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外国人エンジニア必見!日本で働くメリット・デメリット

AIやIoTなど、新技術の登場によって世界的にIT市場が拡大する一方で、日本ではITエンジニア不足が深刻な課題になっています。ITエンジニア不足を解消するため、政府や企業が注目しているのが外国人エンジニアの活用です。本記事では、今、日本で外国人エンジニアが必要とされている理由のほか、外国人エンジニアが日本で働くメリット・デメリットなどをお伝えしていきます。外国人エンジニアが日本で必要とされている理由AIやIoT、ブロックチェーンやロボットなど、近年、数多くの革新的なIT技術が登場しています。そんな中、いわゆる「第4次産業革命」に対応したビジネスの担い手として、ITエンジニアの需要が拡大しています。にもかかわらず、日本では十分なITエンジニアを確保できていないのが現状です。ITエンジニア不足が深刻化する日本日本は、他の先進国に比べて非常に速いスピードで少子高齢化、人口減少が進んでいます。ITエンジニアの需要は増加傾向にある一方で入職者は減少しており、今後はさらに労働人口が減少することで、今以上にITエンジニア不足が深刻化すると考えられています。経済産業省の調査では、2015年のIT人材(※)は約90万人であるのに対し、約17万人が不足しているというデータが出ています。今後はさらに需要と供給の差が広がり続け、2030年には約41万人(楽観値)~約79万人(悲観値)のIT人材が不足すると予測されています。特に、情報セキュリティの分野では2020年に19.3万人が不足し、AIやIoT、ビッグデータの分野では2020年に4.8万人が不足する見込みです。出典:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」※ IT人材とは、「IT企業およびユーザ企業の情報システム部門に所属する人材」外国人エンジニアの獲得が進んでいる日本におけるITエンジニア不足を解消するシンプルな方法は、供給を増やすことです。そのために、新しいエンジニア層の獲得に向けた動きが活発になっています。女性エンジニアやシニアエンジニアの活用も進んでいますが、上述のとおり、人口減少が避けられない日本において国内だけでITエンジニアの供給を増やすのは限界があります。そこで今、外国人エンジニアの獲得・活用が進んでいるのです。外国人エンジニアを積極採用する企業が増加!日本を代表するIT企業である「楽天」は社内の公用語を英語としており、採用においても積極的に外国人エンジニアを獲得しています。また、無料通信アプリの「LINE」が京都に設けた開発拠点(LINE KYOTO)のメンバーは、過半数が外国人エンジニア。約1,000人の応募者のうち8割近くが外国人だったと言います。フリーマーケットアプリの「メルカリ」では、新卒採用のエンジニア50人のうち9割近くが外国人ということで話題になりました。このような大企業だけでなく、中小企業やベンチャー企業でも外国人エンジニアの獲得に乗り出す企業が増えています。出入国管理上の優遇措置を受けられる「高度人材ポイント制度」日本では、2012年より「高度人材ポイント制度」がスタートしています。この制度の目的は、海外の優秀な人材を呼び込んで日本の活性化を目指すこと。一定の要件を満たすことで出入国管理上の優遇措置を受けられ、エンジニアなどのIT人材も対象になります。高度人材ポイント制度によって、優秀な外国人エンジニアは日本で就労しやすくなっており、認定件数は年々増加しています。>> 高度人材ポイント制度の詳細はこちら日本で働く外国人エンジニアの数出典:外国人雇用状況の届出状況について(厚生労働省)からグラフを作成厚生労働省の調査によると、日本で情報通信業に就業している外国人労働者の数は年々増加しています。2018年は57,620人で、前年(52,038人)に比べて約5,000人の増加。2008年(18,030人)に比べると3倍以上に増加しています。なお、国籍別で見るともっとも多いのが中国で、以下、韓国、ベトナム、アメリカ、フィリピンと続きます。外国人エンジニアが日本で働くメリットメリット01:雇用が安定している日本特有の雇用慣行である「終身雇用」は崩壊したと言われますが、それでも日本企業には長期雇用の慣習が残っています。また、日本企業では従業員に重大な法令違反・契約違反がある場合を除き、従業員が解雇されるケースはほとんどありません。雇用が安定しているのは、腰を据えて働きたい外国人エンジニアにとって大きなメリットと言えるでしょう。メリット02:教育体制が整っている多くの日本企業は、長期就業を前提に手厚い従業員教育をおこなっています。作業内容や作業工程はマニュアル化されており、充実した研修やOJTを受けられるのが日本企業の特徴です。「日本で習得したスキル・ノウハウを母国に還元したい」と考える外国人エンジニアにとって、充実した教育体制を整えた日本企業は魅力的です。メリット03:母国より稼げる外国人エンジニアの中には、母国への仕送りを目的に日本で働く人もたくさんいます。国によってエンジニアの給与水準は異なるので一概には言えませんが、母国に比べ日本の給与水準のほうが高い場合は、日本企業への就業は良い選択になるはずです。メリット04:公的医療保険が充実している原則として、日本で働く外国人は日本人と同様に保険料を支払い、公的医療保険に加入する義務があります。その結果、日本人と変わらない医療サービスを受けることができます。日本の公的医療保険制度(国民皆保険制度)は、世界的に見てもトップレベル。公的医療保険の制度がない国や制度が未熟な国も多いため、充実した公的医療保険を利用できることをメリットに感じる外国人は多いようです。メリット05:文化、治安、インフラなど様々な魅力がある近年、漫画やアニメ、和食や伝統工芸といった日本文化に興味を持つ外国人が増えています。また、多くの外国人は、日本に「治安が良い」「インフラが整っている」「街がきれい」「人が親切」といったイメージを持っています。自分が好きな国で暮らすために、日本で働くことを選ぶ外国人エンジニアも少なくありません。外国人エンジニアが日本で働くデメリットデメリット01:長時間労働の可能性があるかねてから、多くの日本企業では長時間労働が常態化しており、特にIT業界では顕著でした。昨今の「働き方改革」によって労働時間の適正化が進む一方で、なかなか労働時間を削減できない企業もあるようです。そのため、外国人エンジニアは「残業が多い」「有給が少ない」「プライベートが充実しない」といった不満を感じることがあるかもしれません。デメリット02:異文化理解が足りない企業もある日本には、「郷に入りては郷に従え」という言葉があります(英訳すると、When in Rome, do as the Romans do.)。これも一つの考え方ですが、あまり行き過ぎると労使双方がお互いの文化や生活習慣の違いを尊重できず、トラブルに発展してしまうことがあります。日本で働く際は、異文化を受け入れる体制が整っている企業を選べるかどうかがポイントです。まとめIT業界を中心とした日本企業は、競争力を高めるために外国人エンジニアの獲得に動いています。外国人エンジニアを受け入れるため、社内環境の国際化を進める企業も増えています。今後は、外国人が働きやすい環境づくりが進み、外国人エンジニアが活躍できるフィールドはますます広がっていくでしょう。2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博と、日本開催のビッグイベントが続くこともあり、今、日本には世界の注目が集まっています。国全体が大きな盛り上がりを見せている今は、外国人が日本で働く最適なタイミングだと言えます。日本が好きで、エンジニアとしての向上心がある方は、ぜひ日本で就職・転職にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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【外国人向け】履歴書の書き方(フォーマットダウンロード)

英語で日本の履歴書の書き方を学びたい方はこちら(English Here!)にお願いします。このページでは、日本企業へ就職・転職を行う外国人の方々が、外国人用の履歴書フォーマットをダウンロードでき、簡単に履歴書が作れる方法をご案内します。転職に必要な2つの書類・履歴書と職務経歴書日本企業の求人に応募するときには、一般的には履歴書と職務経歴書という2つの提出書類が必要になります。履歴書(りれきしょ)・・・これまでの経歴(学歴、職歴)や基本情報(名前、生年月日、連絡先など)を伝える書類職務経歴書(しょくむけいれきしょ)・・・これまでの職務経歴(働いた企業や仕事内容、スキルなど)をアピールする書類履歴書で簡単に自分の経歴や基本情報を応募した企業に伝え、職務経歴書で職務経験やスキルを応募した企業にアピールすることになります。このページでは履歴書の書き方を学びます。履歴書は日本特有の書類となり、独特の日本語表現を使うところもあります。しかし、書き方を理解すれば簡単に作成できます。このページでは、外国人向けの履歴書フォーマットを作成しておりますので、ダウンロードを行い、そのフォーマットを使って履歴書を作成していきましょう。※職務経歴書の作り方を学びたい方は以下のページをご覧ください。(ITエンジニア向けの職務経歴書です)【外国人向け】職務経歴書の書き方(サンプルダウンロード)履歴書フォーマットのダウンロードまずは履歴書のフォーマットを以下のボタンからダウンロードをしてください。フォーマットをダウンロードrirekisho_format.xlsx – 31 KB※Excel形式のフォーマットになります。ダウンロードが完了しましたら、ファイルを開いてください。これからフォーマットに沿って履歴書の書き方をご案内します。外国人向け履歴書の書き方履歴書は以下の5つの大きな項目に分けられます。基本情報学歴・職歴免許・資格特技・自己PR・通勤時間など本人希望記入欄1、履歴書の書き方・基本情報基本情報を記入する箇所を説明します。上記の番号①〜⑩の番号に沿って書き方を解説します。①履歴書提出日履歴書を提出する日(年/月/日)を記入してください。※作成した日でも大丈夫ですが、3ヶ月以上前の日付になっている場合は新しい日付に修正してください。②氏名氏名は名前を記入する欄です。上部の「ふりがな」には、ひらがなでご自身の名前を入力してください。下部の「氏名」には、英語もしくはカタカナで記入をしてください。※①でふりがなを記入しているので、英語で記入しても問題ありません。中国や韓国出身の方々であれば、漢字で記入してください。姓(Last Name)を最初に記入し、スペースを開けて名(First Name)を記入してください。※このフォーマットはひらがなで「ふりがな」ですが、違うフォーマットの場合はカタカナで「フリガナ」と書かれている場合もあります。その場合は、カタカナで記入をすることになります。③国籍出身国(国籍)を記入してください。④生年月日(年齢)生年月日は、「(Year)年/(Month)月/(Day)日生」という書き方となります。あなたが生まれたYear/Month/Dayを記入してください。※「生」と最後に付いているのは、「生まれた」という意味です。年齢は、「満(Age)歳」という書き方となります。あなたの年齢をAgeに記入してください。※「満」と最初に付いているのは、現時点の年齢という意味です。⑤性別あなたの性別(Gender)を選んでください。男(Male)、女(Female)のどちらかを○で囲んでください。⑥現住所あなたの現在住んでいる住所を記入してください。<日本国内に住んでいる場合>日本国内に住んでいる場合は、できる限り日本語で記入をしてください。日本語の場合は、上部の「ふりがな」には、ひらがなで住所の読み方を入力し、下部の現住所には日本語(漢字やカタカナなど)で記入をしてください。※住所の数字には「ふりがな」は不要です。<海外に住んでいる場合>英語で現在住んでいる住所をご記入ください。上部の「ふりがな」は不要です。⑦電話連絡が取れる電話番号(携帯電話番号など)を記入してください。海外に住んでいる場合は、国番号も付けるようにしてください。⑧メール連絡が取れるメールアドレスを記入してください。⑨連絡先基本的には入力は不要となり、「同上」と記入だけしてください。同上とは、⑥〜⑧で入力した内容と同じという意味です。企業が連絡をする時に、⑥〜⑧で入力した住所、電話、メールアドレスで問題なければ、「同上」とだけ記入してください。もし、⑥〜⑧以外の住所、電話、メールアドレスを連絡先にしたい場合は、⑥〜⑧と違う住所、電話、メールアドレスを記入してください。⑩写真3ヶ月以内に撮影した正面写真(バストアップ写真)の画像を貼りましょう。帽子などは着用せず、あなたの顔が正面からわかる写真を選んでください。日本では、履歴書の写真は一般的にネクタイを着用する写真が好印象を与えます。履歴書用の写真は駅などに設置されている“証明写真機”や写真スタジオで撮影することも可能です。もし、今持っている写真の中で選びたいという場合は、必ず正面を向き、ビジネスシーンでも違和感がない表情で明るいトーンの写真を選んでください。2、履歴書の書き方・学歴/職歴上記の番号①〜②の番号に沿って書き方を解説します。学歴・職歴の欄は、最初に学歴を時系列で記入し、その後に職歴を時系列で記入してください。学歴を記入するときは、最初の行は「学歴」と記入をし、職歴を記入するときは、最初の行は「職歴」と記入をしてください。そうすることで、応募した企業の人事担当者が履歴書を見る時に、どこに学歴や職歴がが書かれているか見やすくなります。①学歴まずは1行目の中央に「学歴」と記入してください。2行目から学歴を書いていきますが、最終学歴の1つ前から書くのが原則です。最終学歴とは「最後に卒業した学校」ではなく、「最も高い教育機関」のことになります。例えば、大卒の方が、大学を卒業してから日本語学校に入学した場合、大学のほうが教育機関としての水準は高いので、大学の1つ前の学歴(高校など)から書いていきます。学校名は必ず正式名称で記入してください。学部や学科、専攻コースまできちんと書いてください。履歴書の情報でビザの取得や入社手続きが進むので、入学年月や卒業年月はミスがないように記入してください。※学校を中退した場合は「中退」、在学中の場合は「卒業見込み」と記入しましょう。②職歴学歴の下に1行あけて中央に「職歴」と記入してください。最初に入社をした会社から順番に以下を記入してください。その会社に入社した年・月会社名(正式名称)所属部署と役職その会社を退社した年・月と退職理由履歴書においては、退職理由は一般的に「一身上の都合により退職」と記入をします。また、現在在職中の会社の場合は「現在に至る」と記入をします。そして、最後に「以上」と書いて完了します。履歴書フォーマットの右上にも学歴・職歴の欄がありますが、これは学歴・職歴がフォーマットの左側で入りきれない場合に、続きを記入するようにしてください。3、免許・資格“免許・資格”は、正式名称が原則になります。取得年度も正しく記載してください。また、志望する企業で活かせる免許や資格を取得している場合は必ず記入するようにしましょう。免許や資格を何も取得していない場合は「特になし」と最初の行に記入してください。4、特技・自己PR・通勤時間など上記の番号①〜③の番号に沿って書き方を解説します。①特技・自己PRなど“特技・自己PRなど”は、面接で話題になることもあります。そのため、「特になし」と記載したり、空欄にするようなことは避けましょう。スキルの詳細なアピールは職務経歴書で行うので、履歴書では簡潔かつ具体的な内容を記載するように心がけてください。また、マイナスな印象を与えるギャンブルや犯罪を連想させる特技などは記載しないように注意してください。②通勤時間自宅から会社までの通勤時間を記入してください。通勤時間が30分の場合、「約30分」、1時間の場合は「約1時間」と記入してください。現在海外に住んでいる方や、国内でも現住所から通勤できない場所に住んでいる場合は記入不要です。③扶養家族(配偶者を除く)・配偶者・配偶者の扶養義務扶養家族とは、自分の収入で養っている家族のことを言い、被扶養者と呼ばれます。履歴書に扶養家族について記載をする理由は、会社が所得税の計算や健康保険などの社会保険の手続きをする際に扶養家族の情報が必要になるからです。“扶養家族(配偶者を除く)”の項目には、配偶者を除いた扶養家族の人数を記入してください。例えば、配偶者1人、子供3人いる場合、子供を自分の収入で養う場合、配偶者はカウントされませんので、“扶養家族(配偶者を除く)”の項目は3人となります。配偶者も自分の収入で養っている場合でも、“扶養家族(配偶者を除く)”の項目に配偶者はカウントされません。もし、子供が3人いる内、すでに1人は社会人として自分で生計を立てている場合は“扶養家族(配偶者を除く)”の項目は2人となります。“配偶者”の項目には、結婚をして配偶者がいる場合は“有”に◯を付けてください。まだ未婚で配偶者がいない場合は“無”に◯を付けてください。“配偶者の扶養義務”の項目には、配偶者を自分の収入で養う場合は“有”に◯を付けてください。配偶者が働いており、すでに働いている会社で社会保険などに入っている場合は“無”に◯を付けてください。もし、配偶者が働いていても、社会保険にはその会社で入っておらず、自分が就職する会社で社会保険に加入する必要がある場合は“有”に◯を付けてください。5、本人希望記入欄希望条件(仕事内容、勤務地、給与など)を記入しますが、一般的には「貴社規定に従います」と明記するのが原則のルールです。ただし、応募をする時点でどうしても譲れない希望条件などあれば記入するようにしてください。面接で直接希望条件は伝えることができますので、出来る限り「貴社規定に従います」と記入するのが望ましいでしょう。まとめ日本独特の“履歴書”ですが、書き方を学べば非常に簡単に作成できます。応募時に履歴書を必要としない企業もたまにありますが、入社手続き時に履歴書が必要となるケースがほとんどなので、就職・転職活動を開始する時に準備をしておきましょう。外国人ITエンジニアの方で履歴書や職務経歴書のアドバイスが必要であれば、外国人ITエンジニアの転職エージェント G Talentをご利用ください。

