/ビズクロ未経験の外国人がIT人材に転職するための就労ビザの取得方法未経験の外国人がIT人材に転職するためには、就労ビザの取得が必要です。取得方法や取得時のポイントは、以下の通りです。そもそも就労ビザとは日本に国籍を持たない外国人が日本に滞在しながら活動するには、在留資格が必要です。就労ビザとは、日本で外国人が就労する際に必要になる在留資格のことを指します。就労ビザは日本で報酬を得て働くために必ず必要になるため、未経験から外国人としてIT人材に転職するためには必ず取得しておきましょう。日本で外国人がIT人材として働くためには、在留資格「技術・人文知識・国際業務」のうち「技術」のビザ取得が必要です。参考:就労ビザとは/就労ビザ申請サポート大阪就労ビザの取得には資格許可要件を満たしている必要がある外国人IT人材に必要な就労ビザである「技術・人文知識・国際業務」のうち「技術」のビザを取得するためには、以下の条件を満たす必要があります。従事する職務内容と関連する科目を大学や専門学校で専攻していたこと日本人が従事する場合と同等以上の報酬を受け取ること10年(職種によって3年)以上の実務経験があることエンジニアなどのIT人材の場合は、法務省が定めた情報処理技術に関する資格を持っていることで、学歴や実務経験がなくても就労ビザの取得が可能です。そのため、未経験でも外国人IT人材として転職できるチャンスがあります。該当する取得資格を確認したい方は、出入国在留管理庁のホームページをチェックしましょう。▼出入国在留管理庁のホームページはこちら就労ビザの取得手順就労ビザを取得するためには、業務内容と在留資格を確認し在留資格の範囲内で働ける業務であるかを確認する必要があります。在留資格に適する就労であれば、就労ビザ取得の前に雇用契約を結ばなければいけません。正式な雇用契約締結を行い、就労ビザを取得しましょう。雇用契約が締結した後に必要書類を準備し、在留資格の変更許可申請を行います。「技術・人文知識・国際業務」を取得するためには住居地が管轄する地方出入国在留管理官署に「在留資格取得許可申請書」を提出する必要があり、資格取得が決定した日より30日以内に行う必要があります。参考:就労ビザの取得要件|企業の注意点や必要書類,審査期間を解説/第一綜合事務所ビザ取得までには時間がかかる!ビザの申請から取得までは、2〜3ヶ月程度の時間がかかることがあります。ビザの申請が遅れてしまうと、入社日までにビザの取得が間に合わない可能性もあるため、できるだけ余裕を持ったスケジュールで、就労ビザの準備を進めておきましょう。参考:審査には何日必要?就労ビザの在留期間なども詳しく解説/外国人採用サポネット未経験の外国人がIT人材に転職するための方法未経験の外国人がIT人材に転職するための方法には、以下の4つが挙げられます。外国人IT人材を採用している企業をネットで探すコネクションを利用して外国人IT人材を募集している企業を見つける外国人IT人材が集まるコミュニティに入る外国人に特化した転職エージェントを活用する外国人IT人材を採用している企業をネットで探す一部のIT企業では自社のホームページに採用情報を掲載していることもあり、うまくヒットすれば外国人IT人材を探している企業にダイレクトでアプローチできます。ネットを使って、「外国人 転職」「外国人エンジニア 求人」などと検索してみましょう。企業の採用サイトから直接応募すれば、企業の担当者と直接やりとりしながら効率的な転職活動が叶います。参考:転職で企業への「直接応募」はアリ? メリット・デメリットを解説/みんなの転職「体験談」コネクションを利用して外国人IT人材を募集している企業を見つけるコネクションを利用して、外国人採用を行っている企業を見つけることも可能です。すでに日本で働いている外国人の友人にコンタクトをとることで、友人の企業で採用が決まるケースもあります。社内での業務内容や労働環境、条件などについて話を聞くこともできるため、リアルな労働環境を知ることもできます。参考:外国人採用の6つの注意点!外国籍雇用のリスクと確認事項を解説/YOLO WORK外国人IT人材が集まるコミュニティに入る外国人IT求人が集まるコミュニティに入ることで、日本での求人情報や転職活動について情報を仕入れることも可能です。特に近年はオンラインのコミュニティ活動が発達しているので、ネットやSNSなどを通じてコミュニティがないか探してみましょう。特におすすめのSNSは、LinkedInやWantedlyなどのビジネス系SNSです。プライベートのSNSであるXやInstagramと違いビジネスに特化しており、海外ではビジネス系SNSを使った転職活動やキャリアアップも普及しています。まずはアカウントを作り、どのようなコミュニティがあるのかチェックしてみましょう。参考:仕事に役立つソーシャルメディア「ビジネスSNS」を使うメリットとは? 代表的なサービス4選も紹介/Gaiax外国人に特化した転職エージェントを活用する日本での転職活動は、求人サイトや転職エージェントを利用するのが一般的です。特に日本で初めて働く外国人の方は、職探しだけでなく選考活動やビザ取得のサポートをしてくれる転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントにはさまざまな種類がありますが、外国人に特化した転職エージェントを利用することで、外国人の特性を知った上でグローバル環境の企業を紹介してもらえます。『G Talent』は外国人IT人材に特化した転職エージェントです。日本で働きたい外国人ITエンジニアの就職・転職活動を力強くバックアップしており、未経験から働ける求人情報も掲載されています。未経験から日本のIT業界に転職したい外国人の方は、ぜひ一度ご利用ください。未経験の外国人でも日本でIT人材に転職できる!IT業界は需要の増加に対して人材が不足しているため、未経験の外国人でも転職しやすい環境です。基本的な日本語やビジネスマナー、PCスキルを身につけておくことで、転職を成功させる可能性が高まります。就労ビザを正しく取得して正しい方法で転職活動を行い、未経験から外国人IT人材として就労する道を開拓しましょう。転職先探しだけでなく選考活動やビザ取得、日本語などのさまざまなサポートを受けたい方は、転職エージェントの利用がおすすめです。外国人IT人材に特化した『G Talent』は、日本で働きたい外国人の転職活動を力強くバックアップしてきました。IT業界に詳しいバイリンガルコンサルタントが企業とエンジニアのマッチングをサポートするので、未経験の方でもお気軽にご相談ください。

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日本企業における外国人エンジニアの市場価値は?求人の探し方も紹介

