ITエンジニアとしてプログラミングを手掛ける際には、開発現場で需要が高い言語を習得しておくことが大切です。需要が高い言語を使いこなせるエンジニアは転職市場での価値が高く、良い条件で転職することも可能です。この記事では、2023年最新版のITエンジニアが習得したいプログラミング言語11選をご紹介します。
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Contents
- 1 【2023年版】ITエンジニアが習得すべきプログラミング言語11選
- 1.1 Python|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.2 Ruby|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.3 JavaScript|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.4 Java|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.5 PHP|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.6 Go|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.7 React|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.8 Vue|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.9 Swift|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.10 Scala|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 1.11 Dart|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
- 2 ITエンジニアは需要のあるプログラミング言語を習得しよう!
【2023年版】ITエンジニアが習得すべきプログラミング言語11選
2023年最新版の、ITエンジニアが習得すべきプログラミング言語を11つご紹介します。
Python|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
Pythonは、InstagramやFacebookなどのSNSやGoogleなどのWebサイトで用いられている言語です。非常にシンプルなコードで読みやすくわかりやすい特徴があり、習得しやすい言語のひとつです。
Pythonでできること
Pythonは汎用性が高い言語のため、Webアプリ開発、データ分析、人工知能ソフト開発、ブロックチェーン開発、IoTシステム開発など幅広い分野で活躍します。Webアプリ開発は需要の高い状態が続き、人工知能やブロックチェーンなど注目を浴びている分野でも役立つので人気の高い言語です。
Pythonの需要
Pythonは汎用性が高いことから、Pythonを知っておくと幅広い分野で活躍できます。人工知能やIoTの普及が進んでいるため2023年以降も需要が高まっていくことが予想でき、Pythonを習得したエンジニアは転職市場の市場価値が高く年収アップも期待できるでしょう。
Ruby|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
Rubyは、日本で開発されたオブジェクト指向のプログラミング言語です。似たような言語にPHP、Perk、Pythonなどがありますが、その中でもRubyの人気が高いのは「Ruby on Rails」というフレームワークが存在するからです。
フレームワークとは、すでにできあがったプログラムの雛形の一覧であり、フレームワークを活用すれば一からプログラミングしなくても高品質なプログラムを作れるメリットがあります。
Rubyでできること
Rubyの最も得意な分野は、Webサービス開発です。2023年時点では、有名なWebサービスの「食べログ」「クックパッド」などがRubyで開発されています。
優れたフレームワークの「Ruby on Rails」を活用できるので直感的にデータベース操作ができるのもRubyの魅力です。Webサービスだけでなく、Webアプリやゲーム開発などの幅広い分野の開発が簡単に行えます。
Rubyの需要
フレームワークを活用できたりシンプルにコードを書けたりする特徴があるため、Rubyは開発を効率的に行える言語だと言えます。WebサービスからWebアプリ、ゲーム開発などの幅広い分野で活躍できるため需要が高く、習得しておくとさまざまな分野で役立つでしょう。
JavaScript|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
マウスを動かすとアニメーションが始まったり画像が横にスライドしたりなど、動きのあるWebサイト画面を良く見かけますよね。これは動的な画面の動きと呼ばれるもので、JavaScriptというプログラム言語によって実現しています。そのため、JavaScriptは2023年のWebサイト制作において欠かせない言語のひとつです。