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【外国人向け】職務経歴書の書き方(サンプルダウンロード)

英語で職務経歴書の書き方を学びたい方はこちら(English Here!)にお願いします。このページでは、外国人ITエンジニアの転職エージェントであるG Talentが、転職をお考えの外国人ITエンジニアの方々のために、ダウンロードできる日本語の職務経歴書サンプルを用意し、簡単に日本語の職務経歴書が作れる方法をご案内します。転職に必要な2つの書類・履歴書と職務経歴書日本で企業の求人に応募をするときには、一般的には履歴書と職務経歴書という2つの提出書類が必要になります。履歴書(りれきしょ)・・・これまでの経歴(学歴、職歴)や基本情報(名前、生年月日、連絡先など)を伝える書類職務経歴書(しょくむけいれきしょ)・・・これまでの職務経歴(働いた企業や仕事内容、スキルなど)をアピールする書類このページでは職務経歴書サンプルのダウンロードと作成方法のご案内をします。転職活動をする時に、まず最初に乗り越えなければならないのが職務経歴書の作成です。職務経歴書によって、書類選考をされ、面接まで行けるかどうかが決まります。そのため、わかりやすく、そして自分のスキルがPRできる内容にする必要があります。少し難しく感じるかもしれませんが、書き方を理解すれば簡単に作成できますので、これまでの経験や身につけたスキルを振り返りながら作成してみましょう!※履歴書の作り方は以下のページをご覧ください。【外国人向け】履歴書の書き方(フォーマットダウンロード)職務経歴書サンプルのダウンロードまずは職務経歴書のサンプルを以下のボタンからダウンロードをしてください。フォーマットをダウンロード職務経歴書(Template with English guidance).docx※ Word形式のフォーマットになります。ダウンロードが完了しましたら、ファイルを開いてください。これからサンプルに沿って職務経歴書の書き方をご案内します。ITエンジニア向け職務経歴書の書き方職務経歴書を提出する目的は、応募する企業に自分の職務経歴に興味を持ってもらい、面接の機会を獲得することです。その目的を達成するために、まずは職務経歴書を作成するためのポイント4つを理解しましょう。<職務経歴書の作成ポイント>具体的な業務内容を記入すること(抽象的な内容は避ける)成果なども記入すること(アピールをすること)わかりやすいレイアウト(企業側が見やすいこと)記入内容にミスがないこと(特に入社年月や退社年月はミスがないように注意!)そして、今回ダウンロードしたサンプルで職務経歴書を作成する場合、以下の8つの大きな項目に分けられます。<職務経歴書作成の8つの項目>氏名や提出年月日職務要約職務経歴の概要活かせる経験・知識技術スキル職務経歴資格自己PRこの8つの項目に沿って説明をしていきます。①〜⑤(氏名〜技術スキルまで)まずは以下の①〜⑤の箇所を説明いたします。①氏名や提出年月日右上に氏名と作成年月日を記入してください。作成年月日は職務経歴書を提出する日を記入してください。※常に新しい日付に更新するようにしましょう。企業は一番最新の情報を知りたいので、3ヶ月以上前の日付になっている場合などは新しい日付に修正してください。②職務要約あなたのこれまでの職務経歴を簡単な文章で記入をしてください。企業の人事が職務要約を最初に見ることで、あなたの職務経歴をイメージしやすくなります。③職務経歴の概要あなたがこれまで働いてきた会社に関して、新しい社歴(在籍した会社)から順番に入社〜退社の年月、会社名(正式名称)を簡単に記入してください。※履歴書は古い社歴から順番に記載しますが、職務経歴書においては、経験やスキルをアピールするものであるため、一番最近の仕事内容から順番に書いていきます。留学など企業に在籍をしていない期間がある場合、それも記入しておいてください。長い期間企業に在籍をしていない期間があると、企業の人事にマイナスの印象を与える可能性があります。このようなブランク期間がある場合は、必ずここで記入をしておきましょう。④活かせる経験・知識これまでの職歴で得た経験、知識などでアピールしたいものを具体的に記入しましょう。例えば、アピールしたい経験がある場合、その経験した職種だけではなく、年数も入れることで具体的になります。開発経験においても、得意な言語なども入れることで、どのような言語を使った開発が得意かが具体的になります。⑤技術スキルITエンジニアの場合、OS、言語、フレームワーク、ミドルウェア、ツールなど業務で使用するものに対して、どれくらいの実務経験があるかをわかりやすく伝える必要があります。実務レベルが応募した企業にしっかりと伝わるように記入をしましょう。実務経験がなく、自分で学習をしている言語やフレームワークなどは「自己学習」と記入すると良いでしょう。⑥職務経歴次に以下の⑥の箇所を説明いたします。⑥職務経歴職務経歴は一番重要な箇所になります。記入すべき項目とポイントは以下となります。ポイント1、在籍した会社毎に記入をしてください応募した企業が職務経歴書を見て、どのような事業内容や規模の会社で、どのような部署に所属し、どのくらいの期間働いていたかわかるように以下の項目を記入しましょう。そして、“②職務経歴の概要”と同じく、新しい社歴から順番に上から記入をしてください。会社名(正式名称)在籍した会社で働いた期間(入社年月〜退社年月)その会社の事業内容や従業員数所属部署ポイント2、その会社で携わった仕事内容やプロジェクトの内容を記入しましょう応募した企業が職務経歴書を見て、その会社で、どのようなシステムの開発に携わり、どのような役割で、どのような成果を上げたのかわかるように以下の項目を記入しましょう。そして、プロジェクトごとで区分けをして記入してください。プロジェクトベースの仕事でなければ役割や携わったプロダクト毎で区分けをして記入してください。プロジェクト期間(役割の期間)プロジェクトの概要(簡単にわかりやすく)プロジェクト内の業務内容(箇条書き等でわかりやすく)プロジェクト内で自分が上げた成果プロジェクトで担当した開発フェーズ(設計、開発、テストなど)プロジェクト使った環境(言語、フレームワーク、OS、DBなど)プロジェクトの規模と自分の役割成果に関しては、事業やプロジェクトに貢献できたことを記入してください。プロジェクトが問題なく完了すること、システムの性能やパフォーマンスが上がったこと、周囲のメンバーの業務効率を上げたことなど、必ずしも大きい成果だけではなく、小さいことでも構いませんので、何かしら成果を記入してみてください。成果を記入することで、応募する企業側に成果へのコミットメントの高さをアピールすることにも繋がります。⑦資格・⑧自己PR最後に以下の⑦・⑧の箇所を説明いたします。⑦資格応募企業にアピールできる資格を記入してください。ITに関する資格、語学に関する資格などが実務的な観点でアピールできるでしょう。⑧自己PRこれまでの内容ですでに自己PRはできていますので、簡潔な内容で構いません。改めて自分のスキルや経験・能力が、どのように応募企業に貢献できるかを記入しましょう。もし応募する企業への入社意欲が高い場合、自己PRではなく、「志望理由」を熱く記入するのも良いかもしれません。まとめ以上が外国人ITエンジニア向けの職務経歴書の作成方法となります。職務経歴書で面接に行くチャンスも変わってくるため、就職・転職活動を開始する時に必ず準備をしておきましょう。外国人ITエンジニアの方で履歴書や職務経歴書のアドバイスが必要であれば、外国人ITエンジニアの転職エージェント G Talentをご利用ください。