近年日本で働く外国人エンジニアの数は増えており、日本企業における外国人エンジニアの市場価値は高いと言えます。では、どうして外国人エンジニアの市場価値が高いのでしょうか。今回は、日本企業における外国人エンジニアの市場価値について実態や理由について解説していきます。外国人エンジニアが自分にあった求人を探す方法も併せて紹介するので、日本で外国人エンジニアとして働きたいと考えている方は必見です。日本企業における外国人エンジニアの市場価値を知り、自分の価値に見合った就職先を見つけましょう。日本の就職先にお悩みの方は、外国人エンジニアに特化した求人エージェントの『G Talent』をご利用ください。日本企業における外国人エンジニアの市場価値は高い日本ではIT人材の不足が深刻化しており、経済産業省が2019年に発表した「IT人材需要に関する調査」ではIT需要構造が変化したことによりIT人材が不足していると報告されています。報告書によれば、2018年のIT人材不足数は22万人、2019年には26万人、2020年には30万人のIT人材が不足すると報告されており、2030年には約41万人〜79万人のIT人材が不足する見通しです。今後IT化がどのように進むかにもよりますが、日本のIT人材不足は非常に深刻であることが分かります。IT人材不足を補うために注目が集まっているのが、外国人ITエンジニアの採用です。厚生労働省が公開している「外国人雇用状況の届出状況」によれば、外国人エンジニアが日本で就労するために必要なビザである「専門的・技術的分野の在留資格」を取得して働く外国人エンジニアの数は年々増加し、市場価値が高まっているようです。2021年には394,509人が上記のビザを所有して日本で就労しており、前年と比較して9.7%の増加となりました。2014年と2019年の5年間を比較すると、2014年に同じ在留資格で就労していた外国人数は147,296人であったのに対し2019年は329,034人となっており、5年間で2.2倍の増加を記録しています。日本でのIT人材不足は現在も続いている背景から、今後も外国人エンジニアの市場価値が高まると予想できます。参考:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ【本文】(令和3年 10 月末現在)/厚生労働省日本企業で働く外国人エンジニアの出身国は?厚生労働省の「外国人雇用状況」によれば、IT業界などの情報通信業に占める外国人エンジニアの出身国は東アジア・東南アジアが上位です。1位が中国、2位は韓国と続き、3位ベトナム、4位アメリカと上位3カ国は東南アジアの国が占めます。フィリピンやネパールやインドネシア、ブラジルやペルーから日本企業で働いている外国人ITエンジニアも少なくありません。このことから、国の種類は関係なく世界各国のITエンジニアの市場価値が高いということがわかります。参考:「外国人雇用状況」の届出状況表一覧(令和3年10月末現在)/厚生労働省外国人エンジニアの市場価値が高い理由日本企業において外国人エンジニアの市場価値が高い理由は、以下の5つです。日本企業ではエンジニアが不足している即戦力となる優秀なエンジニアを求めている日本人にはない発想を取り入れられる社内を活性化できる海外進出をサポートしてもらえる市場価値が高い理由①|日本企業ではエンジニアが不足している多くの日本企業では、深刻なエンジニア不足が問題となっています。特に日本ではIT教育の遅れが深刻であり、世界では5〜10年前から導入されているプログラミングやIT教育が、日本では2021年に小学校での必修化が始まりました。つまり、日本のIT教育はほかの国のより5年以上遅れているのです。教育の遅れも、日本人のエンジニアが不足している一つの要因です。日本でのエンジニア不足を解消するために、外国人ITエンジニアの市場価値が高まっています。参考:日本は遅れてる?海外のプログラミング教育の現状!/コエテコ市場価値が高い理由②|即戦力となる優秀なエンジニアを求めている日本の多くの企業では即戦力となる優秀なエンジニアを求めているため、外国人エンジニアの市場価値が高まっています。多くの日本企業では、新卒の学生を大量に採用し自社で時間をかけて育てる仕組みが採用されていました。一方、世界の教育機関では大学卒業と同時に即戦力に引けを取らない優秀な人材が育成されています。たとえば、メルカリでは2019年に採用した新卒エンジニアの9割がインドをはじめとした外国人エンジニアでした。インド出身の学生の中には、インド最高峰の名門IT大学であるITTを卒業後優秀な人材として採用されたエンジニアもいます。ベトナムのように、独自のIT人材育成政策展開している国もあります。 労働力が低下している日本で優秀な人材を奪いあうよりも、世界に目を向けたほうが即戦力となる人材が見つかりやすいのが外国人エンジニアの市場価値が高い理由の一つです。参考:メルカリの新卒エンジニア9割が外国人、インドの次はどの国から採る?/DIAMOND online市場価値が高い理由③|日本人にはない発想を取り入れられる外国人エンジニアは日本人にはない発想やアイデアを持っており、ITトレンドのキャッチアップが速いのも市場価値が高いポイントです。外国人エンジニアが日本企業に持ち込む世界のトレンドや発想があることで、情報網や仕事の選択肢が広がります。海外で当たり前に利用されているシステムがサービスは日本にはまだ存在せず、日本人では思いつかないものもあります。日本人では考えつかない全く別の角度から案を出す可能性があるため、新商品・サービス開発のきっかけになるかもしれません。参考:外国人ITエンジニア採用のメリットと注意点!/MichaelPage市場価値が高い理由④|社内を活性化できる外国人エンジニアと一緒に働くことで、社内の活性化になるのも市場価値が高い理由です。多くの外国人エンジニアは仕事の成果にシビアであり、タイトな納期や開発条件でも優れたパフォーマンスを発揮してくれます。成長意欲が強いエンジニアも多いため、外国人エンジニアと共に働くことで、日本人社員に対する刺激にもなるでしょう。外国人エンジニアは異なる文化や価値観を社内に持ち込んでくれるため、これまで慣習で行っていた非効率な作業をより合理的な方法へシフトチェンジできることもあります。異なる価値観に触れることで、柔軟で多様な組織づくりが可能です。参考:不安だった初めての外国人採用、今は“日本人職員に刺激を与える存在”に。活躍の鍵は「安心して仕事ができる環境づくり」/Touch! PERSOL市場価値が高い理由⑤|海外進出をサポートしてもらえる外国人エンジニアを採用することで、自社のサービスを海外展開する際の架け橋になるといった市場価値の理由もあります。縮小している日本マーケットだけでなく、世界へ進出したいと考える企業は少なくありません。現地を知らない日本人だけでプロジェクトに取り組むのではなく、リアルな市場を知り海外の言葉を理解できる外国人エンジニアの存在は大きな支えとなります。参考:外国人労働者を採用するメリット6つ|採用する時の注意点も紹介/株式会社オープンアップITエンジニア外国人エンジニアが自分に合った求人を探す方法外国人エンジニアが市場価値の高い日本企業で求人を探す方法には、以下の3つがあります。外国人エンジニアに特化した求人サイトを利用する外国人向け求人エージェントを利用する外国人エンジニアを募集している企業を検索する外国人エンジニアに特化した求人サイトを利用する日本にはさまざまな求人サイトがありますが、一般的な求人サイトは企業の掲載数が多いため外国人エンジニアが働ける求人を探すのが難しいです。市場価値の高い外国人エンジニアが働ける求人を効率的に探したい方は、外国人エンジニアの就職に特化した求人サイトを利用してみましょう。優秀な外国人エンジニアを採用したい企業が登録しているため、情報収集の時間と手間を省き多くの企業にリーチが可能です。外国人エンジニアに特化した代表的な求人サイトには、『GitTap』が挙げられます。500以上のグローバル企業の求人が登録されているため、自分の希望にあった仕事内容を見つけることができます。登録すると企業からスカウトが届くこともあるので、まずは無料登録から始めてみましょう。外国人向け求人エージェントを利用する日本で初めて求人活動を行う方は、仕事探しだけでなく日本でのキャリア設計や面談練習、ビザ取得などのサポートが必要になるかもしれません。