日本で就職・転職を希望している外国人ITエンジニア向けに、日本におけるITエンジニアの仕事の探し方をまとめました。
すでに日本で働いているITエンジニアの皆さん、海外から日本で仕事探しをしているITエンジニアの皆さん、こちらの記事を参考に仕事探しをしてみてください。
Contents
求人サイト
日本で一番利用されている仕事探しの方法は求人サイトの求人広告となります。
ここでは、外国人のITエンジニア向けの求人が多い求人サイトをご紹介いたします。
外国人ITエンジニアの求人が多い求人サイト
Daijob.com
外国人の登録者数No.1を誇る日本最大級のバイリンガル向け求人サイトです。外国人だけではなく、英語を話せる日本人もターゲットにしている求人が多くあります。
日本語・英語どちらでも求人を探すことができ、ITエンジニアの求人も多くあります。また、スカウトサービスに登録することで、企業や人材紹介会社からスカウトを受けられます。
Career Cross
Career CrossもDaijob.comと並ぶ日本最大級のバイリンガル向け求人サイトです。
ミドル〜ハイクラス向けの人材紹介会社であるJAC Recruitmentのグループであるため、Daijob.comよりもハイクラスの求人が多い印象に見受けられます。
日本語・英語どちらでも求人を探すことができ、スカウトサービスもあります。
皆さんご存知の世界最大のビジネスSNSです。日本では他の国と比べてLinkedInは採用に使われる頻度は少ないですが、外国人のホワイトカラーを採用するときには良く使われます。
そのため、外国人をターゲットにした求人が多く、ITエンジニアの求人もたくさんあります。求人に関しては、日本語か英語かどちらかで掲載されています。
TalentHub
外国人ITエンジニア向けの求人サイトです。ベトナム人のITエンジニアが多数登録をしており、完全にITエンジニアに特化した求人ばかりが掲載されています。
ただし、求人数としてはDaijob.comやCareer Crossと比較すると少ないようです(2020年3月時点)。
GaijinPot
GaijinPotは日本に住む外国人向けの情報メディアとして有名です。その中に求人サイトのカテゴリーがあり、たくさんの求人が掲載されています。
ただし、英語教師の求人が多く、ITエンジニアの求人はそこまで多くはありません。
求人サイトを使うメリット
求人サイトを使うメリットとしては、以下のようなものがあります。
- 自分の希望条件に沿った求人を検索することができる
- 求人の数が多い
- 文章だけではなく、写真や動画などの情報量が豊富
求人サイトを使うデメリットと注意点
求人サイトは人材を募集している企業が直接求人を掲載しているため、情報が主観的になる傾向があります。
客観的な情報ではないため、実際に働いてみるとイメージと違うこともあります。
そのため、面接の中で必ず確認しておくべきことは質問をするようにしましょう。
就職・転職に使われる採用企業の口コミサイト
企業から直接聞く情報だけではなく、実際に働いていた人達の客観的な情報を知りたい場合は、就職や転職するときに採用企業の口コミを確認できる口コミサイトがオススメです。
ただし、どれも日本語になります。
- OpenWork
https://www.vorkers.com/ - 転職会議
https://jobtalk.jp/
口コミがない企業もありますが、それなりの規模の会社であれば大体口コミがありますので、それを参考にすると良いでしょう。
ただし、あくまで口コミをする人が個人的に感じている情報であるため、全面的に信用はせずに、参考までにするのが良いでしょう。
人材紹介会社
求人サイトの次に良く使われる仕事探しのサービスは人材紹介会社になります。
ここでは外国人ITエンジニアの就職や転職をサポートしている人材紹介会社をご紹介します。
G Talent
https://www.gtalent.jp/
この記事を作成している外国人ITエンジニア専門の人材紹介会社G Talentです。
大手グローバル企業からスタートアップまで多くの求人があり、IT専門のコンサルタントが英語・日本語・中国語・韓国語の4ヶ国語でサポートが可能です。
G TalentのWebsiteには外国人ITエンジニアのみで常に数百の求人が掲載されており、自分に合う求人を探して応募することも可能です。
Robert Half
世界最大級の人材紹介会社の1つです。日本ではバイリンガルの日本人や外国人の転職サポートをしています。IT専門ではありませんが、ITエンジニアも利用可能です。
RGF
日本最大の人材会社リクルートグループの人材紹介会社です。グループのネットワークを生かして多くの求人を取り扱っています。
人材紹介会社は上記以外にもたくさんあるので、自分に合いそうな人材紹介会社を複数使ってみるのが良いかと思います。
人材紹介会社の場合、その企業の客観的な情報を得られることも多く、またビザや住まいなどの相談もできるケースも多いので、日本で仕事探しを始めてする方にはおすすめです。
その他
その他には以下のような方法でも仕事探しは可能です。
- 企業の採用サイトから直接応募
- 知人紹介
企業によっては、求人サイトに求人を掲載していないケースもあるため、自分が興味ある企業があれば、直接その企業の採用サイトで応募するのも良いでしょう。
ただし、企業の採用サイトは一般的に求人サイトの情報よりも情報量が少ないため、面接の中で質問をして情報収集をしたり、自分でインターネットなどで色々と情報収集をする必要があります。
また、もし日本ですでに働いている知人がいれば、知人経由で外国人ITエンジニアを探している企業を紹介してもらうのも良いでしょう。
その企業の情報に関しても、より深い情報を得られる可能性もあります。
ただし、必ずしも知人が紹介する企業が良いとは限らないので、どちらにせよ情報収集は欠かせません。
まとめ
今回ご紹介させていただいた方法やサービス以外にも、仕事探しの方法はたくさんあります。
今回ご紹介したのは良く使われている方法になりますので、あくまで参考として、自分が一番探しやすい方法を試してみてください。
日本で働く外国人ITエンジニアの方々が自分にあった職場に出会えることを心より祈っております。