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履歴書の書き方〜外国人向けパーフェクトガイド〜

「日本語で履歴書を書くのは難しい」「初めてだから書き方がわからない」「履歴書ってどれくらい重要なもの?」。そんな風に思われている外国人の方々は多いのではないでしょうか。日本では、履歴書が面接に進む前の合否の基準になる。だからこそ、正しい日本語で、日本のビジネスマナーを守って履歴書を書く必要があります。そんな第一関門とも言える履歴書。きちんと書き方を学べば、どなたでもクオリティの高い履歴書を作成できます。名前や住所などの基本情報をはじめ、「学歴・職歴」「免許・資格」「志望動機」「趣味・特技」など、履歴書をどうやって書けばいいのかわからない外国人の方々のために、この記事では履歴書の書き方を丁寧に解説していきます。日本語の履歴書が書けないと困っている外国人の方々は、ぜひ参考にしてみてください。“この人に会ってみたい!”と思われる履歴書の作成を目指していきましょう。履歴書の書き方のルール履歴書を書き始める前に、まず知っておくべき“書き方のルール”があるので、忘れないようにしてください。もっとも重要なルールは以下の2つです。①書き間違えたら新しい履歴書に書きなおす②同じ内容の履歴書を使い回さない手書きの場合は、履歴書を書き間違えてしまった際に修正テープや修正液、二重線で訂正して書きなおすこともありますが、悪い印象を与えてしまいますので、新しい履歴書に書きなおすようにしましょう。最初に鉛筆で下書きしてから、“黒いボールペン”で上から書くことでこのようなミスをなくすことができます。最近ではパソコンで作成した履歴書を受け入れる企業も増えています。しかし、まだまだ“履歴書は手書き”という企業も多いので、しっかりと理解しておきましょう。同じ内容の履歴書を使い回さないことも重要です。なぜなら、企業の方々は履歴書を見るプロフェッショナル。そのため、他の企業の応募にも使用した履歴書を使い回すと内容の薄さを見抜かれ、企業の方々に働きたい想いが伝わりにくくなります。1社1社に合わせた履歴書を作成する。それが、書類選考の通過を勝ち取るポイントです。他にも“書き方のルール”があります。「語尾は“です・ます・である”で統一」や「すべての項目を記入」「誤字・脱字をしない」といったことも注意して作成していきましょう。サポートが充実している就職・転職サイトに登録すると、信頼できるエージェントが履歴書をチェックしてくれるので安心です。履歴書の書き方〜基本情報〜履歴書の書くためのルールを大切にしながら、履歴書の書き方を理解していきましょう。はじめに、履歴書の基本情報の書き方から解説します。①日付日付は、履歴書を書いた日ではなく、履歴書を提出する日を記入します。郵送の場合は郵送日を記入。面接の時に持っていく場合は面接日を記入してください。また、年度の表記は「令和X年」の和暦表記か、「20XX年」の西暦表記のどちらかに統一しましょう。②名前名前ですが、氏名と書かれている箇所に自分の名前を記入します。その際、名字と名前の間にスペースを空けて書きましょう。氏名欄の上にあるふりがなには、履歴書に合わせて“ひらがな”もしくは“カタカナ”で記入。ひらがな・カタカナの記入の見分け方は「ふりがな」と書かれていれば「ひらがな」、「フリガナ」と書かれていれば「カタカナ」で記入します。また、日本ではファミリーネームを前、ファーストネームを後ろに書きます。③生年月日と年齢①の日付で表記した「和暦」または「西暦」に合わせて表記してください。履歴書を提出もしくは郵送する時点の年齢を記入します。④住所・連絡先住所は「郵便番号」「都道府県」「番地」「建物名」「部屋番号」を省略せずに記入します。ふりがなも正確に記入してください。また、連絡先が住所と同じ場合は「同上」と記入。別の連絡先を希望する場合は省略せずに記入しましょう。⑤電話番号・メールアドレス電話番号は、固定電話がない場合は携帯電話のみを記入。メールアドレスは、携帯電話ではなく、パソコンのメールアドレスを記入してください。企業がここに記載された情報に連絡をしますので、特に間違えないようにしましょう。⑥写真「どこで撮影するの?」と疑問に思われる外国人の方も多いでしょう。履歴書用の写真は駅などに設置されている“証明写真機”や写真スタジオで撮影するのが一般的です。その際、黒または紺のスーツ、無帽での撮影が基本。3ヶ月以内に撮影した正面写真(バストアップ写真)を履歴書に貼りましょう。貼る時は横3cm×縦4cmのサイズに切って、のりを付けて貼ってください。履歴書の書き方〜学歴・職歴欄〜①学歴まずは1行目の中央に「学歴」と明記。2行目から学歴を書いていきますが、最終学歴の1つ前から書くのが原則です。最終学歴とは「最後に卒業した学校」ではなく、「最も高い教育機関」のこと。例えば、大学を卒業してから専門学校に入った場合、大学のほうが教育機関としての水準は高いので、大学の1つ前の学歴から書いていきます。学校名は必ず正式名称で明記。学部や学科、専攻コースまできちんと書いてください。入学・卒業年度は日付と同じ表記(和暦または西暦)で統一します。また、学校を中退した場合は「中退」、在学中の場合は「卒業見込み」と明記しましょう。②職歴学歴の下に1行あけて「職歴」と中央に明記。働いた会社の順番に「入社年度・社名・業種・従業員数・簡潔な仕事内容」と「退社年度・退職理由」を記載します。退職理由が自分都合の場合は「一身上の都合により退職」、解雇で退職した場合は「会社都合により退職」と明記しましょう。また、在職中の場合は「現在に至る」と明記。最後に「以上」と書いて締めくくります。履歴書の書き方〜免許・資格欄〜“免許・資格”は、正式名称が原則。取得年度も正しく記載してください。また、志望する企業で活かせる免許や資格を取得している場合、上位に明記するようにしましょう。免許や資格を取得していない場合は「特になし」と明記します。履歴書の書き方〜志望動機欄〜履歴書の中で、もっとも自己PRできるのが志望動機欄です。どの企業にも使えるような応募理由ではなく、志望する企業について調べ、「自分自身がどんな経験してきたのか」「どういう能力・スキルを持っているのか」「入社後にどんなことがしたいのか」「なにができるのか」などをわかりやすく、具体的に書いていきましょう。<例文>私はこれまでインフラからアプリケーションまで一貫したシステム設計の経験を積んできました。これまで培ってきたノウハウを活かしていくことで、グローバルに事業展開を推進している貴社のお力になれると思い、志望いたしました。英語・日本語を話すことができるので、貴社のグローバル展開をさらに加速させられるよう、事業を牽引していきたいと思っております。<ワンポイントアドバイス>「貴社」と「御社」の違いについて説明します。貴社…履歴書やメールなどの書く時に使います。御社…面接や商談などの話す時に使います。細かい点ですが、しっかりと使い分けることで好印象を与えることができるので覚えておきましょう。履歴書の書き方〜趣味・特技欄〜“趣味・特技”は、面接担当者との会話で話題になることもあります。そのため、「特になし」と記載したり、空欄にするようなことは避けましょう。趣味や特技も仕事に関連することであれば、アピールにつながります。具体的な内容を記載するように心がけてください。また、マイナスな印象を与えるギャンブルや犯罪を連想させる趣味・特技などは記載NGなので注意してください。<例文>趣味はフットサルです。日本人の友人のチームに参加し、日本語でのコミュニケーションを大切にしながら、試合を楽しんでいます。特技はDIY です。モノを組み立てることが好きなので、手を動かしながら、頭を使って様々なモノを作ります。この組み立てて作る作業は、システム開発の場面でも活かされることが多く、役立っています。履歴書の書き方〜本人希望欄・通勤欄・配偶者欄〜①本人希望欄希望職種を明記。勤務地・給与・待遇などは「貴社規定に従います」と明記するのが原則のルールです。②通勤欄会社までの通勤時間と最寄り駅を明記。通勤時間は90分以内が原則となります。また、遠隔地に住んでいたり、これから日本に来る場合は、入社後の転居や支障なく通勤できることも記載します。最寄り駅とは「自宅から1番近い駅」のことです。③配偶者・配偶者の扶養義務欄結婚している外国人の方は配偶者の項目の「有」に丸をつけます。独身の場合は「無」に丸をつけてください。質の高い履歴書を書いて希望の日本企業で働こう!日本独自の“履歴書”に抵抗がある外国人の方々はたくさんいます。ですが、きちんと書き方を学べば、企業の方々に興味を持ってもらえる履歴書を作成することができます。正しい日本語表現、日本のビジネスマナーを守って、質の高い履歴書作成にチャレンジしていきましょう。丁寧に書いた分だけ、希望の日本企業で働けるチャンスが訪れますよ。

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【外国人向け】日本で仕事をするための履歴書の書き方 完全ガイド!

履歴書は、自分の基本的な情報だけでなく志望動機やスキルなど「人柄」をアピールできる重要な書類です。本記事では、日本で仕事をするために、外国籍の人が履歴書を作成する際に気を付けたいポイントを解説します。初めて履歴書を書く人や、より良い履歴書の書き方が知りたい人はぜひ参考にしてください。初めて日本で働く方は、履歴書だけでなく面接などさまざまなサポートを受けたいですよね。グローバルIT企業が集まる転職エージェント『G Talent』では、履歴書はもちろん面接対策やビザなどさまざまなサポートを行っています。実際に履歴書を書く前に理解しておきたい最低限のルール日本では、履歴書の書き方や送付の方法に細かいビジネスマナーがあります。外国人であっても、日本のマナーを守れていると好印象につながるでしょう。ここらかは、日本での履歴書の書き方を詳しく解説します。会社の応募要件に書かれているルールに絶対に従う企業ごとに履歴書の提出方法やフォーマットなど指定しているケースがあります。基本的には、手書き・PC作成のどちらで提出しても問題ありませんが、企業から指定がある場合は必ず従うようにしましょう。また、応募要件に書かれている細かい内容も見逃さないよう気を付けます。参考:就活は学校指定の履歴書を使わないとダメ?応募書類のマナーを解説/career ticket履歴書を手書きで作成する場合とPCで作成する場合のルールを解説します。手書きの場合のルール手書きで履歴書を作成する場合、鉛筆・シャープペンシル、消せるボールペンなどの使用はNGです。黒色もしくは青色のペン・ボールペンで記入しましょう。また書き間違えてしまっても修正液や修正テープは使用せず、面倒でも最初から書き直します。手書きの履歴書から人物像をイメージする採用担当もいるため、誤字・脱字に気を付けながら丁寧な字で書くと良いでしょう。参考:履歴書の書き方マニュアル完全版! 履歴書の見本(サンプル)・作成方法/マイナビ転職PCで作成する場合のルールPCで履歴書を作成する場合は、日本の履歴書フォーマットやテンプレートをインターネットでダウンロードすると良いでしょう。オリジナルの履歴書を作成する場合は、採用担当者が「自分の弱み」となる項目を削除していると考えることがあるため注意が必要です。履歴書のフォーマットやテンプレートを使用しない場合でも、日本で一般的に使用されている履歴書に似せて作成すると安心でしょう。参考:【6種類】履歴書テンプレートのダウンロード(Word、Excel、PDF)/マイナビ転職自分の強みをアピールできるフォーマットの履歴書を使う履歴書は自分の強みをアピールしやすいフォーマットの使用がおすすめです。たとえば、経歴が浅い人は学歴・職歴欄が少ないもの、自分のスキルをアピールしたい人は資格・スキルを強調できる欄が多いものを選ぶと良いでしょう。ただし、応募要件で履歴書のフォーマットが決められている場合は、必ず従うようにしましょう。指定を無視した履歴書を提出すると「ルールを守れない」という印象を与えてしまいます。参考:履歴書テンプレートの選び方とダウンロード(Word形式・Excel形式・PDF形式)/リクルートエージェント会社ごとに送付した履歴書の内容を控えておく応募する会社ごとに履歴書に記入する内容が異なるため、複数の企業に応募する場合は、それぞれの企業に送付した履歴書の内容を控えておきましょう。面接では履歴書に書かれている内容を質問されるため、自分が何を書いたか忘れてしまうと、矛盾が生まれる可能性があります。手書きのものであればコピーや写真で残し、PCで作成した場合は必ず保存しておきましょう。参考:企業に提出した履歴書や職務経歴書って返却してもらえる?/Geekly Media昔の履歴書内容を使い回さないようにする複数の企業へ応募する場合でも、履歴書は企業ごとに新しく作成します。昔の履歴書や当たり障りのない内容では、採用担当の目に留まりません。採用担当が魅力的と感じる履歴書を作成するには、企業が求めている人材像を理解し、活かせる経歴をアピールする必要があるためです。日本語のミスに注意する慣れない外国語で履歴書を作成するのは難しいですが、日本で働くからには日本語のミスに注意する必要があります。1文字変わるだけで意味が異なるケースもあるため、履歴書を記入した後に、再度目を通して間違いがないか確認しましょう。また、日常生活に浸透している略字の使用も控えます。分からない言葉がある場合は、必ず調べてから記入しましょう。参考:履歴書の言葉遣いは重要!就活で注意すべき敬語の使い方を徹底解説!/ハタラクティブ送付前に見直しミスを無くす履歴書の記入内容や送付方法、指定のフォーマットなどにミスがあると、採用担当者に「仕事でもミスが多そう」という印象を与えてしまいます。履歴書の準備が完了した後は、ミスがないか必ず見直しましょう。送付前に見直したいポイントは本記事の最後にまとめているので、ぜひ活用してください。欄別に詳しく解説!履歴書の書き方履歴書を書き始める前に、まず知っておくべき「書き方のルール」を押さえましょう。中でも重要なルールは、以下の2つです。書き間違えたら新しい履歴書に書き直す企業ごとに志望動機やアピールポイントを変えるそれぞれの書き方を詳しく解説します。書類選考を勝ち取るため、履歴書は丁寧に作成するよう心がけましょう。履歴書の書き方①|基本情報日付履歴書の日付は、履歴書を書いた日ではなく「履歴書を提出する日」を記入します。郵送の場合は「郵送日」を記入しましょう。また、履歴書内の日付は和暦・西暦のどちらかに統一します。名前名前は「氏名」と書かれている欄に記入し、「ふりがな(もしくはフリガナ)」と書かれている欄には名前の読み方を記入します。ふりがなと書かれている場合はひらがなで記入し、フリガナと書かれている場合はカタカナで記入しましょう。生年月日・年齢生年月日は、日付で記入した和暦・西暦に合わせて記入します。年齢は、履歴書を提出もしくは郵送する時点の年齢を記入しましょう。住所・連絡先住所は「郵便番号」「都道府県」「番地」「建物名」「部屋番号」を省略せずに記入します。合わせて住所のふりがなも正確に記入しましょう。連絡先が住所と同じ倍は、「同上」と記入し、別の連絡先がある場合は省略せずに記入します。電話番号・メールアドレス電話番号は、自宅に固定電話がない場合は携帯電話のみで問題ありません。メールアドレスは、携帯電話ではなくパソコンのメールアドレスを記入します。企業がここに記載された情報に連絡するため、特に間違えないようにしましょう。写真黒または紺色のスーツ、無帽で履歴書を提出・郵送する日から3ヶ月以内撮影したバストアップ写真を準備します。サイズは横3cm×縦4cmに切り取り、のりで貼り付けましょう。履歴書用の写真や駅やコンビニ前に設置されている「証明写真機」か、スタジオで撮影するのが一般的です。参考:基本情報欄の正しい書き方/doda履歴書の書き方②|学歴・職歴欄履歴書に記載する学歴・職歴は正直に記入しましょう。学歴学歴と職歴の区別を明確にするため、1行目の中央に「学歴」を記入し、原則として2行目より「最終学歴の一つ前」の学歴から記入します。最終学歴とは「最後に卒業した学校」ではなく、「最も高い教育機関」のことです。つまり、大学卒業後に専門学校に入った場合、最終学歴は「大学」となります。 また、学校名は正式名称を略さずに記入し、学部・学科・専攻コースまで漏れなく記入しましょう。入学・卒業の日付は、これまでに記入してきた和暦・西暦のどちらかで統一します。学校を中退した場合は「中退」、在学中の場合は「卒業見込み」と記入しましょう。職歴学歴の下から1行あけて「職歴」と中央に記入し、働いてきた企業を順番通りに「入社年度・社名・業種・従業員数・簡潔な仕事内容」と「退社年度・退職理由」を記入します。 退職理由が自分都合の場合は「一身上の都合により退職」、解雇された場合は「会社都合により退職」を記入しましょう。在職中に転職活動を行っている場合は「現在に至る」と記入し、最後に「以上」と記入して締めくくります。参考:履歴書の学歴・職歴欄の正しい記入法/doda履歴書の書き方③|免許・資格欄免許・資格欄には必ず正式名称を記入します。取得年度も正しく記入し、資格の有効期限も確認しましょう。また、志望する企業で活かせる免許や資格を取得している場合は上位に記入し、取得している免許や資格がない場合は「特になし」と記入します。参考:履歴書の免許・資格欄の正しい書き方/doda履歴書の書き方④|志望動機欄履歴書の中で最も企業へアピールできる項目が、志望動機の欄です。どの企業でも使えるような当たり障りのない内容ではなく、志望する企業について調べて、自分の強みをアピールしながら応募企業で貢献できることを具体的に記入しましょう。【例文】私はこれまでインフラからアプリケーションまで一貫したシステム設計の経験を積んできました。これまで培ってきたノウハウを活かしていくことで、グローバルに事業展開を推進している貴社のお力になれると思い、志望いたしました。英語・日本語を話すことができるので、貴社のグローバル展開をさらに加速させられるよう、事業を牽引していきたいと思っております。【ワンポイントアドバイス】貴社:履歴書やメールなどで書く時に使う御社:面接や商談などで話す時に使う細かい部分もしっかりと使い分けられると、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。参考:志望動機・志望理由の書き方【82職種の例文付き】/doda履歴書の書き方⑤|趣味・特技欄趣味・特技は採用担当者との会話で話題になることがあります。そのため、「特になし」と記入したり空欄で提出したりすることは避けましょう。また、マイナスな印象を与えやすい趣味・特技は書かないようにします。【例文】趣味はフットサルです。日本人の友人のチームに参加し、日本語でのコミュニケーションを大切にしながら、試合を楽しんでいます。特技はDIY です。ものを組み立てることが好きなので、手を動かしながら、頭を使ってさまざまものを作ります。この組み立てて作る作業は、システム開発の場面でも活かされることが多く、役立っています。趣味や特技も仕事に関連することであれば、自分のアピールにつながります。具体的な内容を記入するよう心がけましょう。参考:履歴書の趣味・特技欄の正しい書き方と内容/doda履歴書の書き方⑥|本人希望欄・通勤欄・配偶者欄本人希望欄希望する職種は本人希望欄へ記入します。また、原則として勤務地・給与・待遇などは、本人希望欄へ「貴社規定に従います」と記入するのがルールです。通勤欄会社までの通勤時間と自宅の最寄り駅を記入します。原則として、通勤時間は90分以内です。遠方に住んでいたりこれから日本に来たりする場合は、入社後の転居や通勤に支障がないことも記載しましょう。配偶者・配偶者の扶養義務欄結婚している人は配偶者欄の「有」に丸をつけます。状況に応じて配偶者の扶養義務も「有・無」を選択して丸をつけましょう。独身の場合は両方の「無」に丸をつけます。履歴書提出前に確認!チェックポイントすべての項目を書き終えたら、履歴書を読み返して以下のポイントを入念にチェックしましょう。記入漏れ、空欄になっているところはありませんか?写真は3ヶ月以内に撮影されたものを貼り付けていますか?誤字・脱字、表記ミスはありませんか?名前や住所のふりがなは記入されていますか?履歴書に書かれている年号(和暦・西暦)は統一されていますか?書き間違いやミスが見つかった場合は、手間がかかりますが新しい履歴書に書き直しましょう。参考:履歴書に「空欄」があっても大丈夫?/リクルートエージェント日本における履歴書の書き方は独特!しっかり理解して丁寧に書こう日本ならではの細かいルールがある履歴書の作成に、抵抗のある外国人はたくさんいます。しかし、外国人であってもきちんとルールに従った履歴書を提出できれば、企業の採用担当者に好印象を与えられます。書き方を学び、多くの企業に興味を持ってもらえる履歴書を作成できるようになりましょう。日本での転職・就職を考えている方は、『G Talent』の利用がおすすめです。外国籍のエンジニアのための転職プラットフォームで、掲載されている求人は年収800万円以上が40%を占めています。日本で安定した収入を得たい方、これまでのキャリアを日本で活かしたい方は、利用価値の高いサービスと言えるでしょう。気になる方は無料登録をして、企業からのスカウトを受け取りましょう。