そのような方には、求人サイトではなくさまざまなサポートを行う求人エージェントの利用がおすすめです。求職者それぞれのスキルや適性を判断し、それにあった企業を紹介してもらうことができます。ほかの国とは違う日本独自の履歴書や面談のサポートもお任せください。外国人エンジニアにおすすめの求人エージェントは、『G Talent』がおすすめです。300社以上の厳選された優良企業のみが登録されており、登録者は日本語面接レッスンを無料で行えます。IT業界に精通したバイリンガルアドバイザーがサポートするので、お気軽にご登録ください。▼『G Talent』への無料登録はこちらから外国人エンジニアを募集している企業を検索する求人サイトや求人エージェントを使わなくても、外国人エンジニアを募集している企業を検索して自分でリーチすることも可能です。日本のIT企業では自社で採用サイトを準備していることもあるので、直接応募すれば転職エージェントを通す手間が省けます。この場合、企業と直接のやりとりをすべて自分で行わなければいけません。日本で働くためには就労ビザが必要なので、企業がどの程度サポートをしてくれるのか確認しておきましょう。参考:転職は直接応募が有利なの?メリット・デメリットを知っておこう!/イーキャリアFA 外国人エンジニアが日本企業で働く前に確認すべき3つのこと外国人エンジニアにとって日本企業は市場価値が高いものの、日本企業で快適に働き続けるためには以下のポイントを注意しなければいけません。日本企業で働くためには就労ビザが必要になる基本的な日本語は話せる必要がある価値観や文化の違いを知っておく日本企業で働くためには就労ビザが必要になる外国人エンジニアが日本で働くためには、就労ビザが必要です。就労ビザにはいくつかの種類があり、外国人エンジニアは「高度専門職」や在留資格「技術・人文知識・国際業務」のうち「技術」を取得すると、日本で働くことができます。それぞれのビザを取得するためには条件があります。書類の準備期間や申請してから審査が終わるまでに2〜3ヶ月程度が必要になるため、内定から入社までの時期にビザが取得できるように準備を進めておきましょう。参考:外国人労働者のエンジニア就労ビザ取得/就労ビザ申請サポート大阪基本的な日本語は話せる必要がある日本企業で快適に働くためには、基本的な日本語は習得しておく必要があります。同じチームメンバーとのコミュニケーションや顧客との商談に参加する際に、基本的な日本語が必要となるからです。ITの専門用語やビジネスシーンで良く使われる単語を日本語で覚えておく程度でも、日々の業務で役立ちます。ただし、一部のIT企業では英語が社内公用語になっていたり外国人エンジニアと日本人エンジニアのコミュニケーションを助けるブリッジ人材が雇われていたりと、外国人エンジニアが日本をあまり理解できなくても働ける環境づくりが行われています。心配しすぎることはないですが、最低限の日本語やマナーは学んでおいて損はないです。参考:英語公用語化でエンジニア採用応募者が激増 IT企業が見出した、グローバルに働く秘訣/logmiBiz価値観や文化の違いを知っておく日本と海外では異なる文化や価値観があることを知っておくと、カルチャーショックを受けずに日本で働くことができます。たとえば、海外では積極的に発言や提案をし間違いを恐れずに新しいことに挑む態度が評価されますが、日本ではあまり自分の意見を主張せずに上司の指示に従って業務することを求められる環境もあります。ビジネスシーンにおいて価値観や文化の違いは多くあるため、いちいちショックを受けないように違いを理解しておきましょう。参考:異文化理解のメリットとは?異文化理解の必要性や注意点も紹介/Bizmates Blog外国人エンジニアの市場価値は高い!自分にあう職場を見つけよう本記事では、日本企業における外国人エンジニアの市場価値を解説しました。日本企業における外国人エンジニアの市場価値は上昇傾向にあり、日本で働く外国人エンジニア数も増加しています。外国から優秀なエンジニア人材を雇い入れる動きは今後も加速するでしょう。日本で自分にあった企業を見つけたい外国人エンジニアの方は、外国人エンジニア採用に特化した求人エージェントの『G Talent』がおすすめです。バイリンガルコンサルタントが外国人採用に積極的な日本企業と外国人ITエンジニアのマッチングを支援し、日本でのキャリア・スタートを応援します。日本でのキャリアに興味があるITエンジニアの方は、ぜひ『G Talent』をご利用ください。

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外国人エンジニアとして働くなら大手・ベンチャー企業どっちがおすすめ?

日本には大手企業・ベンチャー企業といったさまざまな規模の企業があり、日本のビジネス文化に詳しくない外国人エンジニアからすればどちらで働くべきか悩むポイントではないでしょうか。大手企業・ベンチャー企業にはそれぞれに違いやメリット・デメリットが存在するので、それぞれの違いを知って自分にあった企業で働くことが大切です。この記事では、日本の大手企業・ベンチャー企業の違いや大手企業・ベンチャー企業それぞれで働くときの注意点について解説していきます。日本での就職を希望する外国人エンジニアは、外国人エンジニアに特化した転職エージェントの『G Talent』を使うと効率的に自分にあった企業を見つけることができます。外国人エンジニアは大手・ベンチャー企業どちらを選ぶべきか?外国人エンジニアが日本で働く際、大手企業かベンチャー企業のどちらで働くべきか迷ってしまう方も多いかもしれません。しかし、外国人エンジニアと一口に言っても個性や特徴は人によって異なるため、一概にどちらが良いかを明言することはできません。大手企業・ベンチャー企業に囚われすぎず、それぞれの外国人エンジニアに合った企業を選ぶことが大切です。ただし、日本の多くの大手企業・ベンチャー企業にはそれぞれの違いや特徴があることも事実です。大手企業・ベンチャー企業の違いや特徴を知っておくことで、外国人エンジニアの入社後のギャップを減らすことができます。今回の記事を参考に、日本の大手企業・ベンチャー企業の違いを把握しましょう。参考:私のキャリア遍歴に基づくマインドセット論〜大企業⇒ベンチャー⇒そしてフリーランスへ〜/Tech Team Journal日本のエンジニア職における大手・ベンチャー企業の違い日本では日本人のIT人材が不足しているため、大手・ベンチャー共に外国人エンジニアの採用に力を入れています。外国人エンジニアが後悔しないためにも、一般的な大手企業・ベンチャー企業の違いを把握しておきましょう。大きな違いを表にまとめると、以下のとおりです。 大手企業ベンチャー企業関わる案件の規模大規模小規模・下請け担当する作業・範囲1年目から設計も可能1年目は単純なプログラミングやシステム構築スピード感遅い速い給与の高さ・上がりやすさ給与が高い昇給しやすい大企業よりは給与が低くなりがち昇給スピードは業績によるキャリアパス制度企業によっては評価されにくい評価されやすい福利厚生の充実度充実企業による人材の育成制度充実企業による労働時間・休暇の取りやすさ労務管理が煩雑な会社や部署では取得しにくいことも企業の制度や雰囲気によるそれぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。大手企業とベンチャー企業の違い①|関わる案件の規模大手企業は大規模な案件を取り扱う場合が多く、ベンチャー企業は大手企業よりも小規模の案件を受注している場合が多いです。