JavaScriptでできること
Webサイトの画面はHTMLとCSSで作られますが、画面上で高度な動きを実現するためにはJavaScriptが必要です。マウスの動きを起点にしてアニメーションを動かす、演算処理を行う、Googleマップを表示させるなど、画面上の動的な動きを実現するためにJavaScriptを使います。
JavaScriptの需要
JavaScriptはWebサイト制作に欠かせないので、2023年以降にWebサイト開発を行うフロントエンドエンジニアなら習得しておきたい言語です。「Electron」というライブラリを使えば、WindowsやMac、Linuxなどのプラットフォーム上で動作するアプリを開発できます。また、「React Native」というフレームワークでiOSやAndroidアプリ用のUIデザインも可能です。パソコン上で動くWebサイトだけでなくスマホ対応の開発にも使えるので、2023年以降も需要が高い状態が続くでしょう。
Java|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
Javaは汎用性が高く世界中で使われている言語です。Googleが開発に用いる三大言語の一つでもあり、2023年時点では企業や仕事で使われています。特にインターネットとの相性が良く、YouTube、Amazon、TwitterなどのWebサービス開発やAndroidアプリの開発に用いられています。
Javaでできること
Javaの大きな特長として、実行速度が速いということがあります。そのため、高い処理能力が必要な大規模システムの開発にも適しています。開発できる分野は幅広く、Webアプリ開発、業務システム開発、Androidアプリ開発などが可能です。処理能力や信頼性も高いので、高いセキュリティレベルが求められる金融機関の基幹系システム開発などにも使われます。
Javaの需要
Java世界中で昔から使われてきた言語で、2023年時点では最も標準的な言語とも言われています。Javaを習得していれば大抵のことはできるため、需要は安定して高いです。オブジェクト指向言語なので、習得しておけば他のオブジェクト指向言語であるC#、PHP、Rubyなどの習得時にも役立ちます。
PHP|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
PHPはWebアプリ開発に良く使われる言語であり、動的にWebページを生成することができます。ほとんどのWebアプリ開発に使われるので、2023年以降のWebエンジニアなら習得しておくべきプログラム言語の一つです。
PHPでできること
ECサイト、ブログ、お問い合わせフォーム、予約システム、検索機能、ログイン機能など、Webアプリに必要なほぼすべての機能の開発が可能です。ブログで有名なWordPressも、PHPを用いた有名なアプリケーションです。
PHPの需要
PHPで開発されたWebアプリは多く、PHPを理解しておけば既存アプリの運用や機能追加などの仕事は十分にあります。2023年以降からの新規開発で利用する案件も多いので、Webアプリ開発者として活躍したいなら習得必須の言語と言えるでしょう。
Go|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
GoはGoogleが開発した言語で、大規模プロジェクトの開発に使われるプログラミング言語です。2012年にリリースされた比較的新しい言語ですが、人気が高く2023年以降もGoの活躍の場が広がっています。
Goでできること
Goは活躍の場が広く、Webサーバー構築、アプリ開発、コマンドラインインターフェースのツール開発などで採用されています。Goの特徴には、表記の揺れが少ないため多くの開発者が関わりやすい点が挙げられます。安全性が高く期処理の実装が容易というメリットがあるため、大規模システム開発にも適しています。
Goの需要
2023年時点において、海外ではYouTube、Google Chrome、日本ではメルカリ、グノシーなど多くの企業のシステム開発やサービスの開発でGoが採用されています。Goの開発者の需要は高く、習得すれば年収アップも期待できるでしょう。
React|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
Reactは、Facebook社が開発したユーザーインターフェース開発に特化したJavaScriptのライブラリです。Reactを活用することでコーディング時のコストを抑えられます。2023年時点では、FacebookをはじめInstagram・Netflixなど、世界的なWebサイト・WebアプリでReactが採用されており、日本でも採用企業が増えている状況です。
Reactでできること
Reactでは、Webアプリ開発、モバイルアプリ開発、VR開発などが可能です。小規模開発から大規模開発まで幅広く対応可能なので、汎用性が高いと言えます。JavaScriptの知識があれば使えるのもメリットのひとつです。
Reactの需要