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ITエンジニアが日本で仕事するために必要なビザについて解説

海外で長期滞在する場合や、海外で就労する際に必ず必要なビザは、慣れていないと複雑な手続きに戸惑うことがあるでしょう。また不備があると不法滞在・不法労働になり、不利益を被ってしまいます。本記事では、ITエンジニアが日本で仕事をするために必要なビザについて解説します。日本での就職を考えている人や就職にあたりビザの変更が必要な人は、ぜひ参考にしてください。グローバルのIT企業が集まる転職エージェント『G Talent 』は、仕事探しだけでなくビザのサポートまで受けることができます。ビザと在留資格の違いは?企業によってはビザと在留資格を同じ意味で使うことがありますが、厳密には別物です。混合してしまうと就職に不利益を被ることもあるため、それぞれの違いを良く理解しておきましょう。本項目では、ビザと在留資格の違いについて解説します。いま一度、自分の持っているビザや在留資格と照らし合わせて確認してみましょう。ビザとはビザ(査証)とは、海外にある日本大使館・領事館が発行する「日本への入国を許可する書類」です。海外の日本大使館・領事館で必要な書類を提出し、審査を行った結果「所有しているパスポートが有効であり、日本への入国に支障がない外国人」と判断された場合に発行されます。参考:出入国在留管理庁/きっずるーむ法務省在留資格とは在留資格とは、日本に入国しようとする外国人が、日本で行う予定の活動に問題がなく条件に適していることを証明するために必要な資格です。日本の法務省入国管理局が管理し、現在は38種類の在留資格が存在します。「在留カード」は、在資格を証明するためのカードを指します。また、企業によっては在留資格のことを「就労ビザ」と呼ぶことがあります。就労ビザというのは、在留資格の通称で、二つは同じものを示していると考えて良いでしょう。参考:在留資格とは/東京入管・永住、帰化申請サポート室外国人ITエンジニアが日本で仕事するための就労ビザ日本に適法で在留するためには、きちんと日本から発行された「在留資格(就労ビザ)」を取得する必要があります。また、ITエンジニアとして働くためのビザを「エンジニアビザ」と呼ぶこともあります。外国人ITエンジニアが日本で仕事をするための就労ビザについて解説します。就労ビザ「技術・人文知識・国際業務」の取得要件外国人が日本でITエンジニアとして仕事をするためには、一般的に「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を取得して勤務することになります。日本で「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を取得するには、以下の条件を満たす必要があります。従事しようとする業務について、必要な技術・知識に係る科目を選考して大学を卒業していること卒業した大学は、日本だけでなく海外も該当します。また、日本の専門学校卒業者で「専門士」の学位を有している人も、これに該当します。従事しようとしている業務について、10年以上の実務経験を有すること1の基準を満たせない場合であっても、10年以上の実務経験があれば「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を取得できます。なお、10年の期間には国内外の学校で情報処理などの専門知識について学んだ期間も含まれます。ただし、日本での義務教育期間は含まれず、留学生のアルバイトなども対象外です。告示で定められた情報処理に関する試験合格者・資格取得者【日本の試験】イ 情報処理の促進に関する法律(昭和四十五年法律第九十号)に基づき経済産業大臣が実施する情報処理安全確保支援士試験ロ 情報処理の促進に関する法律に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験のうち次に掲げるもの(1) ITストラテジスト試験(2) システムアーキテクト試験(3) プロジェクトマネージャ試験(4) ネットワークスペシャリスト試験(5) データベーススペシャリスト試験(6) エンベデッドシステムスペシャリスト試験(7) ITサービスマネージャ試験(8) システム監査技術者試験(9) 応用情報技術者試験 (10) 基本情報技術者試験 (11) 情報セキュリティマネジメント試験ハ 通商産業大臣又は経済産業大臣が実施した情報処理技術者試験で次に掲げるもの(1) 第一種情報処理技術者認定試験(2) 第二種情報処理技術者認定試験(3) 第一種情報処理技術者試験(4) 第二種情報処理技術者試験(5) 特種情報処理技術者試験(6) 情報処理システム監査技術者試験(7) オンライン情報処理技術者試験(8) ネットワークスペシャリスト試験(9) システム運用管理エンジニア試験 (10) プロダクションエンジニア試験 (11) データベーススペシャリスト試験 (12) マイコン応用システムエンジニア試験 (13) システムアナリスト試験 (14) システム監査技術者試験 (15) アプリケーションエンジニア試験 (16) プロジェクトマネージャ試験 (17) 上級システムアドミニストレータ試験 (18) ソフトウェア開発技術者試験 (19) テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験 (20) テクニカルエンジニア(データベース)試験 (21) テクニカルエンジニア(システム管理)試験 (22) テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)試験 (23) テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験 (24) 情報セキュリティアドミニストレータ試験 (25) 情報セキュリティスペシャリスト試験【中国の試験】イ 中国工業和信息化部教育与考試中心が実施する試験のうち次に掲げるもの(1) 系統分析師(システム・アナリスト)(2) 信息系統項目管理師(インフォメーション・システム・プロジェクト・マネージャ)(3) 系統架構設計師(システム・アーキテクト)(4) 軟件設計師(ソフトウェア設計エンジニア)(5) 網絡工程師(ネットワーク・エンジニア)(6) 数据庫系統工程師(データベース・システム・エンジニア)(7) 程序員(プログラマ)ロ 中国信息産業部電子教育中心又は中国工業和信息化部電子教育与考試中心が実施した試験のうち次に掲げるもの(1) 系統分析員(システム・アナリスト)(2) 高級程序員(ソフトウェア・エンジニア)(3) 系統分析師(システム・アナリスト)(4) 軟件設計師(ソフトウェア設計エンジニア)(5) 網絡工程師(ネットワーク・エンジニア)(6) 数据庫系統工程師(データベース・システム・エンジニア)(7) 程序員(プログラマ)【フィリピンの試験】イ フィリピン国家情報技術標準財団(PhilNITS)が実施する試験のうち次に掲げるもの(1) 基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験(2) 応用情報技術者(アプライド・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験ロ フィリピン・日本情報技術標準試験財団(JITSE Phil)が実施した基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験【ベトナムの試験】イ ハイテクインキュベーショントレーニングセンター(HITC)が実施する試験のうち次に掲げるもの(1) 基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験(2) 応用情報技術者(アプライド・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験ロ ベトナム情報技術試験訓練支援センター又はベトナム訓練試験センターが実施した試験のうち次に掲げるもの(1) 基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験(2) ソフトウェア開発技術者(ソフトウェア・デザイン・アンド・ディベロップメント・エンジニア)試験(3) 応用情報技術者(アプライド・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験【ミャンマーにおけるミャンマーコンピュータ連盟(MCF)が実施する試験】イ 基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験ロ 応用情報技術者(アプライド・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験【台湾における財団法人資訊工業策進会(III)が実施した試験】イ 軟体設計専業人員(ソフトウェア・デザイン・アンド・ディベロップメント・IT・エキスパート)試験ロ 網路通訊専業人員(ネットワーク・コミュニケーション・IT・エキスパート)試験ハ 資訊安全管理専業人員(インフォメーション・システム・セキュリティー・IT・エキスパート)試験【マレーシアにおけるマルチメディア技術促進本部(METEOR)が実施する試験】基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・プロフェッショナル)試験【タイの試験】イ 国立科学技術開発庁(NSTDA)が実施する試験のうち次に掲げるもの(1) 基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験(2) 応用情報技術者(アプライド・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験ロ 国立電子コンピュータ技術センター(NECTEC)が実施した基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験【モンゴルにおけるモンゴル国立ITパーク(NITP)が実施する試験】イ 基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験ロ 応用情報技術者(アプライド・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験【バングラデシュにおけるバングラデシュコンピュータ評議会(BCC)が実施する試験】イ 基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験ロ 応用情報技術者(アプライド・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験【シンガポールにおけるシンガポールコンピューターソサイエティ(SCS)が認定する試験】サーティファイド・IT・プロジェクト・マネージャー(CITPM)【韓国における韓国産業人力公団が認定する試験】イ 情報処理技師(エンジニア・インフォメーション・プロセシング)ロ 情報処理産業技師(インダストリアル・エンジニア・インフォメーション・プロセシング)参考:IT技術者の在留資格/行政書士みなと国際事務所日本におけるITエンジニアの就労ビザの申請方法ITエンジニアとして日本で働くためには、長期滞在や就労を目的とする適法なビザや資格が必要です。就業先が決まった場合は、滞在や就労に不利益とならないよう余裕を持って申請しましょう。これから入国する人・すでに入国している人の申請方法を詳しく解説します。ITエンジニアの就労ビザを新規で申請をする手順これから日本に入国しようとしている人が、ITエンジニアが在留資格(就労ビザ)を申請する手順は以下のとおりです。在留資格認定書を申請する在留資格(就労ビザ)の申請には、「在留資格認定書」という書類が必要になります。日本国内の地方出入国在留管理局の窓口で交付申請を受け付けているため、就業予定の会社職員に代理申請してもらいましょう。出入国在留管理庁における審査・交付申請した内容に問題がなく、日本への上陸と就業条件に適していると判断されると、在留資格認定証明書が発行されます。万が一不交付となった場合でも、不服申し立ての方法はありません。日本大使館・領事館でビザの申請を行う在留資格認定証明書と、ビザ申請に必要な書類をそろえて、日本大使館・領事館でビザ発給申請を行います。必要書類は、この後にリストアップしまとめているので確認しましょう。参考:手続きの流れは? 必要な申請書類は?/出入国在留管理庁ITエンジニアが在留資格を就労ビザに切り替える申請をする手順すでに日本へ入国して在留しようとしている人、在留期間の更新を行う人は、以下の手順で申請を進めます。在留資格変更許可申請・在留期間更新許可申請をする地方出入国在留管理局の窓口で申請を行います。どちらの申請であっても、行おうとする活動に係る「ポイント計算表」と「ポイントを立証する資料など」を提出します。必要に応じで就業予定もしくは就業先に申請に必要な書類発行をお願いしましょう。出入国在留管理庁における審査・変更や更新の許可審査におけるポイントは、以下のとおりです。行おうとする活動が高度外国人材としての活動であることポイント計算の結果が70点以上であること在留状況が良好であることポイント計算表の結果が70点未満であれば、他の要件を満たしていても不許可となります。参考:在留期間更新許可申請 /出入国在留管理庁日本におけるITエンジニアの就労ビザの申請は誰が行う?日本ですでに就業先が決まっていても、ビザや在留資格が発行されなければ日本で働くことはできません。しかし、難しい手続きを自分でできるのか不安に感じている人もいるのではないでしょうか。ここでは、日本でITエンジニアとして働くための在留資格(就労ビザ)を申請できる人について解説します。本人原則として、在留資格の申請や変更・更新手続きは申請者本人が行います。複雑な手続きが必要なため、慣れない申請に関わる手続きに不安を感じる人は、転職・就職支援を行っているサービスを活用すると良いでしょう。もしくは、申請のサポートを行っている求人を探す方法もおすすめです。代理人申請人が海外にいる場合や、やむを得ない事情で申請に向かえない場合は、就業先の職員や弁護士・行政書士、親族又は同居人などが申請書類の提出などを行えます。ただし、代理申請には地方在留管理局長の承認が必要なため、誰でも行えるわけではありません。参考:出入国審査・在留審査Q&A/出入国在留管理庁出入国審査・在留審査Q&A出入国審査・在留審査Q&A日本におけるITエンジニアの就労ビザの申請に必要な書類日本でITエンジニアとして働く際に必要な在留資格(就労ビザ)の申請には、以下の書類が必要です。旅券ビザ申請書1通(ロシア・CIS諸国・ジョージア人は2通)写真1葉(ロシア・CIS諸国・ジョージア人は2葉)在留資格認定証明書 原本および写し通中国籍の人は以下の書類も準備します。戸口簿写し暫住証又は居住証明書(申請先の日本大使館又は総領事館の管轄区域内に本籍を有していない場合)※申請者の国籍によっては、上記以外に必要とされる書類があるため、必ず自分で各領事館のホームページを確認しましょう。参考:ビザ/外務省日本におけるITエンジニアの就労ビザの取得までにかかる期間在留資格(就労ビザ)の申請に必要な「在留資格認定証明書」は、審査結果がでるまでに1~3ヶ月ほどかかります。就業開始に間に合うよう、企業と連絡を取りながら余裕を持って申請しましょう。また、在留資格認定証明書の有効期間は発行より3ヶ月間です。在留資格認定証明書を受け取ったら、すぐに日本大使館・領事館でビザの手続きをしましょう。参考:在留資格認定証明書とは?申請から入国までの流れを解説/ビザプロITエンジニアが日本で仕事をするために「就労ビザ」をきちんと取得しよう!せっかく日本での就業が決まっても、ビザに不備があれば就業はおろか入国できないこともあるでしょう。日本で仕事をするためには、きちんと在留資格(就労ビザ)を取得し、不法労働にならないよう注意しましょう。日本での転職・就職を考えている方は、外国籍のエンジニアのための転職プラットフォームである 『G Talent』の利用がおすすめです。掲載されている求人は年収800万円以上が40%を占めており、自分に合った仕事を見つけることができます。ビザのサポートも受けることができるため、今回の記事で不安になった方はぜひご利用ください。気になる方は無料登録からスタートしましょう。