大手企業の案件は大手の銀行や証券会社、行政システムなどの案件を受注していることも多く、万が一障害が起こった場合は大規模な影響が出ることもあります。信頼度が高い大手企業だからこそ大規模の案件が多いものの、案件自体が大規模であるぶん関わる人数も多いため一人一人が「自分が関わったシステムだ」と感じにくいかもしれません。一方で、ベンチャー企業は比較的小規模なシステムを少人数で開発しており、大手企業から開発の下流工程を外注されて請け負っているベンチャー企業もあります。参考:大手企業へのエンジニア転職ってどう?中小との違いを解説!/イーデス大手企業とベンチャー企業の違い②|担当する作業・範囲大企業では、早ければ1年目より要件定義やシステムの設計に関わることができます。一部の大手企業では、プログラミングの作業をベンチャー企業に外注し開発の上流工程のみを行うことがあるからです。早い段階から上流工程に関わりたい外国人エンジニアは、大手企業の方がチャンスが掴みやすいと言えます。ベンチャー企業や中小企業の場合、大手企業の下請けの業務が多い場合はプログラミングなどの下流工程の業務が多いです。ただし、プロジェクト全体を俯瞰できる可能性が高いといったメリットがあります。参考:【どちらが良いか】ITベンチャー企業と大手企業のメリット・デメリット比較/IT転職辞書大手企業とベンチャー企業の違い③|スピード感大手企業では社内の部門ごとにコミュニケーションや手続きの壁があるため、業務のスピード感が遅くなりがちです。しかしベンチャー企業では経営者との距離が近く承認を得る手続きがシンプルなため、物事を決定するスピードが速い傾向にあります。チャレンジ精神が旺盛なベンチャー企業だと、提案したアイデアがすぐに会議にかけられで何でもやってみてから考えるという企業もあるようです。参考:大手企業とは? 定義や中小企業との違い、メリット・デメリットを紹介/マイナビ転職大手企業とベンチャー企業の違い④|給与の高さ・上がりやすさ大手企業はボーナスや手当が充実しており、年ごとに昇給するなどのシステムが確立されている傾向があります。そのためベンチャー企業や中小企業と比べると一般的にエンジニアの給料が高く、年収もアップしていきやすいです。ベンチャー企業は、業績によってボーナスが高い年があれば業績不振でボーナスがカットされるなど不安定な傾向があります。給与形態は企業によって大きく異なるため一概には言えませんが、大手企業に比べれば少なくなることが多いです。ただし、ベンチャー企業の場合は実力に応じて給与があがる可能性もあります。参考:年収一挙公開!大手VSベンチャーどっちが給料多い!?/Tech総研大手企業とベンチャー企業の違い⑤|キャリアパス制度大手企業は評価や昇進、研修制度が確立されているぶん、個人の業績が見えづらい傾向にあります。直属の上司が人事評価を行うわけではない場合は、成績が良かったにも関わらず評価につながらなかったという声も少なくありません。ベンチャー企業は経営者や上司との距離が近いため、自分の業績がダイレクトに評価に反映されやすいです。自分のスキルやアイデアを提案したい場合にも、実力を発揮するチャンスが多い環境だと言えます。参考:大手とベンチャー、エンジニアの仕事内容とキャリアの違い/assign navi magazine大手企業とベンチャー企業の違い⑥|福利厚生の充実度大企業は福利厚生が整っている場合が多いです。年金や保険制度の充実、社宅や家賃補助の完備など、手厚いサポートがあります。ベンチャー企業のには働きやすい環境づくりに取り組んでいる企業もありますが、大企業に比べると各種手当や福利厚生制度は充実していない傾向があります。参考:スタートアップ企業に福利厚生はあるの?その他企業との違いや具体例を徹底解説/ベンチャー就活ナビ大手企業とベンチャー企業の違い⑦|人材の育成制度大企業は、人材の研修や育成制度が整っている傾向が強いです。語学力を身につけたい社員に向けての資格取得支援や、専門性を伸ばすためのスキルアップ研修などが準備されています。外国人エンジニアの場合、日本語支援を受けられる企業も見つけることができるでしょう。ベンチャー企業の場合、人材育成の制度が充実しているかは会社の業績や経営者の方針に大きく左右される傾向があります。参考:ベンチャーの研修制度ってどうなってるの?研修制度のあるベンチャーの見つけ方を紹介/ベンチャー就活ナビ大手企業とベンチャー企業の違い⑧|労働時間・休暇の取りやすさ大企業でもハードに働いているエンジニアがいますが、労働時間の上限に厳しい企業が多いため規定の残業時間を超える企業は多くありません。しかし、ベンチャー企業はさまざまな試みにチャレンジしている企業が多く、大手企業と比べると労働時間が長くなりやすい傾向にあります。ただし、ベンチャー企業の方がフレックス制度や裁量労働制を採用しているため、自由な働き方が叶いやすいです。大手企業は労働時間だけでなく、休暇も取りやすい傾向にあります。ベンチャー企業と比べると大手企業の方が働く人数が多いため、業務的にも代わりのスタッフを見つけやすいからです。参考:大企業とベンチャーの違い、フィットしやすい人の違いとは?/note外国人エンジニアが日本の大手・ベンチャー企業で働く際の注意点外国人エンジニアが日本の大手・ベンチャー企業で働く際の注意点は、以下の3つです。就労ビザが必要となる日本語力が求められる文化の違いを理解しておく外国人エンジニアが日本で働く注意点①|就労ビザが必要となる日本で外国人エンジニアとして働くためには、就労ビザが必要です。就労ビザにはいくつかの種類がありますが、外国人エンジニアが働くためには在留資格の「技術・人文知識・国際業務」のうち「技術」を取得する必要があります。「技術」の在留資格を取得するためには、「10年以上の実務経験があること」か「従事する職務内容と関連した科目を大学や専門学校で選考していたこと」のうちいずれかの条件をクリアするか、法務省が定める情報技術に関する資格の取得が必須で、ビザ取得のための経験や資格取得、学習時間が求められます。申請書類を提出した後も承認されるまで時間がかかるため、内定をもらったにも関わらず就労ビザが取得できないミスが起きないように就労ビザの準備を進めておきましょう。参考:外国人エンジニアに必要な在留資格や就労可能な職種の種類、注意点[グローバルエンジニア2]/Fellowship外国人エンジニアが日本で働く注意点②|日本語力が求められる外国人エンジニアが不自由なく日本で働くためには、基本的な日本語のスキルや、ビジネスマナーを習得しておきましょう。外国人採用されたエンジニアであっても、上司や同僚とのコミュニケーションや顧客との商談に参加することがあります。日本語力を身につけておくことで、ビジネスマンとして失礼のない受け答えや対応が可能です。日本語でITの専門用語やビジネスシーンでよく使われる単語を覚えておくと、上司・同僚とのコミュニケーションや業務で役立ちます。参考:どうする?外国人労働者の日本語教育問題|教育方法やコミュニケーションに大切なこと/外国人採用サポネット外国人エンジニアが日本で働く注意点③|文化の違いを理解しておく外国人エンジニアとして日本で働く方は、日本と海外では異なる文化や価値観が重要視されることを理解しておきましょう。たとえば、海外では積極的に発言をし間違いを恐れずに挑戦していく態度が評価されますが、日本においては上司の指示に従い自分の意見を表に出さずに業務をするのが良しとされる価値観が残っていることがあります。