外国人ITエンジニアの転職エージェント”GTalent”が多くの日本企業から依頼を受けた求人情報をもとに、今企業が求めるITスキルのTOP10(2020年8月版)を作成しました。
現在転職活動をお考えの方や転職市場を知りたい方はぜひご参考にしてください。
Contents
日本企業が求めるITスキルランキング・ベスト10
2020年8月時点でGTalentが日本企業から依頼を受けている求人情報データベースから求められるITスキルをランキング化しました。
ご自身のイメージとギャップはありましたでしょうか?
これからはトップ5のITスキルにおいて、人気の理由を説明いたします。
1位 AWS (Amazon Web Services)
現在、ITエンジニアの中でも最も採用が難しいと言われているのがインフラエンジニアであり、インフラエンジニアが募集される際にはAWSはほぼ必須で求められる傾向にあります。また、インフラエンジニア出なくても、バックエンド全般に携わるエンジニア、フルスタックのエンジニアにおいても、AWSの知識要件を求められるケースが多く、ITエンジニアの求人の多くにAWSのスキルが求められてきています。
2位 Python
AIエンジニアやデータサイエンティストの求人は日々増えてきており、そこで必須スキルがPythonも非常にニーズが高い状態です。また、最近ではデータ関連だけではなく、バックエンドで幅広くPythonが使われていることもこのランキング結果に反映されています。
3位 GCP (Google Cloud Platform)
昨今のアプリケーションにおいて、Google関連サービスとAPIを繋げていないケースは少なく、GCPが提供する幅広いサービスから状況や用途に応じて適切なもの活用ができるため、どの企業の求人においても高いニーズを集めています。
4位 PHP
ご存知の通り、日本の多くのウェブサイトやアプリケーションのバックエンドはPHPで開発されており、バックエンド開発においては現在でも一番人気があるスクリプト言語と言えるでしょう。
ただし、PHPの開発経験者は多く、企業の求人と人材側の需給バランスとしては1位のAWSと比べると低いかもしれません。
5位 Java
こちらもPHPと同様、変わらず高いニーズがあります。プラットフォームに依存しないため現在も幅広く使用されており、Android開発においても必須のスキルとなります。しかし、Javaができるエンジニアが優秀なエンジニアであるという考えは変化しつつあり、Javaだけ出来れば期待通りの転職ができるかと言えば、そうではありません。現在では多くのIT企業でAIなど最新技術への取り組みが活発になっているため、Javaのニーズは高いと言っても、Java以外のプログラム言語を習得する必要はあると言えるでしょう。
まとめ
外国人ITエンジニアの転職エージェント・GTalentでは、自社で保有する求人データベースから、企業からの需要が高いITスキルランキングを毎月発表しております。
現在転職活動中やこれから転職活動をするという外国人ITエンジニアの方は、外国人ITエンジニアの転職エージェントG Talent(ジータレント)にご登録ください。プロのコンサルタントが無料で日本のテクノロジー企業への転職をご支援いたします。