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日本の企業は採用でどこを見る?面接の対策法も紹介します

日本での生活が短い方や就職のために初めて日本を訪れる方によって、企業の採用面接はとても緊張してしまうでしょう。本記事では、日本の企業ではどこを見るかなど面接を受ける際の対策法を紹介します。面接時に気を付けたいポイント、実際の面接で良く聞かれる質問をまとめているので、日本で初めて面接を受ける方はぜひ参考にしてください。グローバル企業が集まる転職エージェント『G Talent』では、仕事探しだけでなく面接の方法などのサポートを受けることも可能です。自分に合った仕事をさまざまなサポートを受けながら探したい方は、利用がおすすめです。日本の企業は採用でどこを見る?採用面接は企業にとってふさわしい人材なのか、共に働く仲間として迎え入れるかどうか見極める場です。海外と日本の企業では、面接時に見ているポイントが大きく異なるため、日本で初めて就職する方は戸惑うこともあるでしょう。しかし、いくつかのポイントを押さえて挑めば過度な心配や緊張は要りません。そこで、日本の企業が採用面接でどこを見ているのか詳しく解説します。実際に面接官に聞かれていると想定し、面接練習として活用してください。日本企業が面接で見るポイントは、以下の通りです。コミュニケーション能力があるか時間を厳守できるか身なりが整っているか不法就労・入国でないかストレス耐性があるかコミュニケーション能力があるか仕事を円滑に進める上で、コミュニケーションがうまくとれるかどうかは非常に重要なポイントでしょう。入社後に社内で円滑なコミュニケーションがとれないと、仕事に支障をきたす恐れがあるからです。流暢に話せなくとも、しっかり聞き取れているか・スムーズやり取りが可能かどうか・分からないことを聞き返せるかどうか、振り返ってみましょう。また、面接では「日本の好きなところ」「最近のできごと」などの雑談から、コミュニケーション能力を測っている企業もあります。緊張して言葉に詰まってしまう場合は、積極的に伝えようとする姿勢を見せると良いでしょう。友達と話すようなフランクな言い方ではなく敬語をきちんと使い分けられると、より好印象を与えられるかもしれません。参考:面接で求められている「コミュニケーション能力」って何?面接で見られる2つのコミュ力とは/ONE CAREER時間を厳守できるか海外では就業時間に遅刻していても業績などの結果を重視する傾向にありますが、日本で就職する企業でもそうとは限りません。採用面接では、就業時間だけでなく、会議、休憩など働く上で決められた時間を厳守できる人材であるかどうかを見極めています。日本では前もって準備したり、時間をきちんと守って行動したりする人が多い国民性があります。時間を守れない人が社内にいると仕事が円滑に進まず、共に働く仲間にストレスを与えてしまう可能性があります。面接時間には余裕を持って到着し、「時間を守る」という姿勢を大切にしていることを伝えられるようにしましょう。参考:面接当日に気を付けるべきポイント「企業へ行く時間」「受付」「入退出」/いい就職ドットコム身なりが整っているかあまりにもカジュアルな装いで面接に臨んだり、清潔感のない身だしなみであったりすると、ビジネスパーソンとしての信頼を損なうことにつながります。入社後にも同じような服装で勤務されると、「大事な取引先に良くないイメージを与えてしまうかもしれない」と判断されることもあるでしょう。企業から「服装自由」「私服で」といわれた場合でも、ビジネスシーンの服装であることを忘れてはいけません。シャツやブラウスによれていないジャケットを羽織って、サイズの合っているボトムス、スニーカーではない革靴などを履いていくのがベターです。服装自由であっても、ファッション性の高い「普段着」では行かないよう注意しましょう。参考:面接の時に企業から見られている服装はココ!面接マナーについて徹底解説!/コメディカルドットコム不法就労・入国でないか日本では、不法に滞在している者、働くことが認められていない者、現在の在留資格で認められた範囲を超えて働いている者を雇ってしまうと、その事実を知らなくても罰則の対象となります。企業側は、罰則のリスクのある人材や怪しい人材は、もちろん雇いたくはありません。企業から不法就労でないことを確認するための書類提出を求められた際は、きちんと応じるようにしましょう。書類に漏れがあったり提出を拒否したりすると、適法で在留していても疑われてしまいます。また、自分のビザの種類や就労制限についても良く理解しておくと安心です。参考:外国人を面接する際に覚えておきたい5つの注意点/jopus bizストレス耐性があるか海外で働くというのは簡単ではないため、合わないと感じると辞める方がストレスにはなりませんが、採用側はそうではありません。「すぐに辞めそうな人材」は必要なく、ストレス耐性が低いと判断されると選考通過の可能性をグッと下げてしまいます。面接時にストレスを感じるような質問を投げかけられることもあっても、落ち着いて答えるよう心がけましょう。また、面接時の貧乏ゆすりや話出す前の舌打ち、不機嫌な表情は出さないのがベターです。このような行為は日本でマナー違反と感じる人が多く、「仕事中の態度も悪いだろう」と良くないイメージを連想させてしまいます。面接時では、場の空気を重んじる日本ならではのマナーも頭に入れておきましょう。参考:ストレス耐性を面接で聞く意図と答え方のコツは?耐性が高い人の特徴3つも/Geekly Media日本での採用面接の対策母国の採用面接と同じような対策で臨んでしまうと、せっかくのチャンスを棒に振ることになります。日本でのマナーをしっかり守り、外国人であることを感じさせない振る舞いができれば好印象を与えられるでしょう。日本での採用面接で特に気を付けたい3つのポイントを紹介します。遅刻をしない身なりを整えていく履歴書は丁寧に自分で書くこれらは日本では最低限のマナーであり、母国のマナーと異なる場合はしっかりと頭に入れて臨みましょう。遅刻をしない日本の採用面接では、面接時刻の15~30分前に面接会場の建物に到着することをおすすめします。また、早すぎる来社は企業のスケジュールを乱す可能性があるため、面接時刻の10分ほど前に受付を済ませるようにしましょう。さらに、遅刻はもってのほかです。当日は、交通機関の遅延や急なトラブルを見込み、時間に余裕を持って行動するよう心がけましょう。万が一、面接時間に間に合いそうになければ、遅れることが分かった時点で企業へ連絡します。間に合わない理由と到着予定の時間を伝え、担当者からの指示を仰ぎましょう。参考:4社に3社「面接への遅刻は絶対NG」/逆に「許される」場合とは? 謝罪の方法は?/JOBRASS新卒身なりを整えていく採用面接へ向かう際、企業から指定がなければビジネススーツを着用しましょう。髪やメイク、髭、爪は清潔感を意識して整えます。大ぶりなアクセサリーは外し小ぶりで控えめなものにするか、着用しないのが好ましいでしょう。腕時計もファッション性の高いものではなく、シンプルなものを着用します。また、日本ではタトゥーや入れ墨に対して、あまり良くない印象を持っている傾向にあります。見える部分に入っている人は、できるだけ目立たないように工夫しましょう。ただし、タトゥーや入れ墨について聞かれた場合は、正直に答える姿勢も大切です。参考:就活の身だしなみは超重要!好印象の与え方を男女別に解説/キャリアパーク転職エージェント履歴書は丁寧に自分で書く日本のルールでは、履歴書の代筆は基本的にNGとされています。怪我などで一時的に字が書けないなどの特別な理由がない限り、自分で丁寧に書くことが望ましいです。まだ勉強中である資格を「取得済み」と偽ることも、後にバレるとあなたの印象を悪くする原因となります。また、企業から指定がない場合は、手書きとパソコンで作成したもののどちらでも問題はありません。手書きの文字でアピールしたい、パソコンで作成しスキルをアピールしたいなど、目的に応じて作成方法を選らんでも良いでしょう。参考:履歴書の言葉遣いは重要!就活で注意すべき敬語の使い方を徹底解説/ハタラクティブ日本での採用面接でよく聞かれる質問日本の採用面接では、面接官がさまざまな質問を行い自社との相性を確認します。外国人の場合はできるだけ採用後のミスマッチ防ぐために、いくつかの「よく聞かれる質問」があります。ここでは、日本の採用面接でよく聞かれる質問5つを紹介します。日本での転職・就職を検討している人は、よく聞かれる質問を把握して面接対策に活用してください。日本での面接でよく聞かれる質問①|「自己紹介をしてください」日本の面接では、外国人に限らず「簡単な自己紹介」を求められます。これは、相手に対して分かりやすい言葉で要点を簡潔に説明できるかを見られています。ダラダラと話すのではなく、自分の強みやアピールポイントを伝えられるよう意識した内容にまとめましょう。相手の目を見ながら、笑顔で自己紹介ができればさらに高い評価を得られるでしょう。参考:【面接対策】印象が良くなる自己紹介を徹底解説!ケース・職業別の例文やNG例も紹介!/バイトル日本での面接でよく聞かれる質問②|「なぜ日本で働きたいのですか」母国ではなく日本で働きたい具体的な理由や、日本で長期的に働く意思があるのかを見られています。日本で働きたい理由として「日本の良いところ」を答えてしまうケースが多いですが、面接官は「なぜ日本が好きなのか」を聞きたいのではありません。日本で働きたい具体的な理由や、日本を選択した理由を明確に伝えるようにしましょう。参考:「外国人留学生向け」面接で「日本で働きたい理由」を聞かれた時の答え方/留学生の就活ナビ日本での面接でよく聞かれる質問③|「なぜこの会社を志望したのですか」面接でより重要視されているのは、志望動機です。企業への志望度の高さや、入社後の貢献度を見られています。どんな企業でも必ず聞かれる質問のため、自分なりの志望動機を考えておくと安心です。過去の実績からどのような面で貢献できるのか、入社後に実現したいことなどを明確に伝えましょう。参考:志望動機の面接頻出質問14選!各質問の出題意図を踏まえた回答対策/unistyle日本での面接でよく聞かれる質問④|「日本にて来て困ったことは何ですか」日本に来てから困ったこと・辛かった体験などを質問することで問題解決力があるかどうか、日本社会に対するネガティブな面を知っているかを見られています。文化の違いなどから受けるストレスとどう向き合ったのか、その経験から学んだことなどを正直に話しましょう。特になかった場合、無理に話を作り上げる必要はありません。参考:外国人が日本企業の面接でよく聞かれる質問/SuraPera日本での面接でよく聞かれる質問⑤|「日本の会社のルールは守れますか」海外と日本では習慣や文化が異なるため、社会でのルールも異なります。会社ごとに定められたルールも追加されますが、困惑して辞めてしまわないか・帰国してしまわないかを見られています。日本の良い部分だけでなく、日本の文化のルールやネガティブな面の両方を十分に理解し、それらを重んじながら行動できることをアピールすると良いでしょう。日本の企業が採用面接で「どこを見るか」を知って対策をしておこう日本の企業が外国人を採用する際、面接でよく聞かれる質問・見ている部分にはいくつかの傾向があります。頻出する質問や意識すべきポイントを押さえておくと、面接本番で受け答えに悩むことはないでしょう。好印象を与えられると選考通過率が高まり、希望する企業・条件で働ける可能性が上がります。日本での転職・就職を考えている方は、『G Talent』の利用がおすすめです。外国籍のエンジニアのための転職プラットフォームで、掲載されている求人は年収800万円以上が40%を占めています。日本で安定した収入を得たい方、これまでのキャリアを日本で活かしたい方は、利用価値の高いサービスといえるでしょう。気になる方は無料登録をして、企業からのスカウトを受け取りましょう。