さらに、自分の業務が終わっているにも関わらず上司がまだ仕事をしているので帰宅できなかったり、就業開始と終了時間が厳しく管理されていたりと、職場によっては外国人が理解できない文化が残っている可能性も低くありません。カルチャーショックを受けないように、日本に残る独特の就業文化を理解することが大切です。参考:日本で働く外国人社員 ヒアリング調査結果『日本語はムズカシイ?日本語だけの問題じゃない?』~日本で働く外国人社員に聞いた、日本語コミュニケーションの課題とは~/PR TIMES外国人エンジニアとして日本の大手・ベンチャー企業で活躍しよう本記事では、大手企業とベンチャー企業の違いや、外国人エンジニアが日本で働く際の注意点いついて解説しました。ちらが良いかを解説しました。大手企業・ベンチャー企業のそれぞれの違いを知った上で、自分が働きたい環境を選びましょう。外国人エンジニアの方は今回紹介した3つの注意点を参考に、日本でのキャリアをスタートさせてください。日本で自分にあった企業を探したい外国人エンジニアの方は、外国人ITエンジニアに特化した転職エージェントの『G Talent』の利用がおすすめです。日本で働きたい外国人エンジニアの就職・転職活動をサポートし、経験や実力にあった企業を紹介します。面接対策やビザ取得のサポートも行っているので、日本の大手・ベンチャー企業で働いてみたい方は、ぜひ『G Talent』をご利用ください。

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外国人エンジニア採用に応募するために必要な資格・申請方法を解説

外国人エンジニアが日本企業の採用に応募する場合、自国での就職活動とは異なる資格や申請方法が必要です。スムーズに採用をもらうためにも、外国人エンジニアが日本で採用をゲットするために必要な資格や申請方法を知っておきましょう。今回は、外国人エンジニアが日本企業での採用に必要な在留資格や申請方法、注意点や日本企業で採用される外国人エンジニアの種類について解説していきます。日本で採用をもらいたい外国人エンジニアの方は、外国人エンジニアに特化した転職エージェントの『G Talent 』を活用することで採用のチャンスが広がります。外国人エンジニアが日本企業での採用に必要な在留資格外国人エンジニアが日本企業で採用をもらうために取得できる在留資格には、以下の4種類が挙げられます。高度専門職技術・人文知識・国際業務特定活動地位又は身分に基づく在留資格それぞれの在留資格の特徴を見ていきましょう。日本企業の採用に必要な在留資格①|高度専門職高度専門職とは、外国から優秀な人材を採用するための在留資格です。日本で働くさまざま職種が認められており、エンジニアとしての就労もできます。高度専門職のビザ取得の審査基準には、「高度人材ポイント制度」が導入されています。学歴や職歴、大学などでの研究実績、年収やその他ボーナスなどが審査の基準に採用されており、ポイントが70を超えるとビザの取得が可能です。有名大学や大学院出身、JLPT N1を取得している、年収が400万円を超えているなどの条件を満たすと、高度人材の対象になる可能性が高くなります。参考:外国人エンジニアを採用するときに必要な在留資格の条件・申請方法/jopus biz日本企業の採用に必要な在留資格②|技術・人文知識・国際業務外国人エンジニアの場合、技術・人文知識・国際業務の在留資格のうち、技術の要件を満たせばエンジニアとして就労できます。技術の在留資格取得をするためには、就労する外国人に対する条件に加えて、外国人労働者を受け入れる企業にも条件が設けられています。それぞれの条件について詳しく解説します。「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を取得する条件技術・人文知識・国際業務の在留資格のうち技術の要件を満たすためには、「10年以上の実務経験があること」か「従事する職務内容と関連した科目を大学や専門学校で専攻していたこと」のうち、いずれかの条件をクリアしなければいけません。しかし、法務省が定める情報処理技術に関する試験に合格している場合には、学歴や職歴の要件が免除されることもあります。自国で実施されているITに関する試験のうち、該当するものを取得しておくとビザ取得に役立ちます。法務省が定める情報処理技術に関する試験の項目は、法務省のWebサイトで確認ができます。例えば、ベトナム人エンジニアが日本で採用もをもらうために「技術」の在留資格を取得するには、以下の資格が法務省で認められています。ハイテクインキュベーショントレーニングセンター(HITC)が実施する試験のうち次に掲げるもの(1) 基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験(2) 応用情報技術者(アプライド・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験ベトナム情報技術試験訓練支援センター又はベトナム訓練試験センターが実施した試験のうち次に掲げるもの(1) 基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験(2) ソフトウェア開発技術者(ソフトウェア・デザイン・アンド・ディベロップメント・エンジニア)試験(3) 応用情報技術者(アプライド・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験また、採用する企業側にも「職務内容の専門性と関連性」、「日本人と同等以上の報酬」、「事業の安定・継続性」といった3つの条件が必要です。これら全ての条件を満たすことで、外国人エンジニアの受け入れが可能になります。参考:入国管理及び難民認定法第七条第一項第二号の基準を定める省令の技術・人文知識・国際業務の在留資格に係る基準の特例を定める件/出入国在留管理庁日本企業の採用に必要な在留資格③|特定活動特定活動とは、ほかの在留資格に該当しない特定の活動を行う外国人が取得できる就労ビザです。たとえば、ワーキングホリデーや学校を卒業後に就職活動をしている学生、インターンシップで来日中の学生、高度専門職外国人の就労する配偶者、外交官の家事使用人などが該当します。ただし特定活動は半年や1年間の短期滞在用ビザのため、長期で働くためには技術・人文知識・国際業務の在留資格に切り替えるといった対応が必要です。参考:在留資格「特定活動」/出入国在留管理庁日本企業の採用に必要な在留資格④|地位又は身分に基づく在留資格永住権、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者の4種類の在留資格があれば、就労に制限がありません。日本人と同じように働くことができるため、在留資格の申請は不要になります。参考:「就労に制限のある在留資格」と「就労に制限のない在留資格」/行政書士・社会保険労務士永井弘行事務所外国人エンジニア採用に応募するために在留資格を申請する方法外国人エンジニア採用に応募するための在留資格申請をスムーズに進めるために、以下の手順を知っておきましょう。必要書類手続きの流れそれぞれの内容について詳しく解説していきます。必要書類日本で就労できるビザの取得要件を満たしていれば、出入国管理庁に提出する書類を準備しましょう。外国人本人は、卒業証明書・履歴書・パスポートなどの準備が必要です。準備が必要な書類が多いため、余裕を持って作成することが大切です。就労ビザについて悩みや困りごとがある方は、費用は発生しますが行政書士に相談することもできます。受け入れる企業側も、書類の準備が必要です。