有名なところでは、InstagramやSkype、メルカリなどで採用されています。Reactを活用すればコーディングコストを抑えられるため、多くの開発現場で活用が進んでいます。そのため、JavaScriptとセットで習得しておけば、転職市場での市場価値を高めることが可能です。
Vue|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
VueはJavaScriptのフレームワークのひとつであり、シンプルで自由度が高くうまく活用すれば開発現場の生産性を高めることが可能です。JavaScriptには多くのフレームワークが存在しますが、その中でもVueはトッププラスの人気です。
Vueでできること
Vueには、ユーザーの入力に即座に反応できたりプログラムを部品のように扱えたりといったさまざまな機能があります。これらの特徴により高度な画面開発ができ、開発現場の生産性を大幅に向上させることが可能です。
Vueの需要
JavaScriptを利用したUI開発は今後も需要が高まることが予想されます。その開発効率を向上させられるVueを使える技術者の市場価値は高く、習得しておくと役立つでしょう。
Swift|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
SwiftはiPhone、iPadなどのiOS向けアプリ開発のための言語であるObject-Cの後継言語です。Macを使って開発する言語でiOS向けのアプリ開発に特化しています。Swiftの登場によって、iOSやMacのアプリケーションはすべてSwiftで開発できるようになりました。今後は、iOS以外のアプリでもSwiftが使われることが予想されます。
Swiftでできること
Swichを使うことでiPhoneアプリ、iPadアプリ、Apple watchアプリ開発が可能です。日本向けのスマホアプリを開発する場合、iOS向け対応は必須なので、習得しておけば役立つでしょう。
Swiftの需要
日本ではiPhoneやiPadのシェアが高く、スマホアプリを開発する場合はiOS対応が必須です。さらに今後開発されるサービスはスマホファーストでの設計が増えるため、iOSエンジニアの将来は明るいと言えます。そのため、スマホ向けのツールやアプリ、ゲームの開発者なら、習得しておきたい言語です。
Scala|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
Scalaは、Javaの良さを活かして新たな仕組みを取り入れた比較的新しい言語です。作成するコードのステップ数が少なく使い勝手が良いのでエンジニアの人気が高い特徴があります。ScalaはアメリカのIT企業を中心に開発現場での導入数が増加傾向にあり、日本でも使用頻度が増えることが予想されています。
参考:Scala / スカラとはどのようなプログラミング言語か? 特徴、メリット、デメリット、活用事例を紹介/GaNEE
Scalaでできること
Javaでできることはほとんどできます。具体的には、Webアプリ開発、Androidアプリ開発、業務システム開発などが得意です。しかも、Javaで書いたコードよりも少ないステップ数で書き上げられるので、バグの混入を抑えることも可能です。
Scalaの需要
アメリカなどでは活用が進んでいますが、2023年時点では日本ではまだ活用事例が多くありません。しかし、Javaで開発されたシステムをScalaで開発し直す動きが増えているので、Scala言語の技術者の需要は高まっています。習得すれば希少価値の高い技術者として、転職市場の価値が高まるでしょう。
Dart|2023年版ITエンジニアが取得すべき言語
Dartは、Googleが開発したJavaScriptの代替言語です。登場してしばらくはマイナー言語でしたが、Googleが開発したモバイルアプリケーション開発フレームワークFlutterの登場により注目を浴びることになりました。
Flutterは異なるOSのスマホアプリをまとめて開発できるため、現在は世界中に広まっています。DartはFlutterで使われているため、Flutterと共に認知度がアップしました。
Dartでできること
スマホアプリ開発を行う場合、AndroidとiOSのどちらにも対応しなければなりません。その際にFlutterを使えばひとつのコードで2つのOSに対応できます。Flutterでアプリ開発をする際に、Dartが必要となります。
Dartの需要
スマホアプリ開発の現場でDartやFlutterを使えれば、AndroidとiOS対応の開発の生産性が向上します。今後もスマホアプリ開発の需要は続くことが予想されるので、習得しておくと役立つでしょう。
ITエンジニアは需要のあるプログラミング言語を習得しよう!
この記事では、2023年最新版のITエンジニアが習得すべきプログラミング言語11選をご紹介しました。プログラミングの現場でITエンジニアとして活躍したいなら、需要の高いプログラミング言語を習得することでエンジニアとしての市場価値が高まります。それぞれのプログラミング言語の特徴や実現できることは違うので、現場に合った言語を習得しましょう。
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