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日本でバックエンドエンジニアになろう!求められるプログラミング言語は?

日本でバックエンドエンジニアとして活躍するために必要なプログラミング言語とは何なのでしょうか?また、プログラミング言語だけでなく、フレームワークを活用できると仕事の幅が広がります。本記事では、日本でバックエンドエンジニアとして活躍するために必要なプログラミング言語やフレームワーク、言語以外の知識について解説します。日本でバックエンドエンジニアとして活躍したい方は、IT業界のグローバル企業が集まる転職エージェント『G Talent』をご利用ください。そもそもバックエンドエンジニアとは?そもそも、バックエンドエンジニアとは何なのかをまずは見ていきましょう。フロントエンドエンジニアとの違いフロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアについてご説明する前に、フロントエンド、バックエンドとは何かをご説明しなければなりません。システムは、ユーザー側のフロントエンドと、サーバー側のバックエンドに分かれており、それぞれ担当するエンジニアが異なります。WebサイトやWebアプリなどでユーザーが見る画面はフロントエンド側のシステムが表示しており、HTML/CSS、JavaScriptなどで作られています。フロントエンド側のシステムは画面を表示する、入力された情報をサーバー側のシステムに送る、他の画面に遷移するなどの動きを実現します。一方、サーバー側にあるシステムはバックエンドと呼ばれ、こPHPやJavaなどで作られます。フロントエンド側に入力された情報をもとにプログラムで処理を行い、必要に応じてデータベースにアクセスし、結果をフロントエンド側に返します。バックエンドエンジニアとはバックエンド側のプログラムを開発するエンジニアで、フロントエンドエンジニアはフロントエンド側のプログラムを開発します。参考:フロントエンドとバックエンド:役割とスキルの違いを解説/TECH PLAYバックエンドエンジニアには将来性があるバックエンドエンジニアは将来性がある職業です。IT市場、特にWebコンテンツは伸び続けており、バックエンドエンジニアはWebコンテンツに欠かせない存在です。そのため、今後もバックエンドエンジニアの需要は伸びていくと予想されます。また既存システムも多く、機能追加やメンテナンス、新システムへの移行などの仕事も十分あります。このように、バックエンドエンジニアの将来性がある職業と言えるでしょう。参考:バックエンドエンジニアは今後どうなる?将来性やキャリアパスを解説!/HiPro Tech日本でバックエンドエンジニアになりたい!求められるプログラミング言語は?日本のIT企業でバックエンドエンジニアとして求められるプログラミング言語には、以下の8つが挙げられます。PythonPHPRubyC++PerlJavaGoSQLPythonPythonはAI、ビッグデータ、機械学習、IoTなどの分野で活躍するプログラミング言語です。そのため、AIや機械学習などを扱う職場に転職するなら習得しておくことをおすすめします。Webアプリやゲーム、デスクトップアプリなどの開発もできる汎用的な言語です。また、Pythonの特徴として、コードが少ない、コードを理解しやすいという点があります。そのため、バグが発生しにくく人気の高い言語のひとつです。参考:【入門】Pythonとは|活用事例やメリット、できること、学習方法を解説/スキルアップAI JournalPHPPHPはWeb系の開発で頻繁に使われる言語のひとつです。Webアプリ開発、ECサイト構築などの開発が可能なので、Web系のエンジニアとして活躍したいなら、習得をおすすめします。PHPはスクリプト言語と呼ばれ、HTMLに埋め込んで使うタイプの言語です。コードが簡易的でわかりやすく、初心者も学びやすいという特徴があります。また、CMSのなかでも代表的なWordPressはPHPを使って開発されています。PHPを使ってWordPressのカスタマイズができるので、WordPressをよく使う現場に就職や転職をしたいなら習得しておくと良いでしょう。参考:PHPとは?基礎知識、できることを初心者にもわかりやすく解説します/カゴヤのサーバー研究室RubyRubyは初心者向けの言語で習得しやすく、誰が書いても同じようなコードになるように設計されている非常に優れた言語です。多くのWebサイト開発などに使われており、今後も活躍するでしょう。Rubyで開発するとシンプルなコードになるため、バグが発生しにくいという大きなメリットがあります。そしてもっとも大きなメリットが、Ruby on Railsという優れたフレームワークがあることです。このフレームワークを活用できれば、効率良く高品質なコードを量産できるようになります。Rubyを採用している職場でバックエンドエンジニアとして活躍したいなら、Ruby on Railsは習得必須と言えるでしょう。参考:プログラミング言語のRubyとは?特徴やできることを解説/発注ラウンジC++C++はC言語を拡張したオブジェクト指向言語で、Webアプリ、組込みシステム、AI開発、ゲーム開発などの幅広い分野で活躍しています。古い言語ですがいまだに現役なので、習得しておけば仕様変更やメンテナンスなどの仕事を得られるでしょう。参考:C++とは?今さら聞けない基礎から応用までを解説/発注ラウンジPerlPerlは古くから使われているプログラミング言語です。使いやすい言語で、主にWeb開発やサーバー管理の分野で活躍してきました。今もPerlで動くシステムはたくさんあるので、仕様変更や機能追加、メンテナンスなどの仕事は多いでしょう。JavaJavaは歴史が古く幅広い分野で使われている優秀な言語です。既存システムで使われているケースが多く、機能追加や仕様変更、メンテナンスなどの仕事は引き続きあるでしょう。ただし、最新の言語ではないので、新しい技術や言語の習得も並行して行う必要があります。Javaは非常に広い範囲で活躍する言語で、Webアプリ、PCアプリ、Androidアプリ、CG開発、組込みシステムなどの開発が可能です。Javaは安全性が高く堅牢なシステムを構築でき、バグやセキュリティリスクを抑えられるというメリットがあります。間違えないようにしたいのが、JavaScriptとはまったくの別物ということです。Javaはバックエンド開発の汎用的な言語ですが、JavaScriptはWeb画面開発に使われる動的な画面制御を構築する言語です。「メロンとメロンパンほど違う」「インドとインドネシアほど違う」とたとえられるように、まったく異なる言語なのでご注意ください。参考:【入門】Javaとは?言語の特徴やプログラミングの流れをわかりやすく解説!/Engineer LaboGoGoはGoogleが2009年に開発した、今後活躍が期待される新しい言語です。Goは少ないコードの量で済むためコンパクトに開発でき、バグを抑えられるというメリットはあります。そのため、効率良く高品質なプログラムを開発しやすい言語です。ただ、他言語とはまったく文法などが異なるため、これから学ぶ場合は学習に時間がかかるというデメリットがあります。参考:Go言語とはどんなプログラミング言語?特徴やできることを解説/発注ラウンジSQLSQLは非常に古い言語ですが、今も現役でこれからも使われるデータベース構築・操作のための言語です。MySQL、MariaDB、SQLiteなどのデータベース管理システムで使われます。バックエンドエンジニアはデータベース環境構築や処理プログラム開発にほとんどの場合関わります。そのため、習得が必須の言語です。日本でバックエンドエンジニアになりたい!求められるフレームワークは?フレームワークとはすでに出来上がったコードの集まりのことで、良く使う機能のコードがまとめられています。フレームワークを活用すれば、効率良く高品質な開発ができます。日本企業で使われるフレームワークは、以下の通りです。CakePHPGit/GithubRuby on RailsDjangoLaravelFlaskCakePHPPHPで良く使われるフレームワークで、WebページやWebアプリ開発に役立つ機能が多いです。現場に導入しやすく人気の高いフレームワークです。参考:CakePHPとは?基礎知識とできることをわかりやすく解説/発注ラウンジGit/GithubGitはソースのバージョン管理システム、Githubはソースコードの管理サービスです。プログラマーがソース管理に用いるツールで、チームで開発する際に煩雑になりがちなソース管理をスマートに行えます。Ruby on RailsRubyのフレームワークで、Ruby開発者なら習得必須です。習得すればRubyによる開発を効率良く進められるようになります。参考:【超入門】Web開発に用いられるRuby on Railsとは|特徴やできることを詳しく解説/CMC JapanDjangoPythonのWebアプリフレームワークです。Webコンテンツを少ないコードで作ることができ、Webサイト制作の作業効率を上げることが可能です。参考:Django(ジャンゴ)とは?Pythonのフレームワークを活用し、Web開発に役立てよう/UdemyメディアLaravelPHPのフレームワークのひとつで、Web開発に必要な機能を網羅したフルスタックフレームワークです。PHP開発者なら優先的に習得することをおすすめします。FlaskPythonのWebアプリフレームワークです。特徴としては、フレームワーク自体が軽く学習が容易で、カスタマイズ性が高いということがあります。Djangoと合わせて習得をおすすめします。日本でバックエンドエンジニアになりたい!求められる知識は?日本でバックエンドエンジニアになりたいなら、プログラミング言語やフレームワーク以外の知識も必要です。ここからは、バックエンドエンジニアに必要な知識についてご説明します。インターネットの仕組みに関する知識OSに関する知識サーバーやデータベースに関する知識セキュリティに関する知識インターネットの仕組みに関する知識インターネットに関する仕組み、機器の設定方法やセキュリティなどの知識が必要です。システムのクラウド化が進んでおり、インターネットを安全かつ効率的に扱えるエンジニアが強いのは間違いありません。参考:バックエンドエンジニアの学習方法とは?スキルや言語について徹底解説/パーソルクロステクノロジーOSに関する知識バックエンドエンジニアはさまざまなOSや環境に対応したシステムを構築する必要があります。また、開発環境やクライアント側の環境は1種類とは限らず、いろいろな環境に適応しなければならない場面もあるでしょう。そのため、OSに関する知識も必要です。サーバーやデータベースに関する知識バックエンドエンジニアは、サーバー構築、データベース構築などを行うため、サーバーやデータベースに関するスペシャリストになる必要があります。そのため、さまざまなサーバー環境やデータベース環境の知識が必要になるでしょう。扱う環境で開発ができるだけでなく、開発環境の構築や設定変更、メンテナンスなどの技術や知識も必要です。参考:バックエンドエンジニアになるには(身につけるべき重要なスキル)/kinstaセキュリティに関する知識ネット上のリソースを使うクラウド化やユーザーによるネット利用、IoTによる家電の遠隔操作など、インターネットの利用は今後も増えていくことが予想されます。そのため、第三者による不正アクセスやなりすまし、情報漏洩などのセキュリティリスクを防ぐための対策は、ますます重要になるでしょう。システムを開発する際には、セキュリティリスクに留意したシステム開発を行うための知識が必要です。日本でバックエンドエンジニアの求人を探すなら『G Talent』がおすすめ本記事では、日本でバックエンドエンジニアとして活躍するために必要なプログラミング言語やフレームワーク、言語以外の知識について解説しました。日本企業でバックエンドエンジニアとして活躍するために、身につけておくと役立つプログラミング言語やフレームワークについてご理解いただけたと思います。また、プログラミング言語やフレームワーク以外にも必要な知識があります。外国人向けITエンジニアの求人をお探しの方におすすめなのが、外国人ITエンジニア向けの転職エージェント『G Talent』です。200社以上の企業の採用支援や、70ヶ国籍以上のエンジニアの転職実績があり、初めて日本で仕事を探す方でも安心してご利用いただけます。国籍を問わずフェアな環境で働ける企業のIT求人が豊富なので、あなたに合ったバックエンドエンジニア求人がきっと見つかるでしょう。

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日本企業でニーズがあるフロントエンド開発の言語とは?