企業が準備する書類は企業の規模によって異なり、会社の規模が小さくなるにつれて準備する資料が増えます。必要書類の詳細は、法務省のWebサイトで確認ができます。申請するビザによって書類が異なるため、自分の経歴で申請が通りそうな在留資格(高度専門職、又は技術・人文知識・国際業務等)に必要な書類を確認しておきましょう。参考:【2021年版】 図で分かる就労ビザの必須書類一式/jopus biz手続きの流れビザの取得には、書類の準備から申請まで2週間〜1ヶ月の期間が必要です。審査結果が出るまでは、約1〜2ヶ月かかります。在留資格の取得申請やビザを変更しなければならない場合は、上記の在留資格申請期間を加味して入社までの期間を見積もっておきましょう。内定から入社までは、およそ2〜3ヶ月程度の期間が見込まれます。参考:外国人採用するなら知っておくべき就労ビザ取得期間 ビザ申請が間に合わないと国外退去になってしまうの?/Guidable Jobs外国人エンジニアが在留資格を申請する際の注意点外国人エンジニアが在留資格を申請する際は、3つのポイントに注意しましょう。実際の業務内容が在留資格と異なった場合は不法就労となる審査に時間がかかる場合がある学歴・実務経験の代わりとして情報処理技術の資格を取得する方法もある実際の業務内容が在留資格と異なった場合は不法就労となるエンジニアとして入社しても、実際の業務が在留資格の内容と異なるものであれば不法就労とみなされてしまいます。採用前に、業務内容は必ず確認するようにしましょう。たとえば、エンジニアとして採用されたにも関わらず実際の業務が一般事務だったといった場合は、不法就労にあたります。参考:外国人エンジニアに必要な在留資格や就労可能な職種の種類、注意点[グローバルエンジニア2]/Fellowship審査に時間がかかる場合がある就労ビザの申請から審査終了までには、時間がかかる場合があります。エンジニアとして採用されてから入社日までに在留資格が間に合わないことがないように、あらかじめ期間を長めに見積もっておきましょう。採用確定から入社までは、およそ2〜3ヶ月のゆとりを持ってビザの申請を行うことをおすすめします。参考:就労ビザの審査期間はどのくらい?/外国人雇用&就労ビザ相談センター学歴・実務経験の代わりとして情報処理技術の資格を取得する方法もある技術・人文知識・国際業務の在留資格取得のためには、「10年以上の実務経験があること」か「従事する職務内容と関連した科目を大学や専門学校で専攻していたこと」条件が必要です。しかし、実務経験や学校での専攻がなくても、法務省が定めた情報技術に関する試験を取得することで要件が免除となる場合があります。未経験からエンジニアとして日本で働きたいと考えている外国人エンジニアは、資格試験の取得を目指して勉強することで日本での就労が可能となるかもしれません。参考:技術ビザ - IT資格/TN行政書士事務所日本企業で採用がある外国人エンジニアの職種エンジニアといっても、さまざまな種類があります。日本で採用実績がある外国人エンジニアの職種には、以下の種類が挙げられます。プログラマーソフトウェアエンジニアシステムエンジニア(SE)セキュリティエンジニアITコンサルタントプロジェクトリーダープロジェクトマネージャープログラマープログラマーは、システムエンジニアやプロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー等の上流工程を担うエンジニアが作成した仕様書に基づき、ソフトウェアやシステムのプログラミングを行う職種です。プログラムの不備を調整したり、バグを発見・修正したりと、自分で調べて解決する力や集中力が求められます。参考:プログラマーとは?なり方や仕事内容、将来性を紹介/デジタルハリウッド大学ソフトウェアエンジニアソフトウェアエンジニアは、PCやスマートフォンのアプリケーション、家電や公共交通機関を制御するアプリケーションなどさまざまなソフトウェアの開発を行う職種です。開発・設計・ソフトウェアの運用保守、テストなどの業務があります。開発環境やプログラミングの知識・技術があると同時に、顧客やチームとのコミュニケーション力が必要になる職種です。参考:ソフトウェアエンジニアになるには?必要なスキルや年収を紹介/HiPro Techシステムエンジニア(SE)システムエンジニアは、システム開発の要件定義や設計、テストなどを行う仕事です。要件定義や仕様書の作成のみを行い、実際のプログラミングはプログラマーに任せる場合もあります。関係者とのコミュニケーション力が必要になる仕事です。システム開発を受注する企業で就労する場合もあれば、社内SEとして企業内で必要になるシステムの開発や設計、運用、保守をする就業先など働き方は企業によって異なります。参考:SE(システムエンジニア)とは?SEの仕事内容と年収/IT業界まるわかりガイドセキュリティエンジニアサーバーやインフラ、情報セキュリティに関する業務を行うエンジニアです。サイバー攻撃からシステムを守るための設計や開発を行います。セキュリティに関する情報をいち早くキャッチし、進化するサイバー攻撃に対応していく情報感度の高さが必要になる業務です。ITコンサルタントITコンサルタントは、顧客の企業のIT分野全般に関するアドバイスやシステム開発・改善の提案、導入支援をするコンサルタントです。IT分野に課題を抱えている顧客を対象とし、IT技術による問題解決を提案します。問題の原因を特定し、適切なソリューションの提案や開発を行える思考力と提案力が求められます。参考:【需要増加】ITコンサルタントとは!?具体的な仕事内容や年収、有利な資格まで網羅的に解説!!/Executive Linkプロジェクトリーダープロジェクトリーダーは、プロジェクトマネージャーの管理のもとでプロジェクト全体のうちの1部門のリーダーとして開発の進捗や、品質管理、開発メンバーの管理を行う業務です。プロジェクトリーダーとして就労することで、プロジェクトマネージャーに昇格する道がひらけます。参考:プロジェクトリーダーとは?仕事内容や必要なスキル、おすすめ資格を紹介/株式会社システムインテグレータプロジェクトマネージャープロジェクト全体の管理者として、予算やスケジュール、プロダクトの品質管理、チームメンバーの管理などさまざまな業務を行います。システムエンジニアやプログラマー、ソフトウェアエンジニアが経験を積むことでプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーに昇格します。日本で働きたい外国人エンジニアは『G Talent』で採用をゲットしようこの記事では、外国人エンジニア採用に応募するために必要な資格・申請方法について解説しました。日本でエンジニアとして就労できる在留資格には「高度専門職」や「技術・人文知識・国際業務」が代表的です。必要書類や手続きの流れ、注意点を確認し、申請をスムーズに進めましょう。外国人エンジニアが日本で就労できる職種にはさまざまなものがあります。必要な在留資格を取得して、日本でのキャリア形成に挑戦してみてください。日本での採用をゲットしたい外国人エンジニアは、外国人ITエンジニアに特化した転職エージェント『G Talent』をご利用ください。日本で働きたい外国人ITエンジニアの就職・転職活動を力強くバックアップしており、手厚いビザ取得サポートを受けることもできます。

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外国人エンジニアが日本企業で求められる専門性のレベルとは?