日本企業でフロントエンドエンジニアとして活躍するためには、日本企業でニーズがあるプログラミング言語の習得が必要です。開発言語以外にも、日本で働く際に役立つ知識も知っておくと、日本でニーズがあるエンジニアとして転職活動がスムーズになります。本記事では、日本企業でニーズがある開発言語やフレームワーク、日本で働くために知っておきたい知識について解説します。日本で自分にあった仕事を見つけたい方は、IT業界のグローバル企業が集まる転職エージェントの『G Talent』の利用がおすすめです。日本企業でニーズがあるフロントエンド開発の言語日本企業でフロントエンドエンジニアとして活躍するために、習得しておくべきニーズがある言語には以下の3つが挙げられます。日本企業でニーズがあるフロントエンド言語①|HTML日本企業でニーズがあるフロントエンド言語②|CSS日本企業でニーズがあるフロントエンド言語③|JavaScript日本企業でニーズがあるフロントエンド言語①|HTMLHTMLはWeb系開発に必須と言える言語なので、日本企業だけでなくフロントエンドエンジニアとして働く際は必ず習得しておきましょう。現在のHTMLの最新バージョンはHTML5です。Web画面の文章や画像の構成などを作っていくために必要な言語で、Web系開発のフロントエンドエンジニアは必ず使います。実際にコーディングをしない場合も、画面のソースを見て内容を検証したり改善したりするなどHTMLの知識が必要になるケースがあります。フロントエンド開発には、なくてはならないニーズがある言語の一つです。参考:フロントエンジニアに必要な言語とは?フレームワークやライブラリについてもご紹介/パーソルクロステクノロジー日本企業でニーズがあるフロントエンド言語②|CSSCSSはスタイルシートとも呼ばれる、HTMLとセットで使われる言語です。文字のフォントや色などを指定するために必要であり、HTMLの習得がマストのフロントエンドエンジニアにとってCSSの習得も必須です。実際にソースを開発することがない場合も、Webサイト開発やWebアプリ開発に携わるならソースを見ることもあります。そのため、構造や文法などについて知っておくことをおすすめします。HTMLと合わせて、Web系開発でのニーズがある言語です。参考:フロントエンド言語とは?フレームワークやライブラリについても解説/トライコーンラボ日本企業でニーズがあるフロントエンド言語③|JavaScriptJavaScriptは、Webページの動的な動きを開発する言語です。近年では画面の動きが多く複雑なWebサイトやWebアプリが増えているため、JavaScriptはフロントエンドエンジニアに必須のスキルと言えます。ニーズがあるJavaScriptは進化を続けており、JavaScriptを拡張した上位互換の言語のTypeScriptなども登場しています。高度な画面開発ができる知識を身につけていくことで、日本企業で活躍できるフロントエンドエンジニアになれるでしょう。参考:JSが苦手なフロントエンドエンジニアが語る 「JavaScriptと仲良くなるための基本の「き」」/PLAN-Bニーズがあるエンジニアになるために習得したいフロントエンド言語上記で紹介した日本企業にニーズがあるフロントエンド開発の言語は、どれも基本的なものばかりです。これらの言語は知っていて当たり前であり、日本企業でニーズがあるエンジニアとして活躍するためには進化した上位互換の言語を習得しておく必要があります。フロントエンドエンジニアとしておさえておくべきニーズがある上位互換言語には、TypeScriptが挙げられます。TypeScriptとは、Microsoft社が開発したJavaScriptの拡張言語です。型宣言を行うタイプの言語であり、ソースのコンパイル時のエラーを未然に防げるというメリットがあります。そのため、JavaScriptに比べてバグの発生を抑えることができ、効率良く開発できるのが特徴です。現在、JavaScriptのコードをより安全に開発できるTypeScriptに書き換えている企業が増えています。フロントエンドエンジニアとしてTypeScriptを習得しておけば、扱える仕事が増えニーズがあるエンジニアとして活躍できるでしょう。参考:フロントエンドの開発で必要な言語一覧!JavaScriptだけでなくTypeScriptのスキルも必要?/転職GUIDEフロントエンド開発を極めるならフレームワークのスキルも重要日本でフロントエンド開発を極めるためには、言語だけでなくフレームワークも身につける必要があります。フレームワークとは、すでにできあがったソースのまとまりです。たとえば、ログイン認証や決済機能などはWeb系開発に良く使われる機能ですが、このような機能を再利用しやすい形でまとめる役割があります。フレームワークとしてできあがっているものを流用すれば、効率良く開発できるメリットがあります。フレームワークはすでに品質担保が保たれているので、うまく活用すれば素早く高品質なプログラム開発が可能です。ここからは、フロントエンド開発でニーズがある、フレームワークを5つ紹介していきます。フロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク①|jQueryフロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク②|React.jsフロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク③|Vue.jsフロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク④|AngularJSフロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク⑤|Bootstrapそれぞれについて解説していきます。フロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク①|jQueryjQueryは、JavaScript用のライブラリです。ライブラリとはフレームワークと良く似た役割であり、フレームワークが枠組みであるのに対しライブラリは部品として部分的に活用することができます。jQueryを活用すればWebブラウザ用のコードを簡単に実装でき、初心者も使いやすい設計になっているのが特徴です。多くのWeb制作現場で導入されているため、日本企業でフロントエンドエンジニアとして活躍するなら押さえておきましょう。ただし、アニメーションなどを簡単に実装できる反面、動作が重たいというデメリットもあります。登場してから多くの機能が追加されたため、動作が重く使いづらい場合があるという点に注意しましょう。参考:jQueryは終わったのか論争を、終わらせにきました。/TOMORROW GATEフロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク②|React.jsReact.jsは、jQueryと同じJavaScript用のライブラリです。Facebookやそのコミュニティに開発されたライブラリで、主にUIパーツを構築するために使われています。多くの日本企業で採用されているため、日本企業でフロントエンドエンジニアとして活躍するなら習得がおすすめです。ソースを管理しやすいように設計されており、複雑な設計になりがちな大規模開発に適しています。ただし、資料は英語のものが多いので、必要な情報を集めるためには高い英語力が必要です。その点では、外国人エンジニアが使いやすいライブラリと言えるでしょう。参考:React.jsとは?基本情報からメリットに至るまで詳しく紹介/発注ラウンジフロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク③|Vue.jsVue.jsは、UIを構築するためのJavaScriptのフレームワークのひとつです。プログレッシブ・フレームワークという概念のもとで設計されており、システムが後に段階的に機能追加される場合も対応しやすい特徴があります。Webシステムは一度開発したらそれで終わりではなく、クライアントやエンドユーザーの要望に対応した機能追加が何度も行われることがあります。そのような場合、開発当初に導入したフレームワークでは対応しきれなくなることがありますが、Vue.jsなら問題なく拡張できます。それを可能にしたのが、プログレッシブ・フレームワークという概念です。参考:Vue.jsについて学習してみた <基礎編>/ラクスエンジニアブログフロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク④|AngularJSAngularJSは、Googleやそのコミュニティに開発されている、MVW(Model-View-Whatever)のフレームワークです。AngularJSを使うことで、複雑なWeb系アプリのフロントエンド開発を効率良く進められます。特に、業務系アプリやCRUD系アプリに適しているフレームワークです。フロントエンド開発でニーズがあるフレームワーク⑤|BootstrapBootstrapはWebフレームワークで、HTML/CSS、JavaScriptで構成されています。フォームやボタンなどの良く使う機能が含まれており、Webサイトのデザインテンプレートも含まれているのが特徴です。Bootstrapを活用すれば、HTML/CSSやJavaScriptなどのプログラミング言語やデザインスキルなどがなくても、デザイン性の高いWebサイトを構築できるでしょう。BootstrapにはAngularJSと連携できるもの、WordPress用に開発されたものなど、いくつかの種類があります。働く日本企業の種類に合わせて、習得するのをおすすめします。参考:Web用フレームワーク「Bootstrap」について徹底解説/R-Stoneフロントエンド開発に必要な、言語以外の3つの知識日本企業でフロントエンドエンジニアとして活躍していくためには、プログラミング言語やフレームワーク、ライブラリなどの知識だけでは不十分です。ここでは、言語以外に身につけておけば役立つ知識についてご説明します。UI / UXデザインの知識Webマーケティング(SEO)の知識バックエンドエンジニアの知識開発言語やフレームワークだけでなく、これらの仕事に役立つ知識を身につけておけば、転職後もスムーズに開発現場に入れるでしょう。UI / UXデザインの知識HTML/CSSやJavaScriptを使ってWebサイトを構築できるだけでは、ユーザーが使いやすいサイトを開発できません。ユーザーが使いやすいデザインを構築するためのUIデザインのスキル、ユーザーの顧客体験を向上させるためのUXデザインのスキルも必要です。どちらも専門的に学べばフロントエンドエンジニアとして必ず役立つでしょう。ただ、知識や技術を勉強するだけでは、直接業務に役立てることは難しいかもしれません。知識や技術を得たうえで、業務経験を積むことで実践的なスキルを得られるでしょう。就職や転職を果たした後も、日々UIスキルやUXスキルを磨いていくことが大事です。また、最近はWebサイトやWebアプリをパソコンで見るだけではなく、タブレットやスマホなどのさまざまなデバイスを使って利用することが増えました。そのため、多くのデバイスに対応するためのデザイン知識である「レスポンシブデザイン」の知識も意識して身につけておくことが大事です。参考:レスポンシブWebデザインとは?基本知識から作り方まで詳しく解説!/NIJIBOX BLOGWebマーケティング(SEO)の知識多くのユーザーに見てもらえるWebサイトやWebアプリを構築するためには、ただコンテンツを良くしていくだけでは足りません。Webマーケティング知識として、SEO対策について知っておく必要があります。SEO対策とは、Google検索やYahoo!検索などの検索エンジンでキーワード検索したとき、Webサイトが検索結果の上位に出てくるようにするものです。SEO対策には優れたコンテンツのサイトを構築するだけでなく、タグの構成、適切なキーワードの使用、リンクの改善などのいくつもの対応が必要です。SEO対策を行うためには専門知識が必要で、とても地味な作業を続けなければなりません。すぐに効果が出るわけではなく、対策をすれば必ず効果を得られるものでもないため、非常に難しいです。SEO対策の知識や経験も積んでいくことで、優れたフロントエンジニアになれるでしょう。参考:【2024年版】SEOとは?基本と初めにやるべき具体策5つをわかりやすく解説/SATORIバックエンドエンジニアの知識フロントエンドエンジニアとして活躍するためには、フロントエンド開発以外の知識も必要です。もっとも重要なのが、フロントエンドと一緒に開発を進めるバックエンド開発のための知識です。WebサイトやWebアプリを開発するためにはフロントエンド側とバックエンド側の両方が必要で、それぞれのシステムを最終的には結合させて使います。しかし、それぞれのエンジニアがお互いのシステムのことを知らずに開発を進めると、システムの結合がうまくいかなくなってしまいます。そうなることを防ぐために、フロンドエンドとバックエンドのどちらも知っているエンジニアが必要です。WebサイトやWebアプリの開発の全体像を知っているエンジニアがいれば、スムーズに開発が進むでしょう。ニーズがあるフロントエンド開発の言語をおさえて、エンジニアとして活躍しよう本記事では、日本企業でニーズがある開発言語とフレームワーク、必要な知識について解説しました。日本企業でニーズがあるフロントエンド開発言語やフレームワーク・ライブラリを使いこなせるようにしておくと、転職活動を有利に進められるでしょう。また、プログラミング言語やフレームワーク・ライブラリ以外にも、身につけておくと役立つ知識について勉強しておくことをおすすめします。外国人ITエンジニアの求人をお探しの方におすすめなのが、外国人ITエンジニア向けの転職エージェント『G Talent』です。国内に住む外国人エンジニアのための転職サイトです。200社以上の企業の採用支援や70ヶ国籍以上のエンジニアの転職実績があります。国籍を問わずフェアな環境で働ける企業のIT求人が豊富なので、あなたに合ったフロントエンドエンジニア求人がきっと見つかるでしょう。

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エンジニア必見!日本企業でニーズがあるプログラミング言語とは?