外国人エンジニアが日本で働く場合、専門性のレベルが高ければ高いほうが条件の良い企業に出会うことができます。しかし、求められる専門性のレベルがどれくらいか気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、外国人エンジニアが日本企業で働く際に求められる専門性のレベルを解説します。専門性のレベルだけでなく、外国人エンジニアに求められやすいスキルや日本企業で働くために外国人エンジニアがやるべきこと、勉強内容などについても併せて紹介します。専門性を持つ外国人エンジニアが日本で活躍できる場面は多くあるため、高いレベルのスキルや専門性を習得して日本で活躍できるITエンジニアに成長しましょう。希望の条件にあった企業をに転職したい方は、転職エージェントの『G Talent』の利用がおすすめです。ハイキャリアの外国人エンジニアに特化した転職エージェントであり、日本で活躍するためのさまざまなサポートを行います。外国人エンジニアが日本企業で求められるIT専門性のレベルは?まずは、外国人エンジニアが日本企業で求められる専門性のレベルを以下の項目に分けて解説していきます。求められるITの専門性①|プログラミングスキル求められるITの専門性②|業界知識求められるITの専門性③|開発環境ソフトの操作スキル求められるITの専門性④|全般的なITスキルそれぞれの専門性で必要なレベルは、働く企業やポジションによっても異なります。あくまで目安として、日本企業で働く際に必要な専門性のレベルを参考にしてみてください。求められるITの専門性①|プログラミングスキル外国人エンジニアに求められる重要な専門性の一つが、プログラミングのスキルです。プログラムやシステム、アプリの開発現場で、実際に働けるスキルを身につけておく必要があります。学習時間に換算すれば、おおよそ1000時間以上の勉強が必要です。プログラマーやシステムエンジニアとして即戦力として働くためには、実務経験が3年程度あることが望ましいとされています。日本で働き始める前に、自国で最低でも1年〜3年程度の業界経験があることで即戦力として日本企業でも就労が可能です。ただし、日本の有名なIT企業では未経験の外国人エンジニアを新卒として採用する動きもあります。大学時代に実績を残しておくことで、未経験や専門性のレベルが高くなくても日本のIT企業に就職できる可能性はあります。参考:プログラミングの勉強時間はどれくらい?おすすめの勉強方法についても紹介/QUREOプログラミング教室求められるITの専門性②|業界知識IT業界の知識は、技術のトレンドを抑えておく専門性としても必要不可欠です。IT業界はトレンドが移り変わりやすいため、多くの企業が注目度の高い技術を活用するアイデアを日々求めています。日本では海外で流行している新しい技術を取り入れて他社に抜きん出たいと考えている企業も多いため、日本で働く外国人として自国や世界のトレンドを日本企業に持ち込めると喜ばれる可能性が高いです。日本における有名なIT企業の情報をある程度把握し、就職する企業の競合となる企業のサービスなどを学んでおくと入社後に役立つでしょう。参考:ITの知識とは?IT業界へ就職を目指す学生に向けて徹底解説/レバテックルーキー求められるITの専門性③|開発環境ソフトの操作スキルシステム開発技術やソフトウェア開発技術、それぞれの操作方法も、エンジニアが求められやすい専門性の一つです。日本企業がわざわざ外国人のエンジニアを採用するのは、日本に優秀なエンジニアが少なく海外から即戦力となる人材を起用したいからです。そのため、入社後には開発環境ソフトの操作は当然できるものとして、プログラミングやシステム開発の業務を実施する場合が多いです。参考:ITエンジニアに必要な基礎スキル47|おすすめの勉強法を紹介!/.NET Column求められるITの専門性④|全般的なITスキルどんな企業やポジションであっても、エンジニアである以上ITに関する基本的な専門性やPCスキルは習得しておく必要があります。ソフトウェア・ハードウェア、ネットワークやセキュリティといった知識を持っておくと良いでしょう。外国人ITエンジニアは、自分の専門分野に関してかなり高い専門性を持っている反面、自分の専門分野以外の作業や、仕事に関わる前工程・後工程の作業は行えないといったムラがある場合もあります。日本では自分の業務に関わる工程の業務は一通り行わなければならない場合もあるので、ITに関する幅広い知識が役立つ場面もあるでしょう。参考:外国人の雇用やビザ申請でお困りの企業様へ/就労ビザ申請サポート池袋ITスキル標準(ITSS)のレベル評価についてITスキルの証明には、経済産業省が策定したIT人材の専門性を可視化するための体系であるITスキル標準(ITSS)の活用がおすすめです。IT人材が現在保有している専門性やスキルを数値化し、どの専門性やスキルが足りていないのか、今後強化する必要がある専門性やスキルを明確化します。日本の企業によっては、スキル評価だけではなく人事考査にITSSを活用しているケースもあるため、日本での就労を考える外国人ITエンジニアとしてITSSの存在はチェックしておきましょう。ITSSには7段階のレベルがあり、ITパスポート試験(ITSSレベル1)や基本情報技術者試験(ITSSレベル2)、応用情報技術者試験(ITSSレベル3)と紐付けられています。職種はマーケティングや、セールスから、ITアーキテクト、ITスペシャリストなど全11種類の職種に分かれています。参考:ITスキル標準(ITSS)とは?【スキルマップ】職種・レベル一覧/kaonavi外国人エンジニアが日本企業で求められるその他の専門性ITの専門性以外にも日本企業が外国人エンジニアに求める専門性には、以下の3つが挙げられます。コミュニケーションスキル語学スキル論理的思考力コミュニケーションスキルITエンジニアは、開発のメンバーや顧客とのミーティングなどコミュニケーションをとらなければならない場面が多いです。相手の意向を理解したうえで、自分の意見を伝える高度なコミュニケーション能力が求められます。基本的な日本語のスキルやビジネスマナーを習得しておき、上司や顧客に失礼のないようにしておきましょう。日本語でITの専門用語やビジネスシーンで良く使われる単語を覚えておくと、仕事をスムーズに進めることができます。参考:日本で外国人がITエンジニアになるには?必要なスキルや会社の選び方[グローバルエンジニア2]/Fellowship語学スキル日本で就労する労働者として、一定レベル以上の日本語能力は身につけておいて損はないです。働くポジションによっては日本語能力はさほど重視されずITスキルのみが求められるケースもありますが、日本語の能力があることで将来マネジメントのポジションに就くことができたり顧客との商談に参加できたりといったチャンスも広がるでしょう。JLPT(日本語能力テスト)を受験することで、日本語のレベルを可視化することができます。ただし、日本語ができないからといって心配しすぎる必要はありません。現在、日本人のエンジニア不足から多くの中国人や韓国人、ベトナム人エンジニアといったエンジニアがIT企業で外国人採用されています。優良なIT企業では外国人エンジニアと日本人エンジニアの間をつなぐブリッジ人材が雇用されている場合が多く、言語やコミュニケーション面でサポートしてもらえることが多いです。そのような企業では、就労ビザの申請サポートが専門家を通じて行われていることもあります。