外国人が日本企業でITエンジニアとして良い条件で働くためには、日本でニーズがあるプログラミング言語を知っておくことが重要です。学ぶべきプログラミング言語を選ぶ際は、ニーズがあるだけでなく転職したい職場や業界で使われる言語や高い年収を得やすい言語を選びましょう。本記事では、日本企業でニーズがあるプログラミング言語や今後日本企業でニーズが高まっていくことが予想される言語について解説します。この記事を読めば、日本企業でエンジニアとして活躍するために習得すべきプログラミング言語が何かわかるでしょう。日本でニーズがあるエンジニアとして活躍したい方は、IT系のグローバル求人が集まる転職エージェント『G Talent』をご利用ください。エンジニアとして知っておきたい日本でニーズがある8つの言語日本企業のエンジニアとして活躍したいなら、以下の8つのプログラミング言語は押さえておきましょう。それぞれ活用シーンやニーズの高さも紹介するため、これから進みたい分野ややりたい仕事に適した言語はどれなのかを確認してみてください。日本企業でニーズがあるプログラミング言語①|Python日本企業でニーズがあるプログラミング言語②|JavaScript日本企業でニーズがあるプログラミング言語③|C・C++日本企業でニーズがあるプログラミング言語④|Java日本企業でニーズがあるプログラミング言語⑤|C#日本企業でニーズがあるプログラミング言語⑥|HTML・CSS日本企業でニーズがあるプログラミング言語⑦|PHP日本企業でニーズがあるプログラミング言語⑧|Ruby日本企業でニーズがあるプログラミング言語①|PythonPythonは、AI、ビッグデータ、Iotなどの分野で活躍するプログラミング言語です。AIや機械学習などを扱う職場への転職を希望している方は、習得しておきましょう。Webアプリや、ゲーム、デスクトップアプリなどの開発も可能ですが、メインはAIや機械学習の分野です。AIやビッグデータ分析を扱う企業は増えているので、将来的にさらなるニーズが予想されます。参考:【入門】機械学習に役立つPythonの学習方法 | できることやおすすめサイトも紹介/スキルアップAI Journal日本企業でニーズがあるプログラミング言語②|JavaScriptJavaScriptは、フロントエンドエンジニアに必要なWebページ上の動的な動きを構築するための言語です。マウスカーソルを該当部分に動かすとアニメーションが始まるなどの画面上の動的な動きを実現します。このような高機能な画面の動きは、今や多くのWebサイトに採用されています。そのため、Webサイト開発やWebアプリ開発に携わるならJavaScriptは習得必須と言えるでしょう。参考:フロントエンドエンジニアに必用な言語4選 | フレームワーク・ライブラリなどもご紹介/R-Stone日本企業でニーズがあるプログラミング言語③|C・C++C言語は古くから使われている、最初に習得することが多いプログラミング言語です。OS、基幹システム、ソフトウェア、組込みシステムなどの幅広い開発に対応します。一方、C++はC言語を拡張したオブジェクト指向言語です。Webアプリ、組込みシステム、AI開発、ゲーム開発などが可能です。どちらも最新の言語とは言えませんが、日本ではいまだにCやC++で稼働しているシステムが多いです。既存システムのメンテナンスや仕様変更などでの需要は多いため、プログラマーとして活躍したいなら押さえておくべき言語と言えるでしょう。参考:C++という言語について/HITECHS日本企業でニーズがあるプログラミング言語④|JavaJavaは歴史が古く幅広い分野で使われている言語であり既存システムに関わるため、プログラマーとして習得すべき優先度の高い言語です。Javaで開発された既存システムは多いため、プログラマーやITエンジニアとして活躍したいなら習得しておきましょう。ただし、最新の言語ではないので将来的にはJava以外の新しい技術や言語を習得していく必要があるでしょう。Javaが活躍する分野は幅広く、Webアプリ、Androidアプリ、PCアプリ、CG開発、組込みシステムなどが挙げられます。Javaは安全性が高くバグやセキュリティリスクを抑えられる優れた言語であり、SpringやSpring Bootなどのフレームワークを活用すれば効率良くコーディングを進められるのが魅力です。日本企業でニーズがあるプログラミング言語⑤|C#C#は、Microsoft社が開発したWebアプリ、スマホアプリ、ゲーム開発などに使われる言語です。汎用性が高いので、習得しておくと役立つ場面が多いでしょう。なおC、C++と名前が良く似ていますが、まったく関係はありません。最新の言語ではないもののC#で稼働中の既存システムは多いので、上記の仕事を行う際は習得するのがおすすめです。日本企業でニーズがあるプログラミング言語⑥|HTML・CSSHTMLとCSSはWebサイトやWebアプリ開発に必須の開発言語です。HTMLはWebページの構造を作り文章、画像などの配置などを決めるために使い、スタイルシートと呼ばれるCSSは文字の色やフォントサイズなどを設定する際に使用します。これらの言語を使用する際は、HTMLとCSSをセットで習得する必要があります。Web系のエンジニアには必須の言語なので、必ず習得しておきましょう。参考:CSSとは? – HTMLとセットで覚えよう!-/Cyber Bridge日本企業でニーズがあるプログラミング言語⑦|PHPPHPはWeb系の開発でよく使われる言語であり、Webアプリ開発、ECサイト構築などの開発に活用されます。代表的なCMSのWordPressはPHPを使って開発されているので、WordPressを扱っている企業で働く場合はPHPの習得が必須です。PHPで開発された既存システムは多く、既存システムの仕様変更やメンテナンスなどでの需要は今後も続くと考えられます。最新言語ではないので今後は新しい言語に道を譲ることになると考えられますが、現役で使われている場面は多いので習得しておくと役立ちます。日本企業でニーズがあるプログラミング言語⑧|Ruby多くのWebサイト開発に使われているRubyは初心者向けの習得しやすい言語であり、今後も活躍することが期待できます。Rubyは誰が書いても同じようなコードになるように設計されているので、バグが発生しにくいのがメリットです。Ruby on Railsという優れたフレームワークがあるため、プログラミングしやすいのも特徴です。効率良く開発を進めるために、Ruby on Railsもセットで習得しておきましょう。Rubyは今も進化を続けているため、エンジニアとしては習得すべき言語のひとつです。特にベンチャー企業が採用するケースが多く、ベンチャー企業の求人を狙っているなら必須の言語だと言えます。参考:Rubyの将来性と需要は?懸念されている点も解説/レバテックキャリア日本で今後ニーズがあることが予想される5つの言語ここからは、日本で今後ニーズが高まっていくことが予想される言語を紹介します。習得するプログラミング言語を選ぶ際には、今後の動向も視野に入れて選ぶと良いでしょう。日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語①|Go日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語②|TypeScript日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語③|Kotlin日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語④|Swift日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語⑤|Scala日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語①|GoGoは2009年にGoogleが開発した比較的新しい言語であり、Windows、MacOS X、Linux、Android、iOSなどのほとんどのOSに対応しています。JavaやRubyとはまったく文法などが異なるため、新しく学ぶ際には習得まで時間がかかるというデメリットがあります。しかし、Goは少ないコーディング量で済む言語のため、コンパクトに開発できバグの混入を抑えられる点がメリットです。効率良く高品質なプログラムの開発には、今後さらに需要が高くなることが予想されます。Goを習得しているエンジニアはまだ少ないので、習得すれば転職市場で価値を高められるでしょう。参考:Go言語を扱う仕事内容の例は?学習方法や将来性を徹底検証!/Freelance hub日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語②|TypeScriptTypeScriptはJavaScriptを拡張したフロントエンド開発のための言語です。JavaScriptの拡張版言語であるため、JavaScriptよりも開発効率が高くバグが発生しにくいため安全に開発を進められます特徴があります。TypeScriptは、JavaScriptの拡張版言語として今後ニーズが高まっていくことが予想されます。Web系のエンジニアとして活躍したいなら、JavaScriptとセットで習得しておきましょう。参考:TypeScriptとは?JavaScriptとの違いなどを解説/レバテックキャリア 日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語③|KotlinKotlinは、JavaをベースにしたAndroid開発向けの比較的新しい言語です。Android向け開発言語と言えばJavaでしたが、現在ではJavaを抜かす勢いでKotlinのニーズがあると言われています。スマホアプリ開発を行うなら、習得しておくべき言語です。ただし、iOS向け開発を行うなら、iOS向け言語のSwiftなども併せて習得しておく必要があります。参考:『Kotlin(コトリン)』とは?特徴やJavaとの違いを解説/SB Technology日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語④|SwiftSwiftは、Apple社が2014年に開発した比較的新しい言語であり、iPhoneやiPadなどのiOS対応アプリの開発が可能です。スマホアプリ開発の仕事を行いたい方は、習得しておくべき言語だと言えます。ただし、Android向けの開発を行うためには、Android向け言語のKotlinなども習得しておく必要があります。日本で今後ニーズがあると考えられる5つの言語⑤|ScalaScalaは、2004年に登場した比較的新しい言語です。Javaとの互換性があり、Javaで開発された既存システムと相性が良い、高速処理が可能、開発効率が高いなどのメリットがあります。Javaのライブラリの大半を利用でき開発効率が良いという性能の良さから、今後ニーズが高まっていくと予想されます。Webシステムのサーバーサイド開発だけでなくビッグデータの分析基盤開発にも活用できるため、さまざまな分野で活用できる言語です。参考:Scala(スカラ)とは?言語の特徴や開発手法、Javaとの違いや共通点について解説!/発注ラウンジ日本企業のエンジニアとして働く場合の言語の選び方日本企業では今回紹介したさまざまなプログラミング言語が使われていますが、すべての言語を習得することは簡単ではありません。日本でエンジニアとして活躍するために言語を習得するには、優先順位をつけて優先度の高い言語から習得していくことがおすすめです。習得するプログラミング言語の優先順位をつけるために、おすすめの言語をまとめました。どの方面で活躍したいのか、何を優先したいのかなどで、自分に合ったプログラミング言語を選んでください。仕事内容で選ぶ場合習得すべきプログラミング言語は、仕事内容によって大きく変わります。たとえば、Web系のエンジニアならHTMLやCSSなどの画面系プログラミング言語の習得が必須です。このように、選ぶエンジニアの職種によって必要な言語は変わるので、エンジニアの種類ごとにおすすめの言語をまとめました。目指したいエンジニアに必要な言語を確認しましょう。エンジニアの種類良く使うプログラミング言語Web系エンジニアHTML/CSS、JavaScript、TypeScriptRuby、PHP、C#、Python、JavaWebデザイナーHTML/CSS、JavaScript、TypeScriptバックエンドエンジニアJava、PHP、Ruby、Go、C#スマホアプリエンジニアKotlin、Swift、C#、JavaAIエンジニアPython、C++組込み系エンジニアC、C++、Python、Javaゲーム開発エンジニアC#、C++、JavaScript、Swift、Ruby参考:エンジニアにおすすめのプログラミング言語は?需要の高い言語も解説/ユニゾンキャリアメディア年収の高さで選ぶ場合収入を上げたい場合は、年収の高いエンジニアが習得している言語を選ぶと良いでしょう。高収入を狙えるプログラミング言語を、ランキング順に紹介します。1位:JavaScript2位:SQL3位:C/C++4位:R5位:VBA6位:Python7位:C#8位:Java9位:Visual Basic10位:PHP年収が高い言語は、働き方や企業規模、エンジニアの経験やスキルによっても異なるため、上記のランキングはあくまでも参考程度に留めてください。参考:プログラミング言語別の平均年収ランキング!高収入を狙える言語は?/SAMURAI ENGINEER Blog日本企業でニーズがある言語を押さえてエンジニアとして活躍しよう本記事では、日本企業でニーズがあるプログラミング言語や今後日本企業でニーズが高まっていくことが予想される言語について解説しました。日本では現状PythonやJavaScript、C・C++などの言語のニーズが高く、今後はTypeScriptやGoなどの新しい言語のニーズが高まっていくことが予想されます。転職前にこれらの言語を習得しておくと、転職活動を有利に進められるでしょう。これらの言語を活用できる外国人向けのITエンジニアの求人をお探しの方におすすめなのが、外国人ITエンジニア向けの転職エージェント『G Talent』です。国内に住む外国人エンジニアのための転職サイトであり、200社以上の企業の採用支援や70ヶ国籍以上のエンジニアの転職実績があります。国籍を問わずフェアな環境で働ける企業のIT求人が豊富なので、あなたに合ったエンジニア求人が見つかるでしょう。