日本で働くためには、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格や高度専門職のビザが必要になるため、ビザサポートがある企業での就労ができると、手厚いサポートが受けられ、申請の手間が省けます。参考:【外国人ITエンジニアの採用】成功させるために必要なポイントと手続きは何?/就労ビザ申請サポート池袋論理的思考力IT業界は感覚でなく数字やデータに基づく業務が多いため、エンジニアにとって論理的に考える能力は非常に重要です。高い論理的思考力があることで、トラブルの原因を突き詰めて考えることができたり根拠を基に物事を考えたりすることができます。参考:グローバルエンジニアとは?【種類や求められる能力など詳しく解説します】/グローバル採用ナビ必要な専門性のレベルに達するために外国人エンジニアがやるべきこと日本企業で求められる専門性のレベルに達するために、外国人エンジニアがやるべきポイントは以下の3つが挙げられます。プログラミングの勉強をする自分でプログラムやアプリを開発する日本語や英語を勉強する本項目では、それぞれの学習内容について解説します。プログラミングの勉強をする多くの日本企業は外国人エンジニアに即戦力を求めているため、入社後すぐに戦力になるためにもプログラミングを勉強しておきましょう。日本企業が外国人のエンジニアを採用したい理由は、日本国内に優秀なIT人材が少ないためです。高いレベルの専門性を持っていると、採用される確率が高くなります。プログラマーとして就労経験がなくても、学生時代に実績を上げることで外国人エンジニアが新卒採用される例もあります。たとえば、大手IT企業であるメルカリの2019年の新卒採用の社員は、約9割が外国人でした。参考:メルカリの新卒エンジニア9割が外国人、インドの次はどの国から採る?/DIAMOND online自分でプログラムやアプリを開発するプログラミング学習の一環として、自分でプログラムやアプリの開発するのもおすすめです。自分でプログラムやアプリを開発した経験は、就職活動の際にはポートフォリオとして提出することも可能です。参加したプロジェクトの詳細やチームをまとめた経験、開発に使用した言語や環境も記載した作品集を作成しておくことで、自分のスキルや人となりを効率的に企業に伝えることができます。参考:優秀なエンジニアの採用成功に近づける6つのステップをプロが解説!/採用スマートナビ日本語や英語を勉強する日本でエンジニアとして活躍するためには、日本語や英語の学習も欠かさず行っておきましょう。日本でほかのエンジニアや顧客とコミュニケーションを取るには、最低限の日本語は欠かせません。日本の企業でよく使われるIT用語やビジネスで使用するフレーズを覚えておくと、コミュニケーションに役立ちます。日本のIT企業では、外国人の受け入れを促進するために社内公用語を英語に設定している企業があります。英語が母語ではない場合は、日本語だけでなく英語の学習を進めておくと役立つ場面が多いです。参考:【外国人向け】日本で働くために覚えておきたい仕事で役立つ日本語[グローバル2]/Fellowshipハイレベルな専門性を持つ外国人エンジニアは日本で多くの活躍の場があるハイレベルな専門性を持つ外国人エンジニアは、日本で多くの活躍の場があります。特に日本で活躍できる可能性が高いエンジニアの職種には、以下の5種類が挙げられます。システムエンジニアテクニカルサポートITコンサルタントプロジェクトリーダープロジェクトマネージャーシステムエンジニア日本には、外国人エンジニアが働けるシステムエンジニアの就職先が多いです。日本語レベルはビジネスレベル以上を求められる場合もありますが、年収は600万円以上が相場でスキルや経験によっては1,000万以上のオファーがでる開発職もあります。勤務地もさまざまで、東京や大阪の首都圏に加え地方都市やフルリモート・フレックスタイム制で働ける求人もあり、柔軟な働き方ができる職場環境も期待できます。参考:3倍に増えた外国人ITエンジニアの背景や採用状況を解説/G Talent Blogテクニカルサポートテクニカルサポートとは、ITに関するハードウェアやソフトウェアの問い合わせに対応する仕事です。全世界で共通のインフラを使用しているため、日本語と英語に対応できる外国人エンジニアはグローバルに展開するネットワーク事業部やインフラ運用・保守の部門で需要が高いです。テクニカルサポートのレベルにもよりますが、運用や保守ができる初級レベルのITスキルがあれば働ける可能性があります。日本や英語でのコミュニケーション力が問われるだけでなく、ほかの国にもネットワークやインフラが使用されている場合は、中国語や韓国語、ベトナム語やスペイン語といった現地の言語能力があることで高く評価されます。参考:テクニカルサポートの仕事とは? 魅力から厳しい一面まで実態を解説/PORTキャリアITコンサルタントITコンサルタントとは、クライアント企業のIT戦略を行う仕事です。年収は700〜1,000万円以上が相場で、フレックスタイムやリモートワーク制度がある求人もあります。ITコンサルタントとして就労するためには、システム構築やマネジメントの経験、従事する業界での就労経験などが必要です。そのため、ITコンサルタントとしての経験やIT業界に精通していることが求められます。参考:【ITコンサルタントとは】激務?学歴や資格は必要?未経験OK?仕事内容や年収も解説!/CAREER Knockプロジェクトリーダー関わるプロジェクトに必要となるIT技術に関する知識やスキル、業務経験に加え、高いコミュニケーション能力が問われるのがリーダー職の特徴です。職種によっては、日本人のエンジニアを統括したり、見積もりや工数の管理をしなければならなかったりすることもあります。そのため、チームをまとめるスキルだけでなく日本語や英語などの高い語学力も必要です。参考:プロジェクトリーダーとは?仕事内容や必要なスキル、おすすめ資格を紹介/株式会社システムイングレータプロジェクトマネージャープロジェクトマネージャーは、プロジェクトリーダーと同じく開発言語や開発環境の知識やスキルに加え、マネジメント力やコミュニケーション能力が問われる仕事です。顧客の要望を聞き取りプロダクトに落としこむ作業を担当するなど、プロジェクトリーダーより豊富な経験ができます。700〜1,000万円以上の求人があり、フルリモート・フレックスタイムで自立して働ける環境が準備されていることもあります。関わる業界での就労経験や新しい知識に対する好奇心、チーム一眼となって働くのが好きな方は、ぜひ日本でプロジェクトマネジメントの職に挑戦してみてください。参考:外国人エンジニアの給与とは|相場額を把握し適切な金額設定を行おう/SunWellsハイレベルな専門性を持つ外国人エンジニアは『G Talent』を利用しようこの記事では、外国人エンジニアが日本企業で働く際に求められる専門性のレベルについて解説しました。外国人エンジニアは、高いレベルのITスキルに加えて語学のスキルやコミュニケーションスキルも求められます。プログラミングの学習を進め実際にアプリやプログラムを開発することで、日本での就労チャンスを獲得しましょう。日本語や英語の学習も忘れずに行うと、幅広いキャリア形成の機会が広がります。『G Talent 』は、外国人ITエンジニアに特化した転職エージェントです。IT知識が豊富なバイリンガルコンサルタントが、日本で働きたい外国人ITエンジニアの就職・転職活動を力強くバックアップしています。日本でシステムエンジニアやテクニカルサポート、コンサルタント、マネジメント職として働きたい方は、ぜひ『G Talent』の利用をご検討ください。